井沢元彦のレビュー一覧

  • GEN 『源氏物語』秘録

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    今、流行中の「源氏物語」です。

    主人公は、角川 源義。脇をかためるのが、折口 信夫。
    これは、おもしろくないわけがない。

    でも、思ったほど荒唐無稽ではなくて、真面目な感じのお話に仕上がっています。

    まあ、わたしは、確かに話に一貫性はないけれど、でも、源氏物語って、1人の人間が、勢いで色々書いてみた話ではないかと思っています。
    キャラクターが、立ちすぎるぐらい立っているからなぁ……。多分、1人だと思うんですよ。

    最後、角川文庫発刊の言葉でしめるのは、さすが。

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    2009年10月07日
  • 六点鐘は二度鳴る 自選短篇集 歴史ミステリー編2

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    名探偵信長登場。颯爽と事件を解決するぜ!な話でした。読みやすいし、わかりやすいといえばわかりやすい。が、先に明治弾正台読んでいたからどうしても比べてしまうんだよなぁ…。いや、普通のミステリとして本当に悪くないと思いますよ。蘭丸より万見(だったかな?有名な小姓)のほうが登場数が多かったです。信長の年にあわせるとそうなるのか。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎

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    企んだのは朝廷か将軍義昭か、はたまたイエズス会か?謎に包まれた本能寺の変の真相に迫る第10巻。信長は残虐な無神論者ではなく、敬虔で寛容な政治家だった。歴史学界の定説を覆し、「信長論」の新たなる地平を切り拓く野心的な歴史ノンフィクション待望の文庫化。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史9 戦国野望編/鉄砲伝来と倭寇の謎

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    日本人の根本原理である「和の精神」が崩壊した下克上の時代を生き抜いた戦国武将たち。織田信長、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、北条早雲らの「天下人たる資質」を徹底検証する。混迷の時代にあって、"覇者の条件"とは何かを問う井沢流歴史ノンフィクション。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史12 近世暁光編/天下泰平と家康の謎

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    最早恒例、年に一度の井沢史観。遂に戦国編完結、近世に突入。
    今回もまた「史料絶対主義」に逆らい、「宗教の無視」を糾し、「通して歴史を見る」ことを貫く。
    11巻に引続き信長−秀吉−家康をセットで見ることで通説に風穴を開ける。
    関が原、かくして制されたり、というところも勿論面白いが、後半の宗教がらみの本願寺の分裂、檀家の成立、そして穢れから部落差別に論が展開されるところなどこの作者の真骨頂。
    サラサラ書かれているけれど結構深い。もう一度、第4巻なども紐解かねば。

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    2011年07月18日
  • 天正十二年のクローディアス 自選短篇集 歴史ミステリー編

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    信長、秀吉、宮本武蔵と歴史上の人物本人、または周辺の者が登場したミステリー短編集。堅苦しくなく楽しめます。

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史11 戦国乱世編/朝鮮出兵と秀吉の謎

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    久々の3連休に加え金曜日は子どもの運動会で年休もらっていて4連休だったのだけど、梅雨に台風にで予定崩れて、家でゴロゴロ競馬見ながら本読んで、歴史というのは物語としても一級品だけどに、今回は結構スッスッと読んじゃった。
    相変わらず知らないことが多くてタメになりますが、それ以上に、信長−秀吉−家康というセットで歴史を見ることやスペインの無敵艦隊の敗北がある意味日本の歴史に大きな影響を及ぼしていることや「間違いだらけの少年H」の話など、後半の外征にまつわる展開が興味深い。
    これらをどう解釈するか、鵜呑みにせずに自分でも勉強することが必要なのだろうけど、最近の朝鮮半島にまつわる話題においてこういう論が

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    2011年07月18日
  • 逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎

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    井沢さんの「逆説の日本史」シリーズ10作目の文庫版。
    1作目からすべて読んでますが、どうも近辺のものは
    やや退屈な感じが否めない。

    なにせ歴史小説などでなじみのある時代であっても、
     ・展開がちょっと退屈かな。
     ・決め付けが以前より激しくなっているよう。
    こんな感じで、ちょっとついていけない。

    まあ、考え方は非常に参考になります。

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    2009年10月04日
  • GEN 『源氏物語』秘録

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    時は太平洋戦争直前。東京の國學院大學で国文学を学ぶ角川源義は、指導教授の名代として『源氏物語』の古い写本を見に吉野山中にある旧家を友人とともに訪ねる事になった。程なく旧家の女当主と同行した友人が心中死。源義はその死に疑問をもち、彼らの行動を調べはじめる。
    それに伴い、南北朝の時代から朝廷がひた隠しにしていた天皇家の秘密が明らかになる。

    源氏物語の矛盾点を指摘する学説について、そして吉野朝廷と京の北朝のこと。全く知らなかったので単純に勉強になったな、という感じ。
    源氏物語を新たな視点でもう一回読みたくなった。

    ただ、途中で一瞬だけ金田一耕助が出てきたのは全く意味が無く、変な感じ。別に

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史9 戦国野望編/鉄砲伝来と倭寇の謎

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    琉球王国、倭寇、戦国時代です。

    資料至上主義では見えてこない真実に驚愕して下さい。
    このような歴史の授業であれば、いつでも受けたいですね。

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    2009年10月04日
  • 隠された帝――天智天皇暗殺事件

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    副題が「天智天皇暗殺事件」歴史ミステリーと、現実の事件とをうまく組み合わせて構成された傑作、だと思う。
    百人一首、の一番初めであり、また山科の御陵(地名。みささぎ、と読みます)は実家にもまあ近く、というか御陵に私のお茶の師匠が住んでおられた、ということもあって毎週通っていた時期もあったりするんだけど、いつも素通りしてたし…ああ、一度でいいからおまいり(?)しておけば(未公開かもしれないんだけど…せめてもちょっと近くまで行っておけば)と、ちょっと後悔している。
    しかし土地勘や、歴史的知識がなくっても楽しめる本。それは天皇家の系図とか蘇我氏とのかかわり、壬申の乱の基礎知識なんぞはあった方がいいだろ

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    2009年10月04日
  • 逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎

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    このシリーズ、好きなんですよね。きちんと本屋で買っているものの一つ、でもあります(←いばるな^^;)とはいえ、文庫版なのでまた6巻までしか出てなくって続きが待ち遠しいんですけど…
    従来の歴史学者の目に付けないような視点から見ているので、かえってわかりやすい点があるところがまずうれしい。また「言霊」という本も出してらっしゃることからわかるように日本人ならではの習慣(あるいは因習とでも言うべきか)を解明してゆく手腕は見事、だと思う。
    この巻は鎌倉仏教についてと、鎌倉幕府の滅亡、について書かれているんだけど特に「宗教にはうとい」ので、こういうわかりやすい本はうれしい。…読み飛ばすにはもったいない本。

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    2009年10月04日
  • 英傑の日本史 激闘織田軍団編 織田信忠

    購入済み

    歴史上重要ではないが

    歴史にもしもという概念が容認されるなら、ここの登場人物は価値あるかもしれないが、しょせん歴史の主役には程遠いひとたちだったゆゆえ、さほど興味を持てない人もいるだろうと思われる。

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    2020年11月04日
  • 逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎

    匿名

    購入済み

    資料がないものを断定しまくり


    ・歴史を学びたい人がこの本をはじめに取ってしまったらと不安になった。(大和(やまと)はただの当て字である。等など)

    たくさんの説をスルーしすぎてヤバイ

    ・神話についても順序が無茶苦茶。もっとも古事記を読まなければ信じてしまうと思う。高評価されてるのがいい証拠

    ・この方は殆どの場合に例を用いるのですが、それが全く的外れな例にもかかわらず、「ほら、これと同じこと!」と真実を混ぜながら読者を引き込むのが巧妙!関心したので☆+1

    ・筆者が逆説を語っていない部分もあるので、内容がジョークであると強調して欲しかった、


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    2014年03月03日
  • 英傑の日本史 坂本龍馬編

    ss

    ネタバレ

    ss

    ssss

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    2016年06月24日