支倉凍砂のレビュー一覧

  • 狼と香辛料(2)

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    ネタバレ

    1、2巻読んだ。 ホロがシンプルに可愛すぎる。 キャラも可愛いけど、加えて個人的にケモ耳や尻尾の動きが愛らしいの好きなんだよね。 序盤から惹かれてること隠そうとしないけど付き合ってはない主人公ヒロインは、一昔前のラノベって感じで新鮮。 自分の世代のラノベって友人以上状態で推移か隠そうともせずイチャイチャ三昧が多いから絶妙な距離感見ると新鮮って感じる。

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    2025年03月05日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XI

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    ネタバレ

    いやあますますおとぎ話みたいになってきたなあ笑

    前巻から続く月を狩る熊が塞いだ南への道を巡るお話。
    更なる選帝侯も登場してシリーズで一番権謀術数が繰り広げられた気がする。
    二転三転の展開が面白かった。
    クライマックスのそう来たか感とおとぎ話感がすごい。

    それにしてもコルは成長したよなあ。
    初期のオロオロした感じはすっかりなくなり貫禄が出てきた。
    薄明の枢機卿と言う地位が人を育てたという所だね。

    異教の神々の伝承編と銘打たれた本作では初めて月を狩る熊の実態の一端が語られて、今までとは異なる解釈が出てきたわけだけど、この先、どこかで月熊そのものが姿を現す可能性はあるだろうか?
    個人的には半々

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    2024年11月19日
  • 狼と香辛料III

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    三角関係と信用売りを絡めた商戦が繰り広げられて、面白い。
    オランダのチューリップバブルもこんな感じだったのかな?

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    2024年09月15日
  • WORLD END ECONOMiCA II

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    前作から4年が経っており、登場人物も変わったり成長した風景が見られ、かなり印象が変わる。ゲーム原作なら分かるけど、こうやって場面転換するんだと楽しくなった。
    2作目はトレーディングというより、粉飾を暴くという意味で会社のファンダメンタル面が重視されている印象。現実の事件をベースにしているのでディティールが細かいし、筆もノッているなと感じられる。
    月面っぽい描写は要所に出るけどSFらしさは希薄。でもそのほうが想像しやすくて良いかも。
    3作目へのつながりがスムーズなので、長いけど最後まで読みたいと思わせるいい作品でした。

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    2024年09月05日
  • WORLD END ECONOMiCA I

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    700ページ以上あって分厚いけれど、早く読める。
    実際にトレードするまで長いけど、用語や格言は本格的。元ネタとなった事件を知っていると面白い。

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    2024年09月05日
  • 狼と香辛料II

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    この世界観に、商売の仕組みの話を上手く織り交ぜていて面白い。
    売掛金、買掛金、借用証書など簿記なんかで出てきそうな用語が出てくるけど、そこまで難しくなく、すんなり読める。
    ちゃんと考えて読もうとすると勉強にもなっていい。

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    2024年08月13日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙X

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    ネタバレ

    シリーズ回を追う毎に段々スケールがデカくなってきたなあ。
    いや、面白かった。

    今回は月を狩る熊をめぐるミステリーと天文学者の追跡劇と夜の海での海戦と言う、なかなか盛りだくさんで贅沢な内容。
    前回、薄明の枢機卿の名前に伴う責任から逃げずに果たす事を決めたコルが益々頼もしくなってきている。
    追ってきた商会の船にミューリの背に乗って飛び移るとこなんか、もうヒーローだよね。
    そういう意味では段々ミューリとの力関係も変わってきているように感じる。
    それはそれで頼もしいのだけど、コルにはいつまでもミューリの我儘に付き合わされてため息を吐く関係でいてほしいなと思ったり笑

    それにしても天文学者奪還に集まっ

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    2024年07月22日
  • 狼と香辛料

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    熟考された内容で、自分では思い付かない。
    魔法も無い世界。神様を象徴する存在が出てくる。
    恋愛要素は薄目でシナリオ重視。
    大人っぽい、大人しい感じが好きな人には良い。

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    2024年05月20日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    シリーズ8巻に入り初の上下巻。シリーズはそこそこ続いているものの、会話劇と心理的かけひきの面白さが落ちてくるどころか、ますます冴えてきていると感じます。

    このあたりまでくるとプロットの巧みさはもちろんのことですが、キャラクターそれぞれの性格と、小説の世界観が完全に噛み合っているからこそ、面白いのだと感じます。

    今回はシリーズで初めて表紙にホロがいません。それもあってか、ある意味ではホロ以上に厄介な人物たちが、この巻では存在感を発揮します。

    前巻で因縁ができたやり手の女性商人・エーブとの緊張感あふれる心理戦もさることながら、この巻ではロレンスが所属する商会すらも敵になるかもしれない、

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    2024年05月13日
  • 狼と香辛料VI

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    続・エーブのお話?

    前巻の最後でエーブを追いかける所で終わったので、きっと今巻で一区切りつくのだと思って読みましたが、区切りつきませんでした。エーブを追いかける途中のささやかな、けれどひとつの大きな転換を迎えるお話。
    今までのようにしっかりとした取引、駆け引きはありませんでしたが、もしかして嵐の前の静けさかな…と思っています。

    #じれったい #ほのぼの

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    2024年04月13日
  • 狼と香辛料V

    購入済み

    幸福を望むことに終わりはなくて、楽しいが続けば続くほど高望みしてしまう。それは感情のある生き物にはきっと自然なことなんだけど、それがわかっているからこそ摩滅させないために自ら断ち切る…というのは、多くの人間には簡単ではないだろうなと思いました。最も、きっとホロやロレンスにとってもそれは同じだろうけど。

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2024年04月07日
  • 狼と香辛料

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    4月からの新作アニメに向けての予習で初読。1作目のアニメは未視聴。経済活動がポイントになっているのは、たしかにラノベにしては珍しい。人々の生活なども中性ヨーロッパの雰囲気はこんな感じだったのだろうなという点も楽しめる。もう少しこのシリーズは追ってみようかと思う。

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    2024年02月13日
  • 瀬戸内海の見える一軒家 庭と神様、しっぽ付き

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    ネタバレ

    かわいい狐とタヌキと龍の女の子、アニメで見たら楽しそうだなぁ。
    この作者さん、「狼と香辛料」の人なのか。

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    2023年09月15日
  • 狼と香辛料XXIII Spring LogVI

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    ★旅の間に感じる寂しさとか、悲しさとか、どうにもならぬ苦しい感情もまた、今は楽しいんじゃ(p.265)
    経済(商業)というロジックにより謎を解く一種のミステリかもしれませんね/ぼくにとっては久しぶりのホロとロレンスを愉しみました/ふたたび旅が始まる。

    【一行目】鳥になってその町を空から見下ろせば、黄金色と茶色の絨毯にぽこぽこ茸が群生しているように見えるだろう。

    【狼と宝石の海】ロレンスたちはいまだサロニアの町にいる/頑固なラーデンをホンマモンの司教にしたがっている村人とそのために村を離れるのをいやがっているラーデン/村の産業である鱒の養殖は最近不調/新たな産業である鹿革の加工はまあまあ好調

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    2023年09月11日
  • 狼と香辛料

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    ネタバレ

    最初はなかなかホロのしゃべり方に慣れなかったけれど、慣れると可愛い狼さんだなと思った。
    有名作品なのに読んだことなかったので読んでみた。
    最後のタイトル回収が読んでいて気持ちよかった。ずっと釈然としなかったので。
    刊を増すごとに変わっていきそうな絵柄だなと思った。どうなんだろ

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    2023年08月10日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙IX

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    ネタバレ

    なんと言うかこれが物語の転換点なのかもしれない。

    コルが「薄明の枢機卿」という名を自分には不相応と言う感情を超えて背負うことを決意する巻。
    それだけにいつもよりカッコいいと思う。
    いやあ彼も大人になったなあ、と言うよりも漢になった、あるいはなることから逃げなくなったんだよなあ。

    ちょっといよいよ物語が壮大になってきた感があって、シリーズを香辛料の頃から追っているものとしては感慨深い。

    今回の懐かしい顔はミューリ傭兵団。
    口絵にあがっていたのでもっと早く出てくるのかと思っていたら登場は終盤だった。
    けれどその終盤、解決の策はまさにこのシリーズらしい、彼らにしか出来ないものだった。
    ただ若干

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    2023年08月09日
  • 狼と香辛料XXIV Spring LogVII

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    好敵手再び!

    本編で2度まで命を懸けたやり取りをしたエーブの登場。
    羊皮紙の方ではすでに何度も登場しているので今のエーブは昔と違い、ひりつくような危なっかしさはなく文字通りの大商人になっている。
    対するロレンスも、もはや商人ですらないということで、巨利を巡っての緊迫した戦いにはならない。
    それでもやっぱりこの二人が合うとわくわくするよなあ。
    エーブはその大伽藍のような企みの中でロレンスを駒に使おうとするし、ロレンスはホロのために大切な森を守ろうとエーブに一矢報いようとする。
    そしてラストの展開は、これぞ狼と香辛料! と言いたくなった。

    多分エーブにとって、商人でなくなったロレンスはある意味

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    2023年02月28日
  • 狼と香辛料XXIV Spring LogVII

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    久しぶりの長編かつ旧知のキャラ、エーブの登場で懐かしくなりました。とはいえエーブは羊皮紙の方で実質準レギュラーなので、かなり2作品がクロスオーバーした感があって楽しかった。俯瞰してみて改めてコルの影響力すご、、となるし、街同士の大きく複雑な軋轢をパズルのように組み立ててやりあうロレンスとエーブもまた凄い商人だと思います。実益一辺倒だったエーブが、色々な経験を経て今が最高に魅力的なキャラになってるのめっちゃ好きやぁ、となりました。

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    2023年01月30日
  • WORLD END ECONOMiCA I

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    若い投資家の葛藤や成長を描く。狼と香辛料を読んだときにも思ったが、作者の支倉さんは投資大好きだのようで、そちらに全力を振った作品。
    私自身投資を齧った事があるが、こんなすげープログラム作れないよ、ということ以外は、如何にも投資家の伝記を読むと出てきそうなネタだらけなこともあり、とても楽しく読めた。
    ゲームのノベライズということもあると思うが、非常に分厚い(790p)のはご愛嬌。

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    2022年10月31日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

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    剣と魔法だけがファンタジーではない、というのをしっかりと守り通した作品だった。

    商人同士の争いがようやく面白くなってきたところで終わりというのはなんだか残念な気もするが。

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    2022年09月11日