支倉凍砂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻から引き続いて読まなければならないような気持ちにさせられました。今までの駆け引きを大量に読んでいるとただのバカップルが…というようなところが多くて思わず笑ってしまうけれど、ロレンスがホロと生きていくことによって出て来た責任という言葉、そしてホロが長年生きているという真の意味に気がつかされたのは、この巻が初めてだったかもしれない。ロレンスにとっての人生がホロにとっての一時でしかないこと、そしてそれに対しての責任の持ち方など、駆け引きを抜きにしたところで明るみになる問題にどう決着をつけるのか。主人公ロレンス物語の終着点は、ロレンスらしい場所でピリオドを打っていると思う。
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Posted by ブクログ
簡単にまとめると、現在の街が異教徒討伐の最前線であるがゆえに特権的な立場であったのに、その前線が別の街に移るためになんとかして主人公たちが騎士団に取り入る策を探る話である。
前巻では「錬金術が思ったよりも地味だな」と感じたが、今巻ではそもそも錬金術があまり登場しなかった。
それよりも街の人間とのやり取りがメインだったように感じる。
ともあれ次巻では舞台を移し、新たな仲間を迎え入れてのスタートになることだろう。
そして今後どのように物語が展開し、どのようにして主人公が「マグダラ」に至るのかが期待だ。
あと前巻でも思ったけど、主人公イケメンすぎるだろ…。 -
Posted by ブクログ
『狼と香辛料』と同じく「剣も魔法も無いファンタジー」ノベル。鉱物のプロフェッショナルである「錬金術師」の主人公•クースラと同僚•ウェランドが、知識と技術をもって自分の夢を追いかける物語。
…が、さっぱり爽やかな話ではありません。毒殺、暗殺、権力組織の内部抗争、騙し合い。少々綺麗事で済まない世界が広がっています。
ただ…それらをかい潜り、ひたすらに夢を追いかける姿には眩しさを感じてしまいます。
物語の途中で明かされるヒロイン•フェネシスの秘密、著者の変わらぬ「嗜好」にはついつい笑ってしまいました…自分も大好きですが。(2巻表紙ではバレバレですけどね。) -
Posted by ブクログ
支倉凍砂先生の新刊!
今更ながらワクワクしながら、手に取りました
数ページ読み、やっぱり丁寧に作り込まれてるな、と。
キャラに関して作り込まれてる作品は数多くあろうとも、ここまで丁寧に世界観を作り込まれてる作品はなかなかないんじゃないのかな、と思う。
特に、ライトノベルというジャンルにおいては
今回は錬金術(注・ハガレン的なものではない)が主人公の物語
錬金術について、下調べというかその時代に合わせて丁寧にかかれているなぁと
狼と香辛料のときもそうだったけど、世界観がしっかりしてるから、読み手としても安心して読める
次の巻を早く読みたいなぁと思った -