【感想・ネタバレ】新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XIII 羊たちの宴<下>のレビュー

あらすじ

教会の改革を誓ったコルの決意は、ともに歩んできたミューリやハイランド、そして旅の途中で出会った仲間たちの支えによって揺るぎない意志へと変わった。
しかし、薄明の枢機卿に寄せられる民衆の期待が高まる一方で、教皇庁に潜入していたルティアとカナンは静かに蠢く異変に気付く。それは改革を快く思わぬ旧勢力による、禁断の聖遺物≪神の錫杖≫を用いた策謀だった。
「では、行きましょうか、羊たちの宴へ」
それぞれの思惑が渦巻く公会議、新たな時代を告げる舞台の幕が上がる――。
聖職者コルと賢狼の娘ミューリ、世界を変える冒険譚、堂々完結!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コルとミューリの冒険の一先ず?の大団円。

帯を見た時、え?これで最終巻なの?と驚いたのだけど。
だってまだまだ旅は続くと思っていたから。
けれども確かにコルの旅としてはこの公会議(宗教改革)が最終目的として相応しいだろう。

その公会議。
これ以上ないほどの仲間たちが揃って順調に進むけれどそういう時ほど足元を掬うような罠が待っているのはお約束。
けれどこれほど剣の戦いになるとは思ってなかった。
コルは頑張った。
けれどやっぱりその栄誉はミューリのものだろう。
式典で堂々と狼の姿を晒すミューリの誇らしい気持ちが手に取れるようだ。

さてコルとミューリの冒険は終わるようだけど、このあとはミューリの冒険がまた描かれるのだろうか?
新大陸の伏線も回収されてないしね。
その時は隣に誰がいるのか?
期待したい。

とりあえず作者には、すてきなお話をありがとう、お疲れ様と言いたい。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

“羊たちの宴”の上下巻の下巻は
シリーズを締めくくる本編の最終巻。

周囲の心情が中心だった上巻から、
とうとう公会議当日を迎え、
真っ向からの“最終決戦”。

内容としては、
久々にシンプルな展開の熱さだけで
少し本を持つ手が震えるくらい感動した。
今巻になってから登場した、
スケープゴート的に祀り上げられることになる
ユーベルノというキャラクターが
本当にいい味を出していて、
シリーズの中でも屈指の好きなキャラクターになった。

0
2025年12月22日

Posted by ブクログ

南の島で協会に対する要求をまとめる薄明の枢機卿、トート・コル。
皇帝との会見、リュミオーネ大公の協力と、公会議の開催。
出てこない教皇ユーベルノ、神の錫杖、オータムの警告。
大混乱の教皇庁、秘密の通路の奥に隠れたユーベルノを助け出し大鐘楼へと向かうコルとミューリ。
弩の矢をもって大鐘楼を鳴らし、狼となったミューリとコルが戦の中止を命じる。
旅の終わり。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

13巻まで続いたコルとミューリの冒険譚のおしまい。
上下巻としてこれまでの経緯で関わった人たちが、あらためて力になってくれるために集まり最後のシーンにつながっていくことで、中弛みすることもなく読み切れた。
狼と香辛料、狼と羊皮紙とも、山場となる選択肢の見せ方がうまく、どっちも選べないと絶望感を感じさせてからの登場人物が取る行動が物語としては自然なため、自分の生活で決断する際の視野を広げてくれるシリーズとなっている。
つまり大好き。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

今シリーズの集大成となる本巻。
教会vs改革側の対決もしっかりと。
シリーズ通しての起承転結の結となる1冊ですが、もちろん本作の中の起承転結も面白く読めました。
「神の錫杖」とはなるほどそうだったのかと。
登場人物それぞれの結末もモヤモヤは残らず、ちゃんと読めたなと思います。
まぁ、エピローグの最後はムムッと一瞬なりましたが。
狼と香辛料からここまで追ってきて楽しかったな。
コルのセリフですが、「とても楽しい旅でした」
まさしくこれです。あとは短編集を気長に待ちます。

読み終わってから、羊皮紙シリーズの1冊目を見てみたら「おぉ…」となりました。

香辛料組と羊皮紙組の再会や新大陸の話も今後の短編集でかな。温泉宿の様子も気になるし、エーブとホロ・ロレンスの再会も楽しみだし。
まだまだこのシリーズ読みたいことが沢山だ。

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2025年11月15日

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