あらすじ
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「欧米列強」への仲間入りを果たせ!
本書では、日本が世界の表舞台に躍り出ることになった明治中~後期を、痛快な“井沢史観”で読み解きます。
まず、明治新政府の「骨格」となった大日本帝国憲法が成立するまでの秘話に迫っていきます。この憲法の制定にあたり、伊藤博文・岩倉具視ら“維新生き残りコンビ”と、大隈重信・福澤諭吉ら“早慶連合”が激しく火花を散らし対立したのはなぜなのか? また、最終的に勝利したのは、どちらだったのか? さらに、彼らの陰で暗躍し「明治国家形成のグランドデザイナー」とも呼ばれる井上毅とは、いったい何者だったのか?
次に、憲法制定後に開設されたばかりの帝国議会がたびたび紛糾・空転し、首相・伊藤博文を悩まし続けていたにもかかわらず、清国との開戦に踏み切ることができた謎に迫ります。
そして、それまで極東のちっぽけな国に過ぎなかった日本が、『定遠』『鎮遠』という強力な戦艦を擁する北洋艦隊を誇った“眠れる獅子”清国を打ち破ることができた理由と、その勝利の結果手に入れることになった「膨大な利益」についても詳しく考察していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高橋是清の自伝でボアソナードと問答のあった井上毅が「明治国家形成のグランドデザイナー」とも呼ばれるほどの偉材であったことを知れたのが良かった。
日本軍のもつ根源的問題点についても触れ始めてきている。
Posted by ブクログ
この本は、日本史を新しい視点で丁寧に説明してくれるので毎回楽しみながら読んでいる。歴史上の出来事はそれなりに知っているのだが、その出来事が起こった理由や背景についてはよくわかっていないのが普通である。この本によって歴史に興味を抱いた人は大勢いることだろう。
日清戦争や日露戦争については、勝ったという事実だけ教えてもらったが、どうして勝てたのかについてはなんとなく理解しているだけである。よっぽど中国やロシアが弱かったのだろうと漠然として思っているだけであった。しかしこの本を読んでわかったのは、まさに奇跡的な勝利なのである。清の北洋艦隊というのが、7,300トン級の戦艦に対し日本は4,000トン級でしかなかった。そして銃砲も清の方が新しい装備であったのだ。
台湾の統治はうまく行ったのに対し朝鮮の統治がうまくいかなかった理由もよくわかっていなかったが、徹底的に詳しく述べられているので腑に落ちた。