井沢元彦のレビュー一覧

  • 逆説の日本史9 戦国野望編/鉄砲伝来と倭寇の謎

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    沖縄の歴史や倭寇の正体の解明など目からうろこがぽろぽろでした。日本人が大好きな戦国時代も独自の視点で再分析。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

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    自分、足利将軍で知っているのは初代・尊氏、三代・義満、十五代・義昭の3人でした…恥ずかしながら。
    5代将軍・義教を初めてこの本で知りました。そして衝撃を受けました。織田信長以上の魔王だった将軍・義教!!信長も秀吉も、家康でさえ天下統一事業は、足利義教の真似をしただけなんですねぇ。
    こういう人物がいたと云う事を抹殺している教科書って何なんでしょう??
    絶対的な権力を握らなければ、国の治安は維持できない。足利幕府は有力武家と対等の存在であり、決して徳川幕府のような絶対的権力を持っていなかった…それを改革し、足利幕府中心の国家を築こうとした義教の野望をとても興味深く読ませて貰いました。

    そして3代

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

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    逆説の日本史第6巻。
    鎌倉仏教の成立、元寇、鎌倉幕府の崩壊と後醍醐天皇の野望が描かれている。いよいよ混迷の時代に突入してきました♪日本の仏教についてホントにわかりやすく書かれていて楽しめました♪そして、日本人にとって未曾有の危機であった元寇の勝利は、ビギナーズラックであり、その勝利が太平洋戦争における日本の降伏にまで繋がっている事。歴史って、「鎌倉時代」「室町時代」「安土桃山時代」みたいに、時代ごとで完結しているワケではなく、必ず繋がっているんですよねぇ。そういう風に歴史をみなけりゃイカン!!!
    後醍醐天皇、足利尊氏、新田義貞、楠木正成…好きな歴史上の人物が大挙して登場する時代で一気に読めまし

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎

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    逆説の日本史第5巻
    鎌倉幕府の成立と、武家政治の確立が描かれている。
    何故、源頼朝は弟義経を殺したのか??結構、義経が悲劇の武将と思われているけど、この本を読むと、義経が如何に軍事の天才であっても、ただそれだけの事であり、兄頼朝からみれば、兄の意志を無意識のうちの挫いていたんだねぇ。兄は政治家として大局を見極めて動こうとしていたのに…義経はそんな兄の心を知らなかった…。

    今までの義経イメージが覆されました。そして源氏は何故三代で滅んだのか!!そりゃ、そうなるよねぇ〜と思わずにはいられませんでした。鎌倉幕府とは武家の寄り合い所帯で源氏はそのお飾り的存在だったんだよね結局は…。そして執権・北条一

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎

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    逆説の日本史第4巻!!遂に武士・侍・もののふ(くどい!)が登場します♪
    「源氏物語」「竹取物語」に隠された意外な事実!!とても面白かった。自分は、日本史の授業は、現代史を小学生の頃からしっかり教えた方が良いと思っていた。「大宝律令」や「大化の改新」よりも、近代日本史を教える方がより身になると考えていたが、このシリーズを読んでその考えが変わった。この本を読むうちに“歴史は繰り返す”と云う言葉が脳裏に浮かんで消えないのである。
    平安時代が、今の日本の状況と酷似している事。何故、日本人は軍隊を毛嫌いするのか?憲法第9条で軍隊を放棄しておきながら軍事力(自衛隊)を有し、しかも自衛隊法と云う法律まである

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎

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    「逆説の日本史」第3巻。桓武天皇の平安京遷都の理由とは??そーだったのかぁ〜!
    と楽しく読ませて貰いました。このシリーズで日本史の授業をすればいいのになぁ。と感じずにはいられないです。資料至上主義や西欧の合理的解釈では、この国の本当の歴史は判らないという事がヒシヒシと伝わります。特に「言霊(ことだま)」(昔、言語が発せられるとその内容が実現すると、信じていた【岩波国語辞典】)というキーワード。辞書では、昔と言っているけど、この言霊が現在の日本人の潜在意識の中にもあり、それにしばられている事実!!!
    結局日本人て、千年以上も前から基本的には変わってないんじゃん!
    自分の根っこを感じさせてくれるシ

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎

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    このシリーズは「日本人」を知る上で、かなり重要な本だと思います。言葉遣いをセンセーショナルにしすぎなのは、ちと頂けませんが、歴史じゃなくて思想を主題においているからしょうがないのかな。

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    2009年10月07日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

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    重いな。鎌倉から室町への変革期、そして南北朝、太平記の時代。自分の中で抜け落ちていた部分にどんどん惹かれていく。鎌倉と室町に違いは何か?南北朝が現代に及ぼしている影響は?『天皇になろうとした将軍』と内容がかぶりまくるので少ししつこさを感じるが、この本のおかげで時代を俯瞰することができる。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎

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    重いな。
    室町幕府、応仁の乱あたりの歴史は前に鎌倉、後に戦国時代があるためにそれらにばかり目が行ってずっと見過ごしてきた。ところが現在の日本の原型は室町から来ているという。我々が持つ旧い日本的なイメージというのは室町発祥らしい。俄然この時代に興味が湧いてくる。
    このシリーズは文章がしつこいのが難点だが、各時代のポイントを知る為のIndexとして非常に有用だ。

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    2009年10月04日
  • 真・韓国の歴史 なぜ「反日」を捨てられないのか

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    興味深く読めたが、本人が歴史学者と自認している割に出典の明示がないこと、主観的で独善的な書き方が気になった。

    調べてみると、やはりいわゆる学術的な評価は少ないようなので、本書の内容は面白く、新たな興味が湧いてくる功はあるが、鵜呑みにすることの危険性を孕んでいると思った。

    当然、フィクションや決めつけを真実と考えるひとも多いと思うし、これはSNSのフェイクニュースをやみくもに信じることと大差ない。

    他の著書でも検証したい

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    2026年05月24日
  • 逆説の世界史1 古代エジプトと中華帝国の興廃

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    ゴールデンウィークは積読解消運動を実施してます。
    そして、ゴールデンウィークという名前はテレビでは基本使わないという事を今更ながらに知ってショックだった。
    というのは置いといて、今回はずっと眠っていた逆説シリーズを整理。
    エジプトの話というよりも中盤から後半にかけてのロゼッタストーンに興味があって購入した記憶があるけど、いざ読んだらハマらなかった。
    熟成期間が長すぎたのかも!

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    2026年05月05日
  • 逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎

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    前作に続き、井沢氏の歴史学者に対する非難が多くて疲れた…が、天皇の謚の法則や天智天武天皇の関係の話は、引き込まれるところがあった。

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    2026年04月28日
  • 真・韓国の歴史 なぜ「反日」を捨てられないのか

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    韓国がいかに中国の影響を受けているのかを再認識した。半日というのも韓国や中国にとってはナチュラリズムの一つであり今後数十年間で無くなるものでもないと感じた。

    さらに日本人と韓国人の間には中国の朱子学をもとにした乖離があり、ここはわかりあうことが難しい。とはいえ、若年世代による文化的な面では両者は以前より接近している。これはこれ、それはそれで上手くやっていくしかない。

    あと、この本を鵜呑みにせずにいろんな方向からの知見を学ぶこともかなり重要である

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    2026年02月26日
  • 六歌仙暗殺考

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    ネタバレ

    不可解な心中事件から始まった連続殺人事件。被害者たちは南条圭が探す六歌仙の歌仙絵を所有していた。

    同じ六歌仙を題材にした作品でも『QED』と比べると面白味が…。事件の繋がりの秘密がイマイチで、もう一捻り欲しいかな。

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    2026年01月31日
  • 逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎

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    井沢氏の説がすべて正しいかどうかはともかくとして、『逆説の日本史』を読んでいつも思うことは、もっと疑問を持たないとだめだなあ、ということである。なにしろ、日本史というやつはけっこうくせものでしょう?基本的なところは小学校高学年の頃から勉強してきているわけで、そうすると見過ごしたまま思いこんでいることって案外多いのではないだろうかなあ?
    例えば、今巻の山場は「天皇になろうとした将軍」足利義満のところだと思っていたら、それ以上に考え込んでしまったのが「恐怖の魔王」足利義教……。義満についてはけっこう詳細に学校でも教えていた記憶があるんだけど、その上辺が同じでもモチベーションがこれだけ異なると面白い

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    2026年01月26日
  • 逆説の日本史18 幕末年代史編1/黒船来航と開国交渉の謎

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     江戸時代も幕末になると登場人物がとても豊かになるのだが、あれほど強固な支配体制を確立したはずの江戸幕府の人材がとても貧困なのには驚くほどだ。そもそもロシアやアメリカから紳士的な開国の申し入れを18世紀末には受けていたにもかかわらず、それについて全く対応せずに放置していたのだから、ペリーが強圧的に乗り込んできたのは当たり前だといえる。しかも日本の兵器は戦国時代のままで、火縄銃や青銅製の大砲だったのだから、全く勝負にならないにも関わらず、外国勢の申し入れに対応しなかった。考えてみれば日本は鎖国といっても、オランダや中国とは交易していたのだから、海外の情報は取得しようと思えば容易に取得できたのだ。

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    2026年01月10日
  • 逆説の日本史16 江戸名君編/水戸黄門と朱子学の謎

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     江戸時代における名君の代表として、水戸光圀と保科正之と上杉鷹山を取り上げている。水戸家は徳川家を存続させるために家康が用意した御三家の一つだが、家康は単純に御三家を同一に扱うのではなく、尾張と紀伊の子孫には天皇家の血が入り込まないようにする一方で、水戸家は天皇家の血を入れて、もし徳川幕府が揺らぎ天皇家が世を治める時代が来た場合でも、水戸家が天皇側につくことで徳川家を存続させようとした。
     その水戸家2代目の藩主が光圀であり、光圀は将軍家に対して単純に服従するのではなく、批判的な意見も述べる名君だったのだ。光圀は水戸家初代の家康11男頼房の三男なのだが、兄の長男頼重が水戸藩よりも格下の高松藩の

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    2026年01月07日
  • 困った隣人 韓国の急所

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    少し古い本で、朴槿恵大統領が就任した頃の対談。
    こういう本て、その時点の状況がかなり影響する。この時点から大分状況は変わっているが、日本側が、もう韓国疲れして来たのは事実のような気がする。かなりマスコミとか政治に入り込んで来てるんで色々煽ってくるし、乗ってる人もいるが、疲れた。

    自民族優越主義と、大家族主義と、朱子学に基づく聖なる先祖と、歴史と事実から学べない演繹思考。

    別にいいが、一旦完全に突き放してお互い頭を冷やす時間と空間があっていいんじゃないかと、常々思う。
    とにかく、我が国の文化との相性が悪すぎると、この手の本を読むといつも思う。

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    2025年12月01日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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    ネタバレ

    古代歴史ミステリー。最近この時代の本を読むようになって、中学高校での授業がいかにつまらなかったかを実感している。
    井沢氏の論法は回りくどい印象はあるが、卑弥呼=天照大神説と、古代天皇家=朝鮮人説は納得できるし、面白かった。「わ」=話し合い至上主義も納得。
    もう少しロマンを感じられる書き方のほうが好きだなー。
    日本への愛国心を今更ながら育てられる1冊だった。

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    2025年08月31日
  • 紫式部はなぜ主人公を源氏にしたのか

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    藤原家の最大のライバルは、賜姓源氏だった。源高明らを失脚させた藤原氏は、源家たちの怨念が恐ろしくて、賜姓源氏の光源氏に栄華を極めさせることで鎮魂したのだ。伊勢物語も、古今和歌集も、平家物語、太平記などもみな鎮魂の書なのである。藤原氏は政争に敗れた紀氏の紀貫之に古今和歌集を編纂させたし、藤原氏のために失脚した紀家出身の惟嵩親王に連なる小野小町や在原業平、文屋康秀、僧正遍照も失脚したが、六歌仙にされているのである。惟嵩親王が最後に隠棲したのは、滋賀県の小野の里であり、ここは小野小町一族の土地だった。能も鎮魂のためのものであり、能で面をかぶっているのは、恨みを自分の身に受けないためである。
    日本伝統

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    2025年07月16日