井沢元彦のレビュー一覧
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朱子学の輸入。力で天下と取った覇者と徳で治める王者の区別。徳川は覇者だと言われては困る。王者である天皇から統治を任されていることにしよう。その後、本来の王者たる天皇に仕えるべきという考えにつながる。▼殷(商)は周に滅ぼされ、各地で商売をはじめた。商人と呼ばれるように。『学校では教えてくれない日本史の授業』
元寇。武士の手柄を軽視する貴族は、あれは神風のおかげだと吹聴し、武士の功績を認めなかった。▼オーストラリアにやってきたヨーロッパ人。見慣れない動物がいたので、原住民に「あれは何という動物か」と聞いた。原住民「カンガルー(私は知らない)」という話は都市伝説。『日本史神髄』
伊藤・高杉のおか -
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ネタバレ職場の上司からおススメされました。古代怨霊編です。
実はだいぶ前に1巻を読んでいました。
その後続かなかったのは、面白かったのだけど、著者の、史料至上主義である主流の歴史学者への批判が多すぎてちょっと疲れた・・・その間にマイブームが去ってしまった、という感じです。
この度久々に著者の本を読んだら、やっぱり主流の歴史学者たちへの批判が多かったのですが、今回は本来活字として残せないようなレアな講演会を聴いたような面白さを感じました。
この印象の差はなんだろう?
本書の扱った時代は聖徳太子から桓武天皇あたりの、私が歴史上一番好きな時代なので、既にたくさんの方が様々な説を唱えていることを知ってい -
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内容は日英同盟後の日露戦争あたりの内容。ただし前半は明治維新以降の文化(言葉や演劇、歌など)の歴史が詳しく書かれており興味深くもあり、かなり長いとも思った。後半はやはりロシアと日本の関係を思い出すには十分な内容。現在の日本は平和を推進する国として抗戦的な考えは一切受け入れられないが19世紀初頭は全く違った。欧米はアジア人を下に見ていたし、植民地にし放題だった。またアジアで力を合わせて対抗しようにも当時の中国、朝鮮は朱子学に毒され近代化できず全く頼りにならない。そんな中ロシアはルール度外視で露骨に侵略を続け日本に迫った。これに対して外堀として満州を内堀として朝鮮を手に入れた日本は侵略というより
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この巻は、第一章が「日本語改造計画の悲喜劇」で当時日本語はやめて英語にしようとか、ローマ字で書こうとかの動きがあったこと。第2章で「演劇そして芸術一般の変革」として日本の演芸に女優が再登場したことなどが書かれている。どうもこの文化史というのが私は苦手でとても興味深いことが書かれているのだが、読むのが結構キツかった。第3章の「ロシア帝国の横暴と満州」は本当に面白かった。ここのところがわからないとなぜ日本が国力10倍のロシアと戦争をしたのかがわからない。そもそもなぜロシアが清帝国の領土を跨いでシベリア鉄道を敷設できたのかがわからない。日本が支配した満州鉄道がどこの部分だったのかも知らなかった。こ