井沢元彦のレビュー一覧

  • 逆説の日本史17 江戸成熟編/アイヌ民族と幕府崩壊の謎

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    ネタバレ

    今回も面白く読んだ。
    前半はアイヌ。
    国学の成立~各藩の藩政改革などなど。

    日本の舗装率の低さと、江戸文化というかその頃の思想、生き方はなるほどなぁと思った。
    それにしてもエコな社会だったようだ。

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    2014年06月26日
  • 逆説の日本史11 戦国乱世編/朝鮮出兵と秀吉の謎

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    豊臣秀吉と言う人物にスポットを当ててその生涯と、秀吉がなし得たこと、なし得なかったこと、信長や家康との関係、などについて分かりやすく解説されている。

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    2014年06月16日
  • 逆説の日本史15 近世改革編/官僚政治と吉宗の謎

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    第1章 徳川幕閣の展開と改革1
    第2章 徳川幕閣の展開と改革2
    第3章 徳川幕閣の展開と改革3
    第4章 徳川幕閣の展開と改革4

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    2014年05月29日
  • 逆説の日本史14 近世爛熟編/文治政治と忠臣蔵の謎

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    激動の時代が幕を閉じ、平定後の江戸時代の文化・政治を中心に論説が展開される。戦国時代からすると歴史的変化に乏しい時代のため、人それぞれ興味の問題ではあるが、個人的には些かダイナミズムに欠ける。

    第1章 忠臣蔵、その虚構と真実編
    第2章 将軍と側用人システム編
    第3章 大坂・江戸 大商人の世界編
    第4章 明と日本編
    第5章 琉球王国と日本編

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    2014年05月29日
  • 逆説の日本史13 近世展開編/江戸文化と鎖国の謎

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    流し読み。戦国時代から江戸時代初期までの変容を、主に文化的側面から解明している。筆者の知見の広さにはいつもながら驚かされるが、戦国時代編と比べると若干退屈な内容か。

    第1章 徳川幕府の展開1
    第2章 徳川幕府の展開2
    第3章 戦国文化の江戸的変遷1
    第4章 戦国文化の江戸的変遷2
    第5章 戦国文化の江戸的変遷3
    第6章 武断政治から文治政治への展開

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    2014年05月20日
  • 逆説の日本史12 近世暁光編/天下泰平と家康の謎

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    戦国時代もいよいよ終幕、天下泰平の徳川家康に焦点を当てる。魑魅魍魎の乱世を巧みに生き残り、権謀術数を尽くして75歳で天寿を全うした家康は、戦国時代の締めにふさわしい人物ともいえる。

    学校では無味無臭な日本史が、歴史好きな筆者にかかるだけでこれほど人間関係に溢れた躍動感ある物語に思えることに毎度驚かされる。のちの明治維新につながるさ薩長の外様大名としての怨念は生きた歴史を感じさせられ、ちょっとした感動を覚える。

    中身はとても面白く勉強にもなるのだが、「史料はない/史料はこうでも常識で考えればこうだ。だからこれで間違いないはずだ」という論法が多々展開されており、著者が度々批判する史料絶対主義の

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    2014年05月15日
  • GEN 『源氏物語』秘録

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    「源氏物語」つながりでひっかかったので読んでみたのですが、なんか思ってたのとちょっと違ったな。
    結局、源氏物語多作者説ってのはどうなのよって扱いで、そこがむしろメインではなくなってしまうけど、南北朝時代の天皇正当性とかなかなか興味深かったです。
    日本史おもしろいなぁ。
    ちょっといろいろ中途半端な感じになってしまったのが残念だったけど、おもしろかったです。

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    2014年04月16日
  • 英傑の日本史 浅井三姉妹編

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    大河ドラマでも取り上げられやすい題材に乗ったかのような一冊。著者の論点はなかなか他に見られないので面白い。三姉妹そのものの話よりも周辺の人たちのエピソードの方が面白かったのは、著者としてはどう思うのだろう。家光の出自については、まぁそういう説もあるよね(聞いたことはあるよ)という感じだが、腹に落ちる感じはしなくて、もうちょっと証拠が欲しいところ・・・小説にする分には充分に楽しめる題材にはなると思うが。

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    2014年03月01日
  • ダビデの星の暗号

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    文豪芥川龍之介は、掛け軸に隠された暗号の解読を友人から依頼される。
    暗号は江戸時代初期に仙台で起きた伊達騒動の真相に迫り、芥川はいつしか、伊達騒動と同時期に退位された後西院天皇の名前にまつわる謎や、日ユ同祖論に絡む組織の暗躍に巻き込まれていく。

    芥川龍之介がどんな人物だったのかは知らない。フィクションではあるけれど、作品にあるような姿だったのかもしれないと思えて楽しい。

    江戸川乱歩が友情出演のようにちょっと出てくる。どうせならコンビを組むぐらいの活躍をして欲しかった。

    日ユ同祖論はどのように絡んでくるのだろうと期待していた。タイトルも「ダビデの星の暗号」だし。でもただ強引に出てきたかのよ

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    2016年02月12日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    ううん、冗長すぎる。というか梅原信者か?頭をよく使って、楽しい読書とはいえるのだが、謎解きと物語があんまり寄り添ってないので、別々の、歴史ミステリー本と、小説を読まされている感じ。

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    2014年01月31日
  • 逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎

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    流し読みのため第4章のみ通読。能が怨霊との絶縁体として面を用いている、将棋は死穢の思想を反映した戦争ゲームではなく経済ゲームになっている、などなど。鋭い洞察が随所にみられる。筆者と読者の温度差を多少感じつつも歴史を振り返ることができる良書。

    第1章 「懶惰の帝王」足利義政編
    第2章 日野富子と傀儡政権編
    第3章 国一揆と一向一揆編
    第4章 室町文化の光と影編

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    2014年01月31日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

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    読み流し。

    第1章 鎌倉以前の仏教編
    第2章 浄土門の聖者たち編
    第3章 道元と日蓮編
    第4章 元寇と日本人編
    第5章 後醍醐天皇の野望編
    第6章 後醍醐天皇の新政編

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    2013年12月20日
  • 逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎

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    着眼点は面白いのだが回りくどい。この3つのテーマで400頁超も必要なのか?と思ってしまった。テーマの興味有り無が好き嫌いの分かれるところ。

    第1章 道鏡と称徳女帝編
    第2章 桓武天皇と平安京編
    第3章 『万葉集』と言霊編

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    2013年11月08日
  • 伝説の日本史 第1巻~神代・奈良・平安時代 「怨霊信仰」が伝説を生んだ~

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    伝説をただのでっち上げでなく、どうしてできたのかという背景を知ることが必要と作者は説く。証拠はないけど推論としては面白い。

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    2013年11月07日
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編

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    著者の独自解釈を楽しむ本。この人も武将をサラリーマンになぞらえるのが好きで、現代価値観の援用連発に、ホンマか、とは思う。皆が社長を目指さないのと同様、信長が生きていた頃は、天下統一は織田信長と武田信玄しか考えてなかったという主張。

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    2013年11月05日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    ネタバレ

    常識を以って定説を疑う。論証手法に些かの癖と難があるものの、目の付け所は面白い。本巻は建国から奈良時代あたりの、聖徳太子と天智天武天皇がメイン。テーマによって人それぞれ好き嫌いが分かれると思うが、本巻については私自身はあまり興味が持てなかった。この古代日本史に興味がある方にはおすすめだと思う。

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    2013年10月26日
  • やっかいな隣人 韓国の正体―-なぜ「反日」なのに、日本に憧れるのか

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    ネタバレ

    ▼井沢元彦さんが韓国人が何を考えているのか疑問を投げかけ、
    それに対して呉善花さんが応じるというようなインタビュー形式?対談形式?になっています。

    ▼多くの日本人がどうして?と思っているような事柄が
    問題提起されていて、「あーそれそれ、それ聞きたかった」と
    思った部分もたくさんありました。

    ▼物の考え方や価値観・美意識・習慣が日本と韓国では大きく違うということがハッキリとわかりました(知ってたけど)。

    ▼腹立たしいのは、フェアプレイが求められるスポーツでも、韓国人は勝つためには何をしてもいいと思っているらしく、危険なプレーや反則なども平気で仕掛けてきます。負けたくないという気持ちはわから

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    2013年09月06日
  • なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 新・言霊論

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    言霊、に目をつけたのはとてもいいと思ったんだが、むっちゃ我田引水感が溢れかえっていて決壊しそう。
    目に付いた事象に無理やり解釈してるようなところがあって、トンデモな香りがする。
    認知的不協和とか、ハレとケガレとか、他にもキーワードは色々ありそうだが、言ってる本人が言霊に祟られてるんじゃないかなあ。
    言葉に、想いを乗せること自体が、そんなに悪いとはどうにも思えん。

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    2013年07月30日
  • 逆説のニッポン歴史観

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    逆説シリーズを読んでいるので、氏の歴史観は理解できる。

    この書では、朝日新聞を中心にして、メディア批判をしてる。氏の主張はよく分かるのだか、最近、世の中が、だいぶ右傾化してるように感じる。井沢氏に言わせると、マトモになってきたということになるのだろうが、ほんの少しの危うさを感じるのは、私だけだろうか。

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    2013年06月08日
  • 逆説の日本史13 近世展開編/江戸文化と鎖国の謎

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    何となく、文化を中心においた巻は、少し弱いきがする。

    非武装中立論の危うさを聞かされるのも、もうお腹いっぱいという感じ。

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    2013年06月08日