支倉凍砂のレビュー一覧

  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VIII

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    狼と羊皮紙8巻。面白くなってきたのが継続中。
    なんやごたごたしたものの、うまいこと行きそうな感じだった7巻から、8巻は紙やら情報を集めに大学都市アケントに移動。そこで、新しいキャラ登場。いまいち薄めなきもするが、これは大事件ですわ。
    なんか、皆悩んで病んでるんですねぇ。
    とはいえ、ちゃんとええぐあいにおさまるのが支倉本のいいところ。

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    2022年09月04日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VIII

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    あとがきでも書かれてたけど、今作はミューリがしょんぼりしたりしてて可愛かった。新キャラもぶっ刺さり。感情表現の豊かなキャラってめちゃくちゃ魅力的なんですが、明るいばっかじゃなくて、また新しい一面が見られた気がします。中世の大学都市で実際にあったであろう学生の熱量、未知に対するワクワク感が物語が進むごとに大きくなり一層先が楽しみになります。とはいえ風呂敷がいい感じに畳めそうで良かった。

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    2022年08月22日
  • WORLD END ECONOMiCA III

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    久しぶりにラノベ読んだ
    オプションとかデリバティブとか、金融知識の良い勉強になった
    ストーリーも面白くて、決して追い越す事が出来ないラスボスがカッコよいです

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    2022年05月02日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VI

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    新大陸の話が進んだ6巻
    狼と香辛料Spring Logで存在が仄めかされた猫の錬金術師が羊皮紙シリーズでも登場。今後キーパーソンになってくる予感。

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    2022年03月29日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II

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    信仰をめぐるアティフでの騒動を終え、続いてウィンフィール王国北部の島嶼部に向かうコルとミューリの話。
    コルにとって、価値観やミューリとの関係を見つめ直す大事な話になっていたと思います。

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    2022年03月09日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    おもしろかった。以前は、香辛料に比べて、羊皮紙は、、なんて思うてましたが、そんなことはないです。面白い。コルとミューリの旅もどんどんと大ごとになってきて、なんとなく大団円的絵面が見えてきたような気がする。祈ハッピエンド。特にハイランドとクリーベントのところが盛り上がった。新約聖典も形になってきたし。今回は新しい人外は出てこなかったが、魅力的な人間キャラが出てきたし、既存キャラもええ感じで活躍していて良い。続きが楽しみ。

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    2022年03月02日
  • マグダラで眠れVII

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    窒素化合物の話。といっても、具体的な反応式は書いてないですが。
    今回はひたすら化学合成に勤しんで、新しい反応を発見して一喜一憂する話で、大学の頃の科学実験を思い出させてくれる話だった。大学でも研究では実際に本書にあるように、色々な条件の反応をたくさん試してみてどうなるか実験しているので、今では常識の反応も昔はこんな感じに発掘していったのかなぁ、とか思いながら読んでいた。
    しかし、クースラのフェネシスへのデレっぷり、最初の巻はもう見る影もないな。。。

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    2022年01月15日
  • 狼と香辛料XXIII Spring LogVI

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    このシリーズも12年目なんやなぁ。

    寂しい気持ち、悲しい気持ちすら楽しいと思えるような境地、そうぞうつかないんやけど、夫婦の到着地の一つなのかなぁと思ったりした。

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    2022年01月10日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    ネタバレ

    いやあ、なんというか、物語がすごく広がってきたなあという印象。
    もとより、教会と王国の対立、聖典の俗語翻訳、新大陸と、中世ヨーロッパで実際に起こった出来事が散りばめられてきたわけだけど、今回は活版印刷が重要なモチーフ。
    しかも、禁断の技術として。
    こういう、さもありなんという設定がいつもながらすごいなあと思う。
    現代人の感覚では見落としがちなことも当時ではほんとにすごいことだったんだよね。

    それにしても今回はミューリの出番はほとんどなくて、コルが自分でなんとかしていく展開で、いやあ、彼もホントに成長したんだと感心した。
    それでも、ラスト、彼がミューリのことを自分にとってどんな存在だと思ってい

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    2022年01月07日
  • 少女は書架の海で眠る

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    ケモミミがいなかった。。。
    はさておき、書籍というものに対する作者なりの考えを綴った一冊なのだろうか。
    書籍商になりたい、という実現不可能な夢を持つ主人公が、ヒロインを始めとする周囲の人物の反応を見つつ、徐々に成長してゆく、という話。その中での、主人公とヒロインとのちょっとしたラブコメ要素が上手く描かれており、最後まで飽きない展開で、面白く読める。
    残念だったのは、所々で作者の本に対する感慨が語られるのだが、それが大した話でない点。

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    2022年01月02日
  • WORLD END ECONOMiCA I

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    月面都市で生まれ育った家出少年の「ハル」こと川浦ヨシハルは、ネット・カフェで生活し、株取引で大きな利益をあげていました。彼が、ネット・カフェの店員のエマニエル・セローに紹介された教会を訪れ、シスターのリサと、数学の天才的な能力をもつハガナという少女と生活することになります。

    ぶっきらぼうなハルと無口なハガナはたがいに折りあいが悪くて、リサが仲介を試みるも、二人のあいだには早くも険悪な雰囲気が立ち込めます。そんななか、ハルはリサが大きな借金を背負っており、その返済ができなければたいせつな本を売りわたさなければならないかもしれないという話を聞くことになります。そこで彼は、ハガナと協力してとある投

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    2022年01月01日
  • マグダラで眠れVI

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    初期のクースラとフェネシスはどこへ行ったのか。段々、クースラがフェネシスの尻に敷かれている感が出てきている。
    とはいえ、ラブコメ要素はさほど大きくなく、今回はガラスの触媒の話がメイン。作者がここらへんのテーマをどうやって探しているのか、毎回気になる所。

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    2021年12月28日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

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    前巻に比べると落ち着いた話で結構淡々としていた。今回においてはミューリが少し大人に見え、コルがミューリの存在を意識しているように思え、良い意味で逆転していていいなと思いました。話の落とし所はまずまずだったけど、全体のストーリーがやや不穏な雰囲気のまま進んでいきそうで先がどんどん気になります。

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    2021年12月27日
  • 狼と香辛料XIV

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    フランに北の地図をえがいてもらうことになったロレンスたちは、レノスの町へもどります。ロレンスはふたたび「獣と魚の尻尾亭」の看板娘のもとを訪れ、ホロに劣らず手ごわい彼女に翻弄され、ホロの心にもさざ波が立ちはじめます。さらにそこへ、テレオ村のエルサが、教会の司教になる人物を求めて、書籍商ル・ロワとともにやってきます。彼女はコルに教えを説き、ここでもホロはおもしろくない気持ちをあじわわされます。

    そんななか、ロレンスはルロワから、禁書にまつわる大きな商談をもちかけられます。彼の話に心を動かされるロレンスですが、その依頼を引き受けるためには、ホロと別れて彼女を一人でヨイツへ行かせなければならず、ロレ

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    2021年12月26日
  • 狼と香辛料X

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    狼の骨のうわさを追ってウィンフィール王国を訪れたロレンスたちは、ルウィック同盟のラグ・ピアスキーを頼って、この国に滞在することになります。この国では、経済危機に陥っているブロンデル大修道会があり、そこにつけいろうとするルウィック同盟との駆け引きがおこなわれていました。そんななかで知りあった老練な羊飼いのハスキンズから、彼の意外な正体を知らされたロレンスたちは、彼の願いを託されることになります。

    ホロのような「神」と呼ばれた存在が、人間のなかに交わって生きることの困難と、そのために引き受けなければならない運命がストーリーのなかで明らかにされており、作品世界の奥行きが感じられたように思います。

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    2021年12月25日
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>

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    伝説の海獣イッカクをめぐって、港町ケルーベの北と南の対立は予断を許さないものとなり、ロレンスたちもエーブとキーマンのはざまでどのように振る舞うべきなのか、厳しい決断をせまられることになります。

    本シリーズではここまでホロが不動のメイン・ヒロインで、ほかの女性キャラクターはあまりロレンスに深くかかわってくることはなかったのですが、今回はエーブが強力なライヴァルになっています。続巻でも再登場を果たすことになるのか、これからの展開がたのしみです。

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    2021年12月24日
  • マグダラで眠れV

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    ネタバレ

    作者自身の後書きにもあるが、クースラって、、、が感想。
    あらすじとしては、入植した町から無事に逃げ出して、次の町に行って、そこで新しい発見をしつつもまた騒動に巻き込まれて、という話。やはり、なんと言ってもフェネシスの成長が目覚ましい。
    いつもの錬金術師すげー的な話は、途中に1つと最後に1つあるが、最後の部分のネタはバレバレでもうちょっと頑張ってほしかったところ。

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    2021年12月26日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙VII

    購入済み

    夢を追う事と現実と折り合いをつけることとの葛藤がうまく物語の中に組み込まれていると思う。
    プロットの複雑さとデティールの描写が諸刃の剣となっている感がなきにしもあらず。

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    2021年12月16日
  • 新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(2)

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    「狼と羊皮紙」シリーズのコミカライズ第2巻。
    月刊誌連載でコミックス1巻当たり12話が収録されているので、ちょうど毎年1冊が同じぐらいの時期に刊行されると思っていたのですが、そろそろかなと思っていた3巻の発売日の告知がなかなかありません。
    不審に思って調べてみると、この2巻発売後すぐ休載に入り、今月号からようやく連載が再開になったみたいです。休載の理由は探してもわかりませんでした。
    最近間延びしがちだった原作ラノベの刊行間隔の狭間を埋める貴重な存在だと思っていたら、コミック自身の刊行間隔が間延びしすぎてやきもきさせられる展開で、まったくシャレになりません…。

    閑話休題。
    2巻は港町アティフで

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    2021年12月16日
  • 狼と香辛料(1)

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    売れるために萌えを全面に押し出しているが、これは純文学といえるのかもしれない。

    セリフまわしや、鮮やかな選択などが魅力を引き出している。

    話が90話ほど続くみたいだが、蛇足。

    後半にいくにつれ、内緒の変身バンバンするようになるんだもの。残念。

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    2021年11月29日