井沢元彦のレビュー一覧
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井沢元彦氏の書く歴史はとても面白い。というのも正しく歴史的な事実と向き合っているからだ。韓国の何が問題かといえば、歴史教育から言ったら問題だらけである。日清戦争で日本が中国に勝って朝鮮の独立を認めさせるまで、朝鮮はずっと中国に聴講する属国であったにも関わらず、日本に植民地支配されるまで、ずっと独立国であったということを全国民ほとんどが信じ込んでいる。そして韓国のほとんどの人が自分の祖先は貴族(ヤンバン)だと主張する。日本の文化は全て韓国のコピーであると主張するのだ。
なぜそうなのかということが、よくわかる本なのだが、これだけわかりやすく丁寧かつ論理的に説明してくれる歴史家?は他にいないのだ。 -
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吉田松陰やばい。
それを許す風土の長州藩もやばい。
老中を暗殺するから大砲貸してくれ、というのはヤバすぎる。
一君皆臣思いついたのすごい。朱子学と神道と国学が混ざったのね。
でも、日本書紀を聖典としたのは危うすぎる。吉田松陰はぶっ飛びすぎていてすごい。
幕末の裏キーマンとして、井伊直弼と孝明天皇が出てくるのが良いですね。反面教師として。井伊直弼のおかげで、倒幕の火が燃えたという点。そして一橋派と南紀派の虚しい政争が全てとなってしまった井伊直弼の悲しさ。
天皇の気持ちを聞かず、勝手に推察し暴発。これが、江戸で培養された朱子学と神道のメンタリティ。忠臣蔵で、主君のための暴発は美徳とされ、純粋培養 -
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ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の解像度が上がった。なにより著者の熱量があり分かりやすく語ろうとする文章が個人的にはハマった。
内容的には知ってる人からすればなんてことないかもしれないが、やはりユダヤ教の排他的教養…神を信じなないことイコール悪みたいな…そこに争いの根源があるように思えてならない。モーセやキリストやムハンマドは、あるいはその言葉を書き留める者は、なぜこのような偏りを是としたのか。いくら奇跡とセットでも残念でならない。
話の本筋ではないが、聖書などの話が神話ではなく実話ベースとして考えられているのが興味深かった。まぁいくらなんでも、完全な作り話がこんな影響力のある話にはなりえない -
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北方史かー、と読んだが、そう考えるのは違いますね。筆者の言うとおり、辺境のことは日本のことである。蝦夷地が江戸の幕末の熱い衝突地なんですね。アイヌはコメがないから交易でしか生活できなかった、というのが辛すぎる。
読むほど、田沼意次の先見性と、その後の松平定信以降の落差。朱子学の毒は凶悪ですね。
江戸中期に、松平定信が馬車の利用の提案を退けてる。それは発展させないため。江戸はタイムカプセルのように保管された、ある意味理想的な世界。競争を減らすこと、エネルギーを使わないこと、その代わりに得られる安寧。
だがその安寧を止めるのが、ロシアやアメリカの船。そして交渉する老中たちの愚かさ。びっくりするほど -
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日本史の通史を書いてくれる井沢氏が数年前に「お金の 日本史」という2冊の本を書いていたようで、最近本屋さんで見つけましたが、この分厚い本は、その2冊を合冊したとのことです。
500ページ近くある本で、読み応えがありましたが、日本のお金に関する歴史を中世あたりから現代に至るまで、その時期に起こった事件と一緒に解説してくれています。
現在の貨幣制度に行き着くまでに多くの試行錯誤を通してきましたが、それらがどのように繋がっているかも井沢氏のおかげで少し理解できました。これからも、様々な分野において歴史を楽しみたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・天智と天武 は「唐と協力するか -
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ネタバレ対談はとても興味深かった。
どの信者も自分の宗教を悪いものだとは捉えておらず、表面的には「他の宗教が寄り添っていない」という構図に見えた。
しかし一方で、それは自分自身も相手に寄り添う姿勢を十分に持てていないということの裏返しでもあると感じた。
だからこそ、対立が生まれ、仮に「寄り添い」を見せているように見える場面でも、そこにはお互いの利害関係が前提として存在し、真の意味での寄り添いにはなりにくいのだと思う。
また、日本人としての価値観の背景にも改めて意識が向いた。
神道的な精神や「和を重んじる」という考え方は、無意識のうちに自分の中にも根付いているのだと感じた。
特に靖国神社の問題につ