【感想・ネタバレ】井沢式「日本史入門」講座(3) 天武系vs.天智系/天皇家交代と日本教成立の巻のレビュー

あらすじ

独自の歴史眼で新しい日本史を紡ぎ出す井沢元彦、渾身の歴史シリーズ第三弾! 今回のテーマは、ズバリ「皇室」。なぜ、そしてどのようにして天武系から天智系に天皇がシフトしていったのか? この謎を解くカギは、道鏡と称徳天皇の関係にあった――。古代史最大のスキャンダルに秘められた皇位継承争いの真相に、井沢史観が鋭くメスを入れる!

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Posted by ブクログ

2010/1/8 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/2/22〜3/5

井沢史観で読み解く天智・天武と日本教。歴史に宗教観を持ち込むという手法については大賛成。すべて正しいとは思わないが、教科書に書かれてあった歴史よりはよっぽど説得力がある。

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2014年03月05日

Posted by ブクログ

日本史を新たな視点から切り込む著者の「入門」シリーズ。このシリーズは、逆説の日本史の入門編の位置づけなのだけど、そもそも詳細な日本史の知識のない自分には、十分に充実した内容です。
第3巻は天武天皇系、天智天皇系の皇位継承の争い。女系天皇は最近話題ですが、この時期にも男子が生まれず、一時的に女帝が何人か登場しているんですね。ただし、女系ではなくしっかりと男系DNAは引き継いでいた、というのはけっこう綱渡りだったんだろうな。
最後の万葉集と柿本人麻呂の話は、個人的には天皇家の話題より面白い。

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2012年01月06日

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