井沢元彦のレビュー一覧

  • 歴史を人生の武器にする

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    ネタバレ

    逆説の日本史ファンとしては

    ダイジェスト版という感じです。

    忘れていたこともあり

    ちょっと

    懐かしかったです。

    また機会を見て

    逆説の日本史を 読み返そうと

    思っています。

    歴史は 単なる 暗記科目ではなく。

    現在を生きる

    私たちの 指針になると

    井沢歴史に触れるたび

    いつも 痛感します。

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    2021年07月14日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    古文、日本史に興味がある人は始めの百ページをちょっとレクチャーと思って我慢(^^) 読み進むと、おー!凄い世界へ。
    最後まで引き込まれてしまいました。

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    2021年05月30日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    ネタバレ

    柿本人麻呂の和歌が好きなので本書を手に取った。
    (ほとんど)折口信夫が主人公で、友達の柿本といろは歌の暗号の謎を解くのがおもしろい。和歌の文字数の制限がある上に意味も通して、さらに沓冠などの言葉遊びも入れるなんですごい。そんなジャンルがあるんですね!

    だんだん因習のある村が登場して不吉な雰囲気を出すのが上手いので、読んでいてぞくぞくした。面白いのでこの辺りから一気に読めてしまった。

    物語は折口の視点で完結しているので、なぜ主人公を折口にせず現代の香坂の視点が無理やり用意されたのか疑問だったが、解説で論説の話に触れられたので納得した。
    香坂の金沢にいる母の旧姓は猿丸で、猿丸額も引き継いでおり

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    2021年05月13日
  • 天皇の日本史

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    聖徳太子の本を読みかけて、天皇について全然知らないと思い読み始めると内容が濃いので聖徳太子以外の天皇についても知りたくなり途中でやめる事ができなかった。
    日本だけの天皇制度、それがいまでも受け継がれ、そして今、愛子親王がどういう立場になるのか令和になって、女系の天皇を拒むかのように災害やウィルスが多発…と考えてしまう。

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    2021年03月07日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

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     歴史が苦手な人にもぜひお勧めしたい本です。和を尊ぶ精神と怨霊への恐れがどのように結び付き、日本の歴史を形作ったのかが、ダイナミックに語られています。
     とはいっても荒唐無稽な話ではありません。資料を中心に据えながらも、資料が欠けた部分は小説家としての想像力と常識の力でつないでゆき、思わぬ可能性を提示してくれます。
     もっと早く読んでいたらなあ、と思わせてくれる本でした。

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    2021年02月07日
  • 疫病の日本史

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    現在のコロナも踏まえた疫病から見る歴史。
    客観視する事ができて面白い。改めて考えると現在の日本のコロナは何が怖いのか解らなくなる。怯えてる人には是非読んで欲しいが、きっと読んでも怯えるだろう。

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    2021年01月30日
  • 動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実

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    そもそも、自分自身、江戸時代についてろくな知識を持っていなかったにせよ、この本の視点には目を見張るものがあった。理解した要点以下の通り。
    ◯幕末を理解するには、徳川家康まで遡って、彼の政策と後世への影響の理解から始めないとダメ。
    ◯徳川家康は危機管理の天才。仮想敵国である薩長を軍事面で封じ込めるための何重もの防壁、徳川幕藩体制を思想的にバックアップするための朱子学の導入。
    ◯祖法を盲目的に重んずる朱子学の思想が江戸時代における商業、資本経済や洋式技術の導入を妨げた。
    ◯徳川家康の時代であれば、技術的に外国からの侵略は不可能であり、亡国の可能性は薩長による内乱だけ。その中では、極めて適切な政策。

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    2020年08月02日
  • 逆説の世界史1 古代エジプトと中華帝国の興廃

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     チームではなく一人の著者による通史は全体を貫くテーマ(史観)が明確だ。
     既にライフワークの風格がある「逆説の日本史」シリーズを終え、次は世界史。
     学閥のしがらみの無いミステリ作家の視点で、ガンガンやって頂きたい(特に中東史)。

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    2020年07月14日
  • 逆説の日本史 別巻5 英雄と歴史の道

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    逆説の日本史

    素晴らしい

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    2020年05月19日
  • コミック版 逆説の日本史 江戸大改革編

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    これまでの解釈が覆りますね。

    逆説シリーズの愛読者ですが、まずはタイトル通り、これまで学校などで学んできたことが、
    覆されます。また、理解していたようで実は理解できていなかった、儒学、朱子学についても
    よく理解できたと思いますし、これら、当時の宗教or哲学なしに歴史は語れないんだなぁ、と
    思いました。

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    2020年05月01日
  • 英傑の日本史 戦国編【5冊 合本版】 『英傑の日本史 信長・秀吉・家康編』『英傑の日本史 風林火山編』『英傑の日本史 上杉越後死闘編』『英傑の日本史 激闘織田軍団編』『英傑の日本史 智謀真田軍団編』

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    英傑の戦国時代

    大変面白いです。

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    2020年04月21日
  • 学校では教えてくれない日本史の授業

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    とても面白かった。筆者の主張や仮説は説得力があり、その時代を生きた人々のリアルな思考や感覚に触れることができたように感じた。年号や人物の名前を事務的に記憶する現在の歴史の学び方ではなく、このように出来事の因果関係や、過去に生きた人々の考え方を理解しようとする方が、はるかに面白いし、私たちの人生の役に立つと思う。

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    2020年03月02日
  • 逆説の世界史1 古代エジプトと中華帝国の興廃

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    ネタバレ

    古代エジプト文明が滅びた理由を「情報隠し」にあるとし、それが現代日本にも通ずる点があるとした記述が興味深かった。高校で世界史を専攻したが、歴史と現代との繋がりを意識することは少なく、単なる暗記科目として捉えていたので、丁寧に歴史の繋がりを教えてくれるこの本は、とても面白かった。

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    2020年02月05日
  • 動乱の日本史 南北朝対立と戦国への道

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    目の覚めるようなシリーズ

    著者の源平、徳川幕府も拝読しましたが、死ぬ前に読んでおいて良かったです。おっしゃる通り推測が所々にありますが、合理的な推測なので読んでいて違和感がありませんでした。勉強になりました。ありがとうございました。

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    2020年02月04日
  • 動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実

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    日本史がわかった

    実にわかりやすかった。日本人がなぜこのような精神構造なのかもわかるような気がした。
    良書だと思います。

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    2020年01月09日
  • 新装版 猿丸幻視行

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    ネタバレ

    第26回江戸川乱歩賞受賞作品。
    導入部のタイムスリップ設定と終盤の殺人事件はメインパートのための物語の装置なのだ。(前者の理由はあとがきに書いてある)
    どれほどタイムスリップがチープなSFみたいだろうと、殺人事件がとってつけたように起ころうと、そんなのどうでもよくなるくらいメインパートが放つ歴史のロマンと暗号解読が素晴らしく面白かった。
    ジョセフィン・テイの「時の娘」が好きな人におすすめ。

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    2019年11月13日
  • 逆説の世界史3 ギリシア神話と多神教文明の衝突

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    第3弾は「多神教文明の興亡」。
    多神教文明が「強い一神教」にはかなわない。
    これが世界史の大原則ですが、日本とインドには、一神教に負けない「強い多神教」があるといいます。
    その理由とは?
    仏教の流れから日本文化を巡り、世界史へと論を進めていきます。
    縦横無尽に、歴史の中を行ったり来たりし、その本質を探っていきます。
    いや~、実に面白い。

    例えば掃除。ヒンドゥー教や儒教の世界では、それは身分の低い人間の仕事で、エリートは絶対にやらない。ところが禅宗では、たとえ俗世間で王侯貴族であった人間でも、出家して僧になればまずトイレ掃除当番をやらされる。人間生きていくうえでは食事と共にトイレは欠かせないか

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    2019年10月30日
  • 日本史真髄(小学館新書)

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    ネタバレ

    日本史の授業などで、これまで言葉としては当たり前のように学んできた「天皇」、「和をもって貴しとなす」、あるいは「儒教」や「朱子学」といったもの。そして「怨霊・言霊」、これらが日本(人)を規定し、今も我々の無意識の行動を呪縛している、という理論に驚かされた。
    同時に、常日頃つき合い難い、面倒な隣国と思っていた大陸や半島の人々も、実は儒教の呪縛に今も縛られているのだという指摘に、思わず膝を打った。
    著者は先の言葉を、日本や隣国を規定するキーワードとして、様々な歴史的事例を巧みに用いて、仮説検証を進めてゆく。本書の冒頭で、「歴史認識は、日本独特の宗教を抜きにして正しく理解できない」という刺激に満ちた

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    2019年09月30日
  • 英傑の日本史 信長・秀吉・家康編

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    目が覚めました

    歴史には色々な解釈があり得ると思いますが、著者の分析には説得力があり、歴史を見る目が覚めました。死ぬ前にこの本を読むことができて良かったと思いました。

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    2019年09月24日
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編

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    素晴らしい分析

    斬新な説をいくつも提示していて、しかも合理的に説明していたので、非常に刺激的で楽しかったです。

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    2019年09月08日