支倉凍砂のレビュー一覧

  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    今回の話は、教会対印刷、という構図が明確だったので、分量は多いけれどもストーリーが枠組みがなんとなく読めてるところがあってとても読みやすい。そんな中で、コルらしさ、ミューリらしさといったところがよく出て読み応えがあった。例え岸に憧れるミューリの言動が、伏線になっているとか、コルの、昔の身1つで放り出さいたときのエピソードとか。
    まぁこういうのは昔からやってた、と言うよりかは昔に書いたものを引っ張り出して伏線にしている、のかもしれないけれども。

    また次が楽しみ。

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    2022年06月29日
  • WORLD END ECONOMiCA III

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    エレノアとともにアバロンの不正をあばいたハルは、「月面の英雄」として多くの人びとに知られることになります。一方、大学を卒業したクリスは、E・J・ロックバーグ銀行に就職し、めざましい活躍をしていました。そのロックバーグ銀行が、不動産ローンをまとめた証券を売り出し、大きな注目を浴びます。しかしハルは、「悲観の帝王」と呼ばれる投資家のドクター・ウォレスが疑いの目を向けていることを知り、不動産ブームに沸く市場に逆行する判断をくだします。

    その後、ハルにとって因縁の相手であるバートンから、ある取引がもちかけられます。バートンが、ハルのもとからゆくえをくらましていたハガナと協力関係にあることを知り、バー

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    2022年01月01日
  • WORLD END ECONOMiCA II

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    バートンによって煮え湯を飲まされ、ハガナも教会を出ていったあと、ハルは株式市場から離れて、勤労奨学生として役所で仕事をしながら大学に通っていました。そんな彼に、エレノア・シュバイツェルという女性が投資家としての彼の才能に注目し、クリス・クーンを通して彼を雇いたいという話をもちかけてきます。こうしてハルは、余年のブランクを経て、ふたたび金融の世界に立ち返ることになります。

    クリスとともに「シュバイツェル・インベストメント」の一員として仕事をはじめたハルは、あるときエレノアのほんとうのねらいが巨大企業アバロンの闇をあばくことにあると聞かされます。彼は、エレノアを支えようとしますが、やがて彼自身に

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    2022年01月01日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    この巻で、本編ストーリーはひとまずの締めくくりとなります。

    今回は短編集で、ロレンスとホロがニョッヒラで温泉宿を開くことになり、ホロはこれまで作品中に登場した女性キャラクターたちをお祝いの席に呼びます。他方、そんなホロの意図がわからないロレンスは、疑心暗鬼に駆られることになります。

    そのほか、ロレンスが長年にわたって砦を守る任務を遂行してきた老騎士と出会う話や、ロレンスとホロのケンカをコルの視点からえがいた話、そして旅の途中で立ち寄った村の人びとに、旅先のエピソードを語ることを求められる話などが収録されています。

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    レスコの町でロレンスたちに接触を図ったのは、デバウ商会の会計認を務めるヒルデ・シュナウでした。彼は、デバウ商会が内部分裂の状態にあることを語り、自分たちを助けるためにロレンスたちの力を借りたいと申し出ます。ロレンスはこの以来を引き受け、ル・ロワたちが求めていた禁書をとどけるため、ホロを彼らのもとに行かせますが、そのあいだにもヒルデに敵対する勢力は攻勢を仕掛けてきて、ロレンスはミューリ傭兵団とともに町を脱出せざるをえなくなってしまいます。

    いわゆる「剣と魔法のファンタジー」ではないので、ホロが正体を現わす展開になるほかには、シリーズを通してキャラクターの大立ち回りが演じられることはなく、ロレン

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>

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    ホロの仲間であるという「ミューリ」の名前をもつ傭兵団が存在すると知ったロレンスたちは、レスコの町を訪れます。そこでホロは、ミューリ傭兵団の団長であるルワード・ミューリに出会い、故郷とのつながりのひとつにたどり着くことになります。その後、ロレンスは店を開くために、この町についての情報を集めます。デバウ商会が傭兵たちを呼び集め、彼らをつかって大量の銀貨を運び入れていることに気づきます。

    そろそろ物語も締めくくりが見えてくるころですが、まだストーリーはゆっくりとした流れで、着地点が見通せません。本巻の最後で、謎の人物がロレンスたちに接触してくることがえがかれているので、次巻で物語がどのように動いて

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    今回は、短編三作と中編一作で構成されています。

    短編は、いつものようなロレンスとホロのやりとりがえがかれています。特筆するような内容はありませんが、二人のあいかわらずの関係性がほほえましくなります。

    中編「羊飼いと黒い騎士」は、ノーラの後日談を、牧羊犬エネクの視点からえがいた、一風変わった趣向の作品になっています。仕立て屋になることをめざしてクスコフの町にたどり着いたノーラでしたが、人びとが出ていって活気をうしなった町には、彼女の望む仕事はありません。それでもノーラは、その町で新しい一歩を踏み出すことを決意するのですが、ちょっと結末を急ぎすぎた感じもあります。

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料XII

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    港町ケルーベにもどったロレンスたちは、ハスキンズの知りあいで絵画商のハフナー・ユーグのもとを訪れ、北の地理にくわしいという女性銀細工師のフラン・ヴォネリを訪ねます。北の地図をえがいてほしいというロレンスたちの依頼に対してフランは、タウシッグという村まで同行して、天使と魔女にかんする伝説について村人の話を聞きたいともちかけます。

    ところがタウシッグの村では、教会と異教の勢力の移り変わりに人びとが翻弄されていました。フランの真意を知ったロレンスは、彼女との取り引きにおうじますが、その直後に領主がこの村の伝説をめぐって大きな決断をくだし、ロレンスたちは危地に追い込まれてしまいます。

    今回は、本シ

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

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    今回は、短編2編と中編1編が収録されています。

    短編は、いつもながらのロレンスとホロの日常のやりとりがえがかれています。コルが同行する前の話なのだと思いますが、二人だけで旅をつづけていたころの作品の雰囲気が、なんだかなつかしく思い出されました。

    中編は、貴族から没落して商人として生きていかざるをえなくなった当初のエーブが主人公の話です。フルールと呼ばれていたころの彼女の視点から、血で血を洗う商売人の世界のえげつなさがえがかれており、かならずしも好きな話というわけではないのですが、強く印象にのこっています。

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    2021年12月25日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    港町ケルーベで、エーブにあいまみえることになったロレンスたちは、「狼の足の骨」についての話を知っているというジーン商会の主テッド・レイノルズへの紹介状を入手します。さっそく訪れたレイノルズは、思いのほかすなおに話をしてくれますが、そうした彼の態度からは、エーブとの今後の関係についてなんらかの思惑が秘められているように感じられます。

    さらに、ローエン商会若き館長であるキーマンも、エーブと親交のあるロレンスに接触し、こうした人びとのさまざまな思惑のなかで、ロレンスたちはしだいに身動きのとれない状況へと追いつめられていきます。

    あいかわらず、一癖も二癖もある商人たちの駆け引きと、ホロとの心理的な

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    2021年12月24日
  • 狼と香辛料XXII Spring LogV

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    【感想】
    ・最初の話「狼とどんぐりのパン」は映画「サイレントランニング」を思い出させるせつない話だがホロとロレンスが少しの救いをもたらしてくれた。このせつなさはいつかホロも味わうことになる。
    ・ホロとロレンスの新たな旅は『狼と羊皮紙』でコルとミューリが巻き起こしている影響の尻拭いという様相を呈してきた。改変には混乱がつきものなので。

    【一行目】
     ロレンスが外出から戻り、宿の扉を開けると、部屋の真ん中に少女が立っていた。

    【内容】
    ・「呪いの山」と呼ばれている山を調べるクエスト。そこには人ならざるもの、栗鼠の化身ターニャが「師匠」たちの帰還を待ちながら一人で山を守っていた。
    ・大きな市が盛

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    2021年10月27日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II

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    【感想】
    ・オータム登場まではかなりタイクツやったけど登場以来劇的に展開します。
    ・「狼と羊皮紙」になってからのコルってどうもタテマエ人間っぽくて信頼に値しない感じしてミューリに相応しいのかとか思ってたけど一皮剥けるでしょうか?

    【一行目】
     まだ夜の明けない闇の中、手を擦りながら井戸のある中庭に出た。

    【内容】
    ・ハイランドからの今回のクエストは海賊たちを仲間に引き入れても大丈夫かどうかの調査。当然ミューリもついてくる。
    ・北方島嶼地域の過酷さを知るコル。ミューリは船酔いに苦しみつつ冒険心をくすぐられている。
    ・修道士オータム、コルに衝撃を与え、己の信仰を問い直すことになる。たどりつく先

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    2021年10月24日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙

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    【感想】
    ・本来宗教は素朴なもののはずで、宗教家なんてものは不要かもしれへんと思うんやけど、結局のところ、いい商売になるから生まれた職業なんやとは思う。そういうプロ宗教家にコルが感じた歪みは当然なんやけど、コルはコルで真っ直ぐすぎるいびつさがあるかもね。それを調整するのがミューリの役目かと。

    【一行目】
     暖かい季節の雨は、少しだけ甘い。頬を伝う滴を舐めて、そう思った。

    【内容】
    ・宗教の道に進むため、ついにコルがニョッヒラを出ていく。と、ホロとロレンスの娘ミューリが隠れてついてきた。「私も旅に連れていって!」
    ・教会の歪みを正したいコルはウィンフィール王国の王族ハイランドに乞われ協力する

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    2021年09月23日
  • 狼と香辛料XXI Spring LogIV

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    【感想】
    ・いつの間にか続編出てたことに気づいていなかった。ニョッヒラ以降のんびり気分で読めるシリーズとなった。この巻では久々に荷馬車の旅。やっぱりこうでなくっちゃ?

    【一行目】
     鉈を振り下ろしたように、眠りから覚めた。

    【内容】
    ・娘のミューリを探す旅に出るというホロとロレンスから湯屋を任せると言われたセリムの悩みと、夫婦の「賢者の贈り物」。
    ・ほぼ十年ぶりに二人だけの荷馬車旅に出たホロとロレンス。以前と異なるのは商売の旅ではなく旅を楽しむための旅のようなものであること。久しぶりの旅で火はおこせず、道には迷うが。
    ・森を伐採して金に変えるべきか守るべきかで悩んでいる領主に知恵を貸してく

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    2021年09月21日
  • 2030年の旅

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    AIがめちゃ発展してる系の話が多かったけど、10年でそこまで発達はしないのでは?という感想。
    ただ、教育を学ぶ身としては、創造的な力を高めることがこれからの社会を生きるためには必要と言われる意味が理解できたし、学校教育のなかで取り組むべきことだなと感じた。

    2030年 32歳。

    結婚して子どもがいたらベストだよなあと思ったり、外国に住んでたら面白そうだなと思ったり、先生辞めてる可能性もあるよなとか思ったりしながら読んでたからあんま内容入ってこなかった。

    里帰りはUFOで
    五十歳
    はおもしろかった

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    2020年10月16日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V

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    ミューリのシリーズで一番面白かった。コルとミューリだけが使う紋章をつくる、それと月を狩る熊。この流れで出会う、巨大な黄金の羊ハスキンズ。この羊爺さんとの会話がとても気に入った。ラストはうまくまとまって大団円。
    まあ、確かにホロの話よりは弱いが、これはこれで面白い。そういえば、ロレンスとホロもニョッヒラを出て追いかけて?きてるんではなかったか。あちらはどうなっているのだろう。

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    2020年10月03日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙V

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    ネタバレ

     絶賛進行中である宗教改革の波に呑まれた、哀れな騎士団を救おうと頑張る話。サブストーリーとして、「月を狩る熊」についての言及が少しあって、それには心が躍った。何故殺しをおこなったのか、何故歴史から姿を消したのか。少しずつではあるが掘り下げている以上、答えは用意されているはず。『香辛料』から引っ張って来られている謎なので、どんな答えが用意されているのか、楽しみだ。

     物語のオチは正直あんまり爽快感もないし、コルとミューリの関係性を表す言葉にも腑に落ちないというかそれじゃ満足せんだろうと思ったけど、『羊皮紙』を貫くコルの宗教改革に似合う、王国・教会共に変化を及ぼす良いオチだったのかなとも思う。テ

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    2020年05月20日
  • 狼と香辛料XXII Spring LogV

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    なんと狼と香辛料も22巻、スプリングログの5冊目。やっぱりホロとロレンスのほうが面白い。スプリングログになってから、ロレンスの老いと、残されるホロの事がちらほらと描かれるのが、大変身につまされてしみじみとする。繋がった短編が2編とミューリとコルが主のとある結婚式の話。永遠と言っていいほどの時を生きる、スピリッツのような存在の動物たちがとても心動かされる。リスが新しく出てくるが、年を経ると、逆に子供のようになっていく、という設定が加えられていて、ホロの説明にもなっている。ミューリの話は羊皮紙ではなくてこちらに入ってるのが気にならんこともない。

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    2020年03月12日
  • 狼と香辛料II

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    1巻は惰性で読んでいましたが、2巻の後半はやっと少しのめり込むことができました。お風呂の共にしていましたが、登場人物たちの危機感が文面から伝わってきて、続きが気になり、お風呂の時間が楽しみになりました。明日から3巻です。

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    2019年11月21日
  • 狼と香辛料

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    愛と経済を語るファンタジーシリーズの第1巻。私自身は普段ライトノベルに馴染みがないのだが、友人が貸してくれたため読んでみている。面白いとも面白くないとも言えないというのが正直な感想。今のところ、入浴の共としてなんとなく読み進めているが、少なくとも経済の勉強にはなる。

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    2019年11月15日