井沢元彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新聞記者とカメラマンのカップルが、原子力発電所「スーパーみらい一号炉」の取材中に、大地震に襲われ大爆発します。
その爆発の衝撃で、二人は「扶桑国人民政府」という「もうひとつの日本」にタイムスリップしてしまいます。
60年安保闘争の時に日米安保条約が破棄されたために、日本は共産圏に編入されていました。
そこにはもはや日本はなく、現代の北朝鮮のような国になっていました。
一歩間違えば、日本もそうなっていたかもしれません。
今も、そのような結末を望む、左翼たちがうようよいますが。
憲法9条を守ろうとする人々は、日本を滅ぼしたいのでしょうね。
特に許せないのは、憲法学者どもですよ。法律を学んだものな -
Posted by ブクログ
ネタバレ飛鳥時代の日本すっげぇ面白い!偽りの歴史が剥がれ落ち、覆われていた史実が表出する感じがたまらん。嘘ばっかり!
天智天皇とか天武天皇とか持統天皇とか日本史の授業でもしっくりこなくてなかなか覚えられなかったのは、論理的にストーリー性が無かったからだと思っていたんだけれど、ようやっと歴史物語として理解できた感じがある。
やっぱ嘘ついてたんだな。そりゃそうだ。現代だって政治家はいっぱい嘘をついて、ぎりぎりの国際関係を維持したりしているんだ、古代にやってないわけがない。
天智天皇と天武天皇のところがやっぱ面白かったな。天皇の謚号の由来から二人の関係性を明らかにしていくところはシビレタ。
壬申 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本史陰謀論の傑作。歴史は勝者の論理の創作物、だから深読みが必要。多面的な歴史の見方ができるようになる本。「歴史ってこんなに面白いんだ。」と思えるようになる一冊。
やはり日本史の知識を楽しく味わうには、こういった陰謀論的な見方が重要だよね。学生の時に初めて読んですっごく楽しかったし、歴史の見方が大きく変わった。
いったん高校までの普通教育を終えた人はこれで勉強しなおすと、歴史を楽しめるようになるかもね。
気になるところが多くて、読書メモがいっぱいいっぱいになってしまった。ということは良書の証なんだろう。
邪馬台国の所在論争の考察は非常に面白い。しかし、難しいだろうな。予備知識の -
Posted by ブクログ
ネタバレ「水に流す」という考え方は日本だけ!?
日本以外の仏教は霊の存在を認めていない!?
パスポートに信じている「宗教」を記入しなければならない理由とは!
なぜ同じ宗教の中で派閥があり、派閥同士が争うのか。
なぜ互いに平和を望みながらも争いをやめられないのか。
なぜ相手をそこまで敵視できるのか。
我々が世界各地から発信される情報を読み聞きするたびに浮かぶ「なぜ?」を解決する鍵は《宗教》にあった!
大胆な歴史推理に定評のある井沢元彦氏が、キリスト教やイスラム教、仏教や神道など、日本人に身近な宗教を素人にも解りやすく解説した宗教講座。これを読めば海外でしてはいけないこと、すれば喜ばれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「風が吹けば桶屋が儲かる」。この諺のように、ものごとにはすべて因果関係があり、この「因果関係」の考え方こそ、歴史を学ぶ上でもっとも意識すべきものです 三大改革(享保、寛政、天保)は市場の米価格を暴落させた 家康が儒学の数ある派閥のなかでも特に朱子学を奨励してのは、第二の明智光秀がでないようにするためだと思います 黒船ショックとは日本が世界一危険な国に変わったことだ 日本の危険性を見抜いていた男、林子平 ロシアが日本に開国を求めて来たのはシベリア開発に必要な「食料調達」が目的だったのです 貴穀賤金 我々日本人は、稟議書を回すことで、形の上でではありますが、話し合いを行ったことにしているのです 「