支倉凍砂のレビュー一覧
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ホロッホロ8巻目。
前巻が短編だったから1巻飛ばして続くロレンスと、6巻からくっついてきたコルの旅はローム川を下り港町ケルーベへ。
追いついたロレンス一行のその速さにエーブは驚きを隠せない。
一度は命を俎上に乗せられた身であるが、そこは商人、エーブから狼の骨に関する紹介状を得る。
教会が求める狼...続きを読むPosted by ブクログ -
評価:☆4.5
眠らない錬金術師と白い修道女が贈る本格ファンタジー、第3弾。
イリーネと共にグルペッティの街を出る準備をするのだが、その際にウェランドが錬金術師ではないという疑いをかけられたり、流浪の民の黄金の羊伝説を調査しにいったりという話。
ミスしてクースラを火傷させたり、イリーネに気後れ...続きを読むPosted by ブクログ -
デイトレーダーで資産家で美少女。そんな娘の家庭教師になっても普通でいられるか。普通でいられるから、主人公なんですね!
なんてことない大学生の高遠恵と、引きこもり状態で友人もいない藤本紫。紫のことを心配する親戚が、恵を家庭教師として紫と引き合わせる。
持つものと持たざる者の価値観の相違に戸惑っても...続きを読むPosted by ブクログ -
ようやくシリーズ全部読めた。旅を通してロレンスの商人として男として成長していく過程に惹かれ続けた。ロレンスが自分が商人であることを誇りを持っているからこそこのお話は魅力的なのだろう。ホロとの胸焼けするような掛け合いもホントいちいち裏を読んだりグダグダするけど、ロレンスの商人としての性なのだろうと思え...続きを読むPosted by ブクログ
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相変わらず読み始めるには気合がいるけど、読みだすと止まらない作品。
今回も面白かった。
なによりウルちゃんが立派になって・・・!
ラストの笑顔は胸にきたね。
冷徹だったクースラもまた一つ人間味を取り戻し。
この二人から、ますます目が離せません。Posted by ブクログ -
お金は価値の1つであるが、価値のすべてでは無いし、かといって価値でないわけではない。
すべてをひっくるめて。
どっちか極端にならずにいられることは、出来るだろうか。Posted by ブクログ -
本編終了。
フーゴ傭兵団が裏切ってからの展開がどうなるのかと先が詠めなかったし、ロレンスが前半から完全に舞台の脇役に立っていたので不安だったが、最終的に綺麗にまとまったと思う。
デバウかの打刻槌をヒルデが受け取る場面は良かった。ふたりの夢を決して諦めるな!という表現がよく出来ている。
ミリケは結...続きを読むPosted by ブクログ -
レスコに到着。ミューリとの再開。
物語がクライマックスに入った感じが出ている。
デバグ商会は悪者という伏線が多くあったが、実はよい商会だったのか。
新しい貨幣を発行するのは、新しい国をつくるのと同義だと思う。
そして、ロレンスはそのレスコの空き家を買った。
「店の名前を考えておけ」の切り返しに、「...続きを読むPosted by ブクログ -
「心外である。」
短編集なりに面白かった。
4編中、2編の一人称ということが珍しかった。
ホロの一人称というのは、心が何が見えないことこそがホロなのではないか?と思ったりしているのが、ホロ一人称だと、ロレンスの心が逆に読めなくなり、それはそれで読んでいて面白かった。
最後のノーラの番外編は面白かった...続きを読むPosted by ブクログ -
だんだんクースラがやわらかくなって来て、ニヤニヤしてしまう場面が増えてきた。
最初の手厳しい感じのやり取りも好きだったので、少し残念だがこれはこれでよし
オチはだいたい読めてしまったのが残念だが、まあ満足かPosted by ブクログ