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「マグダラ」という地名、ご存知でしょうか。あるいは、「マグダラのマリア」という人物。
新約聖書において、イエス・キリストの復活を目の当たりにした女性の名です。
この作品において、「マグダラ」とは「錬金術師の夢の先」を指す言葉。
新約聖書のそれとは異なる意味で使われていますが、尊い概念であることは変わりありません。
主人公・クースラは髪の冒涜をも恐れぬ錬金術師。
教会の教えに背いた罪で、馴染みのウェランドと共に物語の舞台・グルベッティに送られてくる。
その町でクースラたちを監視する修道女・フェネシスと出会うが、彼女は何やら秘密を抱えていて……?
表紙を見ていただければ分かるように、フェネシスはめちゃくちゃ可愛いです。
物語の面白さもさることながら、女の子の可愛さも大事なこと。
読んでいただければ分かりますが、フェネシスは中身も魅力的。
皆さんも、「マグダラ」を目指す男女の物語、追いかけてみませんか?
Posted by ブクログ 2013年06月10日
第3巻を読破。
前回で無事新たな土地へ行けることになったクースラたち。
そのための引っ越し作業で忙しい錬金術師たちの工房では、クースラとフェネシスがまたしてもひと悶着起こしていて。
財産隠しに怒っているフェネシスは、本当に修道女さまなんだなあ、と思ったり。
私だったら喜んでクースラのお手伝い...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月28日
ウェランドを助ける話と黄金の羊を追う流浪民の話。
一応話は繋がってはいたものの、トピックが二つある感じ。狼と香辛料だったら、二巻に分かれててもおかしくない。
ウェランドを引きとめようとしてた貴族のお嬢様の描写とかもあっても良かったんじゃないかと思う。
ストーリーは少しあっさりしすぎてた感じ。オチも...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月23日
錬金術というよりもそれぞれのキャラクター達の関係を表した巻。
自分が求める目標のために相手が思う何かを考え、行動し、利を得る。現実的な錬金術で大切なそれはこの世界でなくても大切な事だと思った。
フェネシスの努力や嫉妬は共感できだし、その分、経験則による錬金術とは違う知識をクースラに披露した場面は...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月21日
コントロールしていたつもりが実は相手の掌の上で踊らされていたで御座るの巻。最後のフェネシスの控えめながらもしてやったり感がすごくよかった。すごくストイックで現実的且つ自分の利益に正直な行動をとるのが普通なクースラでもこんな感じになる。男って単純だ(苦笑)伝説の黄金の羊という言葉にピクリときた読者もい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月19日
2巻まででトントン拍子に新天地に行く所まで話が進んだが、ここで閑話休題、新天地に飛ぶまでに問題が発生したよ、という話。ということで話はあまり進まない。
話の中の主要なネタは常に何かしらの考古学から根拠を持って持ってきているようで、そこらへんを読みながら知れるのは楽しい。
3巻になって、フェネシスが徐...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月12日
錬金術よりもキャラの掘り下げがメインでしたね。
これまで主人公としてはイマイチにみえてたクースラの、あの狼狽ぶり。
フェネシスとイリーネはまるで姉妹のように見えました。そして終幕で明かされる2人の謀。
ただ今回一番株を上げたのは、あとがきにもあるようにウェランドですかね。
話の流れであまり彼は登場し...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月24日
評価:☆4.5
眠らない錬金術師と白い修道女が贈る本格ファンタジー、第3弾。
イリーネと共にグルペッティの街を出る準備をするのだが、その際にウェランドが錬金術師ではないという疑いをかけられたり、流浪の民の黄金の羊伝説を調査しにいったりという話。
ミスしてクースラを火傷させたり、イリーネに気後れ...続きを読む
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