支倉凍砂のレビュー一覧
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前作で「3人組」になったロレンスとホロとコル。
弟子ではないものの、気遣いができて目端の効くコルを、大人二人が可愛がっている様子は微笑ましいです。
ホロと同じように、いずれはロレンスの許を離れて自分の生活を始めるのだろうと思いますが、一緒に過ごすことができる時間を大切に、充実した思い出を作ってほしいとオジサンはコルの成長を見守りたいと思います。
裏切り者・エーブから上手く情報を聞き出して「狼の骨」の聖遺物の手がかりを見つけ、それを探しに行くのだろうと思っていましたが、川を挟んで南北で争っている町のいざこざに見事に巻き込まれてしまいました。
元貴族の血筋をフル活用して暗躍するエーブと、所属する -
Posted by ブクログ
「キリスト教」と「土着の宗教/民間信仰」がどのように折り合いをつけるのか、という部分についてのエピソードで、面白く読みました。
日本のように多神教でない場合、民間信仰は弾圧するか、一神教のシステムの中に組み込むか、のいずれかの方法になるわけですが(組み込む方法の一つとして「黙認する/見ないふりをする」というものもあるでしょうが)、その地域との関係性によってはなかなか対応に苦慮することもあっただろうと思います。
ロレンスの商売に関する経済的な部分での切った張ったは少な目で、「刺激」という点ではやや物足りないところもありましたが、ホロとロレンスの絆が深まっているのを感じることができてほっこりした -
Posted by ブクログ
中世ヨーロッパの街 国を
商売人ロレンスと
狼の化神ホロが旅する話
中世ヨーロッパ風の時代
・一番力があるのは教会
(皇帝等は別で)
・次に沢山ある国々(国王)
国ごとに貨幣を発行していて
国の数だけ金貨銀貨がある
どの銀貨が流通しているかと言うと
信用や力のある銀貨
信用や力のある
銀貨を発行している国は
栄えている強い国
トレニー銀貨を発行している国(国王)が
商会を使って
トレニー銀貨を買い占めている
(集めて鋳潰して 銀の割合を低くし
新たに銀貨を作る為
→資金難の為 多く貨幣を発行したい)
それに絡んで
手数料や差額で
大金を得ようと
動き回る商人達
ロレンスもその儲 -
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★穏便に済んで欲しいものですよ。(p.266)
■5つのポイント
/ホロ&ロレンス組では久しぶりの長編。
/開発されそうな深く豊かなトーネブルクの森を守れるか。森の真の豊かさとは、下生えの草→家畜の餌→糞→肥料→周辺農業を支えるという目に見えない巨大交易がなされている。
/あのエーブと久々の再会、身構えるロレンス。だが今の彼女はコルとミューリの側についているという。
/それぞれにとっての森。商人視点、領主視点(維持管理視点)、民視点(畜産視点)、ホロたち森の住人視点(自然視点)。《どうもここに悪い奴らはいなさそうだ》p.144。《カーラン、トーネブルク、ケルーベは、どれかふたつを助けると、必ず -
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Posted by ブクログ
豊穣の神、ホロと旅をすることになったロレンス。銀貨を使った金儲け話に始まり、商会同士の争いや果ては命のやり取りまで…「お仕事小説」とか言われてたので、なんとなくつまらなそうと思っていたが、これは興味ある。
武器で戦うのではなく、口で戦う訳だ。
ただ、眠いときに読んでいたからか銀貨事件の一連の流れにイマイチついていけてない。なんで黒幕アイツだったんだっけ?
再読するのも面倒なので、誰か解説書いてないか探したがない。ま、いいや。
ホロは賢狼と自ら言う割に結構幼い。自分がいなくたってあの村はやっていけると拗ねてみたり。
ただ、魅力的なキャラクターではあるので、主人公のロレンスともども今後の活躍が