支倉凍砂のレビュー一覧

  • マグダラで眠れVIII

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    この物語は壮大なツンデレ話だったのか。1巻読んでた頃はこんな風になるなんて予想できただろうか。ともあれ白き者を追い続け、謎を自分たちなりに解き明かして第一部は完結。人類の歴史においていろいろな謎を解き明かして技術を確立していくってこんな感じだったんだろうか。そう考えると錬金術師と科学者って似たようなものだったのかな。全体を通して新しいものを解き明かしていく、そんなワクワク感もあった話だったと思います。第二部も楽しみに待ちます。あ、もちろんイチャイチャは続けてくださいね(笑)

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    2016年02月28日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

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    ついにシリーズ読み終わり!この巻はまさにepilogueという感じだったので、お話の面白さというよりはほっこりな感じでした。シリーズ自体は、ご本人もおっしゃってた気がしますが、ファンタジーなのに現実的でシビアというか……よく主人公たちが痛い思いをするというか、それが面白かったです。キャラの内面も、情に厚くて好きな相手のためならどんなことも躊躇わず簡単にやってしまう、わけではないからこそとても人間らしくて、でもだからこそ、躊躇ったり怖がったりしながらも勇気を振り絞って行動したときが尊いのだなあとぐっときました。

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    2016年01月20日
  • マグダラで眠れVII

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    なんか目的地を見つけた感のある主人公。

    なんとなく上下巻の上巻みたくもあり、最終巻にむけての加速っぽくもあり。

    周囲の情勢が安定を許さないかもしれんが。

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    2015年10月11日
  • 狼と香辛料II

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    胡椒を持ってやってきた場所で
    またしても彼女に助けられる。
    が、そこで欲を出さなければ…。

    とはいえ、商売人ですから、欲ぐらい大量に持ちます。
    そして何が起こるかなどと、到底予測できません。
    しかし…これは世に言う、共倒れ状態?
    時代がどこだろうと、世界がどこだろうと
    世の中で起こる事は大概一緒です。
    が、これは言われたら頭真っ白になります。

    怒涛の起死回生。
    そしてそれを邪魔してくれる、災害(?)と人災。
    1巻の時もそうでしたが、どきどきしっぱなしです。
    続きが気になって飛ばし読みをし
    もう一回、と思ってまた戻り…w
    おかげさまで、してやったり感が非常に楽しめます。

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    2016年06月05日
  • マグダラで眠れVII

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    新しい(実際は過去の遺産と言った方がいいのかもしれないが)技術を試行錯誤の末導き出す様子が、いかにも錬金術師という感じが出ており、読んでて楽しかったです。あらゆる新技術・知識もこうやって発見に至ったんですかね。他にはスピンオフからフィルが登場。歳月の流れは酷なもので…(主に挿絵を見ながら)。最後の逆転劇はワクワクして読む手がドンドン進んだ。この巻でケリ付けてくれて何より。当初はそんな素振りもなかった状態からデレはじめてややヘタれ気味だったクースラさんだけど、決めるところはしっかりと、ね。他の人も触れられてるけど挿絵の構図?に誤植ありなのが残念。

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    2015年09月22日
  • マグダラで眠れVI

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    ヒロインが獣耳である必然性が薄れつつある本作。
    魔法とか奇跡とか使わずに実際の化学の範疇で事態を動かしているのが最近の作品にしては珍しいかも。

    とはいえ、獣耳もそうだし、眠らない錬金術師もそうだが設定とか謳い文句と離れてきたなぁ、と。
    いや、面白いとは思うんだけどね。

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    2015年07月19日
  • 狼と香辛料XII

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    物語の終わりがちらほら感じられつつだから、寂しくもあるけど序盤とはまた違うお話の魅力も出てきてるなあと。フランはきらいじゃないけど、感情移入はしにくかったな…まあそれはそれで、目的に対して一途な存在として象徴的になるからいいのか、とも。

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    2015年06月21日
  • 狼と香辛料X

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    ハスキンズさんみたいな存在が出てくるのは意外だった!!まだまだ落ち着かないかんじなので、とにかく先がたのしみです。旅がどう落ち着くのかもあるし、どこでお互いにいろいろと振り切るのかなとか。

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    2015年06月21日
  • マグダラで眠れ(4)

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    ネタバレ

    ついに最終巻。
    ラノベ原作ものだからしかたないのだが、もう少し続きが読みたかった。連載当初からそこまで話のストックがないのはわかっていたが、せめて町からの脱出までは描いてほしかった。

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    2015年06月04日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

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    ロレンスとホロがこういう風になるっていうのが意外だったー !なんていうか、潔くいけない感情の機微とか、逆に根拠のない決断に走っちゃったりとか、もちろん打算とか、綺麗じゃないやり取りがすごく面白いなあ。すごい。シリーズ読み終わるのもったいないけど、それ以上に続きを読みたいので、どんどん次いきます。

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    2015年05月16日
  • 少女は書架の海で眠る

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    書籍商になりたい少年と、病によって無人となった修道院で暮らす貴族の少女の話。
    2000冊の書を前に、その持ち主の人柄を感じたり、少女の願いを何とか叶えようと頑張る。
    相変わらず、フワフワした雰囲気の小説で、個人的にはよく分からん。

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    2015年05月09日
  • 狼と香辛料XIV

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    行商人ロレンスと狼少女ホロの旅物語
    これからの方向性を決める為の話といった感じ
    この巻だけではちょっと盛り上がりに欠ける気がした
    ただ、これまでの巻で出てきたキャラクターが再登場し、そことのやり取りがなかなかに楽しめた

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    2015年03月09日
  • 少女は書架の海で眠る

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    マグダラのスピンオフということで。個人的にはあまり向こうとの接点に気付かなかったけど(苦笑)あっちはクースラさんがヘタレてきた印象しかないから…(震え声)とにかくそれも気にならない程度に単発でも楽しめる作品でした。アブレアさんも口絵じゃ完全に黒幕っぽい感じだったけど、まったくそんなことはなかった。変人・奇才の類なのは間違いないけど、たまにまともというか、そこまで悪い印象がなかった。

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    2015年02月28日
  • 狼と香辛料IV

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    ホロがどんどん女の子っぽくなってる。ロレンスの鋭い顔にどきっとするとことかかわいい。でもストーリー的には3巻のほうが好きだったかなー。続きが気になるのにかわりはないです。また次楽しみ!

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    2015年02月22日
  • マグダラで眠れV

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    ペテンで世の中わたる人の話。
    そのペテン師が護る者できて丸くなって強くなって、という話かもしれないけど。

    最後のオチは映像で見るとまるわかりだったのかも。
    まあ、見せ方をうまくしてわからないようにするのだろうけど。
    彼女のイラストをよく見るとちゃんと反映してるので、もしかするとイラストで気がつけたかもしれんが自分にはムリであった。

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    2015年01月10日
  • マグダラで眠れIV

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    ラスト、続くのかなぁ?という引き。
    事態が終わってさて、という場面で次巻始まってもおかしくないな、というシーンではあった。

    主人公が変わっていくのが自分でわかっていくのがあまり読まないパターンで新鮮といえば新鮮。
    でも初志貫徹できてないのも事実で悩ましいところ。

    臨機応変でもいいんだろうけどね。ファーストインパクトがぶれないキャラ、だったのに少しもにょるな、と。

    ヒロインの力と読めなくもないが。

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    2014年12月20日
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III

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    ネタバレ

    久々に狼と香辛料の続き読んだ。13巻目。

    「狼と桃のはちみつ漬け」「狼と夕暮れ色の贈り物」「狼と銀色のため息」「羊飼いと黒い騎士」の短編4話です。

    最初の3話は相変わらずホロとロレンスのいちゃいちゃが堪能できます。爆発しろ。

    そして4話は久しぶりの羊飼いノーラと、それを牧羊犬エネクから見た視点のおなはし。

    主を殺され命からがら逃げてきたエネクに寄り添ったのがノーラだった。その日からノーラが新しい主になった。

    リュビンハイゲンの一件が終わり、羊飼いから服の仕立て職人を目指そうと、疫病が流行り人口が減ってしまい立て直し中の街クスコフを目指す。

    その道中、廃屋で休んでいるところを山賊に襲

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    2014年10月26日
  • マグダラで眠れVI

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    ネタバレ

    いつの間にかもう6巻。
    前巻はかなり盛り上がったところもあったせいか、今回は控えめな展開。クースラとフェネシスも間も安定期に。ガラスと惚れ薬を交えて辺境の村でのやりとり。
    安定の★3つで。

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    2014年10月25日
  • マグダラで眠れIII

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    後半、必要なのかなぁ?
    今巻だけの話をすれば妖しい儀式で終われるとおもうのだが。

    まあ、ヒロインと主人公の関係を浮き彫りにするとか今までのヒロイン像を少し崩すとかあったのかもしれないが。

    正直蛇足に感じた。
    これが後で生きてくるのかもしれないのでなんともいえないけど。

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    2014年10月13日
  • マグダラで眠れVI

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    金銀を産み出す灰の伝説を巡る話
    クースラがまた更に柔らかくなって行ってる様子。本人にも葛藤はあるようだが

    やっぱり現実に則した製法にのっとって話が進むこのシリーズは、前のシリーズのように経済のマジックをつかったトリックは見れないのかも

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    2014年09月30日