井沢元彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読もう読もうと思っていたけど、なかなか縁のなかった日本史推理エッセイ集。近所の怪しげなDVD屋で50万円で売られていたので、まず1巻を購入。さすが乱歩賞受賞の井沢元彦さんの著作だけあって、学術書の雰囲気はなく、娯楽性の高いエッセイ集でした。個人的には歴史推理モノは好きで、「隠された十字架」(梅原猛)、「成吉思汗の秘密」(高木彬光)、「時の娘」(J・ティ)は夢中で読みました。本作も時間を忘れさせてくれました。
本書はもともと「週刊ポスト」(小学館)が平成4年から続いている連載。ある程度、内容がたまると単行本として刊行され、現在26巻「日露戦争と日比谷焼打の謎」が発行されています。
本書で井沢 -
Posted by ブクログ
この本は、日本史を新しい視点で丁寧に説明してくれるので毎回楽しみながら読んでいる。歴史上の出来事はそれなりに知っているのだが、その出来事が起こった理由や背景についてはよくわかっていないのが普通である。この本によって歴史に興味を抱いた人は大勢いることだろう。
日清戦争や日露戦争については、勝ったという事実だけ教えてもらったが、どうして勝てたのかについてはなんとなく理解しているだけである。よっぽど中国やロシアが弱かったのだろうと漠然として思っているだけであった。しかしこの本を読んでわかったのは、まさに奇跡的な勝利なのである。清の北洋艦隊というのが、7,300トン級の戦艦に対し日本は4,000ト -
購入済み
爽快感さえ覚える
作者は「逆説の日本史」で有名であるが、この作品はその前身とも言うべき本である。
「逆説の日本史」と内容がかぶっているのはやむを得ないが、イッキ読みする日はこれくらいのボリュームがちょうどよい。
怨霊信仰 言霊 というキーワードを使って歴史の謎を解き新解釈を加えてゆく手法には、いつものことながら爽快感さえ覚える。もっとも牽強付会のきらいがないでもないが。