支倉凍砂のレビュー一覧
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サブプライムローンを下敷きしたお話。
相変わらず、投資が大好きな著者の、趣味の知識全開放みたいなノリの作品。
しかしそれだけではなく、投資という舞台における、主人公・ハルの葛藤、成功、墜落、逆転などが描かれた非常に熱い作品で、分厚いにも関わらず最後まで楽しめる作品だった。Posted by ブクログ -
1巻で失墜したハルが、レナ・クリス・エレノア等の助力により復活するまでのお話。エンロン事件がテーマ。
やはり、市場については作者が大好きな分野であるらしく、色々な小ネタについてイキイキと書かれていた印象で、とても良かった。市場についての知識が無くてももちろん楽しめるが、知っているとより楽しめる作品か...続きを読むPosted by ブクログ -
エピソードとしてはとても秀逸だった。話の理屈としては少し無理やりなところもある気がするが……。
新しいキャラがとても好みなので今後も物語に絡んでほしい。Posted by ブクログ -
いやあ、なかなか感動的だった。
特にラストのコルとルティアの対決に心高ぶった。
王国でのお話がしばらく続いてたわけだけど、今回はついに舞台は大きく動いて大陸側の大学都市。
香辛料でも行かなかったさらに南の地だった。
そこでミューリが初めて出会う仲間の狼の化身。
その時の互いの驚きようが可笑しかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
1回話の区切りがつく本巻。
色々なプロットの集大成だけあって、今までの作品以上に何回も盤面をひっくり返してくる息を付かせぬ展開を見せてくれる。最後の最後の結論は頭に疑問符が浮かんだこともないのだけれども、想像の枠外の決着を見せてくれたという点ではスゴイと思った。
それにしても、主人公がフェネシスにデ...続きを読むPosted by ブクログ -
ミューリとコルのシリーズ第7巻。
ここのところずっと刊行間隔が長期化し過ぎ、と書いてきましたが、「羊皮紙」6巻から9ヶ月、「SpringLogVI」から3ヶ月後とようやく正常化した間隔での刊行となり、一安心です。
もう一点これまで通りに戻ったと感じられたところがあります。6巻ではミューリが元気...続きを読むPosted by ブクログ -
2巻まででトントン拍子に新天地に行く所まで話が進んだが、ここで閑話休題、新天地に飛ぶまでに問題が発生したよ、という話。ということで話はあまり進まない。
話の中の主要なネタは常に何かしらの考古学から根拠を持って持ってきているようで、そこらへんを読みながら知れるのは楽しい。
3巻になって、フェネシスが徐...続きを読むPosted by ブクログ -
ミューリとコルのシリーズ第6巻。
2020年5月の5巻発行以来、2021年3月のこの巻まで10ヶ月間が空いています(その間にコミカライズ版が1冊出てはいますが)。ここ数年は刊行間隔の長期化が目立ち、今回もだいぶやきもきさせられました。後書きには提案したプロットが没になったことなどが書かれていました...続きを読むPosted by ブクログ -
本編が終わったあともここまでしっかり面白いエピソードを揃えられるのはすごいと思う。
暖かくていい話が多いのも読者に優しい。Posted by ブクログ -
ホロとロレンスの熟年旅の続き。
いやあ、相変わらず楽しいなあ。
今回はエルサの語りのお話があって、端から見ると如何にロレンスがホロのことを甘やかして世話を焼いているか、それにホロがなんやかや文句を言いながら、どれほど喜んでいるか、本当よくわかる。
幸せだよなあ。
実に幸せな物語だ。
たとえいつか二人...続きを読むPosted by ブクログ -
短編の中に起承転結がしっかりと構成され、伏線の埋設と回収がきっちりと為され、しかもそれが技巧的に感じさせることなく物語の情感を引き立てる。至芸と言うべきかな。
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ホロとロレンスの2人共が可愛い。ロレンスの優しさが甘いだけじゃなく、ホロとの信頼関係による寄り添ったもので、リアルに23巻分の重みと成長を感じるのと共に、10年以上読み続けた感慨深さがありました。集大成みたいな話だったけど100巻まで続きます!Posted by ブクログ
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アニメ版を見てからの購入です。
なんでもない隣にいる人がなんでもない日常が誰かのために何かできることが幸せになります。