支倉凍砂のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
エレノアとともにアバロンの不正をあばいたハルは、「月面の英雄」として多くの人びとに知られることになります。一方、大学を卒業したクリスは、E・J・ロックバーグ銀行に就職し、めざましい活躍をしていました。そのロックバーグ銀行が、不動産ローンをまとめた証券を売り出し、大きな注目を浴びます。しかしハルは、「悲観の帝王」と呼ばれる投資家のドクター・ウォレスが疑いの目を向けていることを知り、不動産ブームに沸く市場に逆行する判断をくだします。
その後、ハルにとって因縁の相手であるバートンから、ある取引がもちかけられます。バートンが、ハルのもとからゆくえをくらましていたハガナと協力関係にあることを知り、バー -
Posted by ブクログ
バートンによって煮え湯を飲まされ、ハガナも教会を出ていったあと、ハルは株式市場から離れて、勤労奨学生として役所で仕事をしながら大学に通っていました。そんな彼に、エレノア・シュバイツェルという女性が投資家としての彼の才能に注目し、クリス・クーンを通して彼を雇いたいという話をもちかけてきます。こうしてハルは、余年のブランクを経て、ふたたび金融の世界に立ち返ることになります。
クリスとともに「シュバイツェル・インベストメント」の一員として仕事をはじめたハルは、あるときエレノアのほんとうのねらいが巨大企業アバロンの闇をあばくことにあると聞かされます。彼は、エレノアを支えようとしますが、やがて彼自身に -
Posted by ブクログ
【感想】
・最初の話「狼とどんぐりのパン」は映画「サイレントランニング」を思い出させるせつない話だがホロとロレンスが少しの救いをもたらしてくれた。このせつなさはいつかホロも味わうことになる。
・ホロとロレンスの新たな旅は『狼と羊皮紙』でコルとミューリが巻き起こしている影響の尻拭いという様相を呈してきた。改変には混乱がつきものなので。
【一行目】
ロレンスが外出から戻り、宿の扉を開けると、部屋の真ん中に少女が立っていた。
【内容】
・「呪いの山」と呼ばれている山を調べるクエスト。そこには人ならざるもの、栗鼠の化身ターニャが「師匠」たちの帰還を待ちながら一人で山を守っていた。
・大きな市が盛 -
Posted by ブクログ
なんと狼と香辛料も22巻、スプリングログの5冊目。やっぱりホロとロレンスのほうが面白い。スプリングログになってから、ロレンスの老いと、残されるホロの事がちらほらと描かれるのが、大変身につまされてしみじみとする。繋がった短編が2編とミューリとコルが主のとある結婚式の話。永遠と言っていいほどの時を生きる、スピリッツのような存在の動物たちがとても心動かされる。リスが新しく出てくるが、年を経ると、逆に子供のようになっていく、という設定が加えられていて、ホロの説明にもなっている。ミューリの話は羊皮紙ではなくてこちらに入ってるのが気にならんこともない。
-
Posted by ブクログ
ネタバレマグダラを求める錬金術師 クースラが様々な困難に挑みながら目的のために進んでいく物語。
今回クースラが挑んだのは死者の蘇生、クースラの相棒であるウェランドが捕らえられ、彼のカザンへの移入が不可能となる。解放条件として提示されたのは錬金術師を証明すること、そのためにクースラは試行錯誤を繰り返していくが…。
今巻の見所はクースラが圧倒されるほどのある分野におけるフェネシスの知識と彼女の成長だと個人的には思う。また今巻はフェネシスがクースラに一杯食わせるような場面があり、両者の関係性に変化が訪れているなと感じる。
今巻のラストではカザンへと向かう途中である問題が発生してそこで終わったので次の巻で -
-
-
-
Posted by ブクログ
新しい(実際は過去の遺産と言った方がいいのかもしれないが)技術を試行錯誤の末導き出す様子が、いかにも錬金術師という感じが出ており、読んでて楽しかったです。あらゆる新技術・知識もこうやって発見に至ったんですかね。他にはスピンオフからフィルが登場。歳月の流れは酷なもので…(主に挿絵を見ながら)。最後の逆転劇はワクワクして読む手がドンドン進んだ。この巻でケリ付けてくれて何より。当初はそんな素振りもなかった状態からデレはじめてややヘタれ気味だったクースラさんだけど、決めるところはしっかりと、ね。他の人も触れられてるけど挿絵の構図?に誤植ありなのが残念。