支倉凍砂のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XVII Epilogue
     てっきり別行動の間のホロとかを見せるのかと思ってたら、ふつうに未収録だった番外編+本編その後のエピローグ。とりあえずロレンス、さすがに気づけ。今までは私もいっしょに首を傾げてたこともあったけど今回はさすがにわかったぞオイ!
     まあ最初に女性陣の会話があったから気づけた、のかな。エーブさんにもノーラ...続きを読む
  • 文倉十画集 狼と香辛料
    こうして見ると、ロレンスがホロを抱きしめているシーン多すぎじゃないか?(笑。ファンなら書き下ろし短編とイラストだけでも十分満足なはず。
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    非常に楽しめた。
    コルの参加でホロとのうだうだとしたやりとりも少なくなり、
    前巻からの緊迫した雰囲気が続いておりテンポよく読めた。
    商売にからめて世の中の表裏の様々な事象を描き上げており読み応えがある。
    実際に刀を手に取り荒野を行くような動的な冒険ではなく、ひたすら頭脳合戦とでもいうべき水面下の戦い...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    上巻から展開がどんどんどんどん悪化していき
    ロレンスの立ち位置がどんどんどんどん隅っこになり
    もうどうにもならないなんて不安を抱きつつの読書となりました
    でも主人公はロレンスですよやっぱり
    最後はやっぱりホロとロレンスが物語を好転させてくれました

    最終章が終わり物語は結末を迎えたわけですが
    ホロと...続きを読む
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    ホロとロレンスの旅の終わりが見えてきて
    少し寂しさを感じます

    デバウ商会の思惑にレスコの雰囲気
    今回はまるでなんにも起きないのか?
    なんて思いましたが下巻に向けて
    一気に話が加速します

    しかしロレンスはたくましくなりましたね
  • 狼と香辛料XIV
    まったく冷や冷やするぜ!!
    もう佳境なんですかね。
    ヨイツも実体化してきましたし、終わりが見えてきました

    今回もロレンスは終盤に「あ」って言いましたね
    なんか定番ちゃいますかこれ?
    むしろ醍醐味なんですか?このすれ違い
    目に見える進展があったように思う今回は
    エルサが大きく影響したおかげでしょう
    ...続きを読む
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III
    全4話の短編集
    ホロとロレンスの他愛ないいつもの感じのが3話
    その内1話はホロ視点で少し新鮮

    最後はノーラの話
    視点はエネクなんですが
    やっぱりノーラは生粋のお人好しですね
    ノーラ好きには嬉しいものです
  • 狼と香辛料XII
    天使を追う銀細工師フラン
    彼女に北の地図を描いてもらうための条件は
    ともにタウシッグの村に赴き天使を見つけること

    タウシッグの村には天使の伝説ともう一つ
    魔女の噂
    真実は人間のご都合主義
    どの世も変わらないものなのかもしれない

    今回はフランをメインに話が進む
    彼女の過去を知りロレンスは決意する
    ...続きを読む
  • 狼と香辛料XI Side Colors II
    「狼と黄金色の約束」「狼と若草色の寄り道」「黒狼の揺り籠」

    前二つはいつものホロとロレンスの他愛もない戯れ
    正直これいるか?って思いますけど
    まぁね・・・好きか嫌いかっていわれたら嫌いじゃないから
    うん・・・

    それより「黒狼の揺り籠」はエーブの名前の由来
    エーブの守銭奴誕生秘話みたいな
    不条理な...続きを読む
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    狼と香辛料最終章上巻。レノスの街での探索が主な話の内容です。ここまでくれば、ホロとロレンスのやりとりはもう意思の疎通が通っていて、相変わらずの夫婦漫才な感じ。下巻に続く最後の辺りはまさか!なんて思いました
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    狼と香辛料最終章下巻。開始早々首根っこをつかまれた感じの展開です。やはり普通には終わらせてくれない。一山二山あってこその二人の旅。ニヤニヤが止まりません。
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III
    本編で回収できなかったエピソードや本編からは離れてしまったサブキャラのその後を描く短編集。

    話題になったものの実物を見ることができなかった「桃のはちみつ漬け」を巡るエピソード、ホロ視点のお話、そして、女羊飼いノーラのその後を相棒エネク視点で描くお話と、気になっていたストーリーの隙間が埋まって一安心...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    ホロとロレンス、やっと2人素直になった感じですか・・・!
    感動の本編最終巻です。あいかわらずのgdgdぷりというか、でも何気にほろりとくる場面もありき、ホロを呼ぶ場面がかなり好きだったかもしれないッ。

    全般の感想で言うと、意図的にはぐらかすために文章を1行抜いたような部分が多々ありました。読むほう...続きを読む
  • 狼と香辛料XI Side Colors II
    物語もいよいよ佳境…というところで割り込んだ外伝。
    ホロとロレンスの仲の良さが目立つ短編が2編とエーブ・ボランが商人としての大きな一歩を踏み出した中編が1編。

    特に短編2編はロレンスが大儲けを企むわけでなし、ホロの故郷の伝承の手掛かりがあるわけでなし、ロレンスとホロがイチャイチャしているところを見...続きを読む
  • 狼と香辛料X
    ホロとロレンスの絆が深まり、何より雲をつかむようだった旅の目的がはっきりして、中弛み気味だった物語がまた転がりだした。

    1巻から16巻までのシリーズの中での起承転結を意識し始めたのではなかろうか。ちなみに今がちょうど「転」でいちばん面白いところ、みたいな感じ。ハスキンズさんの登場は大きな意味があっ...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    終盤まで逆転のきっかけがなかったのでこれはバッドエンドか!?ともやもやした。
    最終的には大丈夫だったけどコレまでに比べると達成感が薄い感じ。
    まぁホロのデレる様が可愛かったので問題ないです。
    エピローグも楽しみ。
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    シリーズ初の上下巻構成、初のサブタイトルつき。

    初めてずくめだったが、ちょっと停滞したり迷走したりしていたシリーズが旅の目的がきちんときまったことで、引き締まったように感じる。

    邪魔者になるかと思われたコルも馴染んでいるようで一安心、か。

    ただ、ストーリー全体が緊迫した雰囲気に包まれている中、...続きを読む
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>
    コルとの3人旅になり、旅の目的が変更になり、エーブとは確執を抱えながら一時的に協力関係になり…と、これまでと大きく方向を変えた一冊。

    ロレンスとホロの些細な意地の張り合いがいつのまにか二人の間に大きな亀裂を生じさせ、はらはらさせられてきたこれまでよりは安心して読める。
    ただ、行商ルートを外れてしま...続きを読む
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III
    短編集です。
    以前にもあったホロ目線の話が今回も登場してて、ホロの心情についてのアンサー編的な意味合いもあり、面白かった。
    また、エーブと並ぶ(?)人気キャラ、ノーラのその後のお話しがありました。
    彼女は薄幸というより、単に運が悪いって言葉の方が合う感じで、あんまり可哀そうって感じがしないのは、多分...続きを読む
  • 狼と香辛料XII
    本編でありながら、訳ありな過去を持つ銀細工師フランを中心とした、サイドストーリー的な内容。
    しかし、いつもとはちょっと違った色合いで、これはこれで有りかと思います。