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「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」
2024年4月~ テレビ東京ほか
声の出演:福山潤、小清水亜美、浪川大輔
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
まさかの商業ファンタジー、楽しみながら貨幣経済や商取引が学べてしまう恐るべき(?)ラノベ!
中世ヨーロッパ風の世界観というと様々な作品がありますが、本作はメインとなる要素がかなり異色。主人公は25歳の行商人ロレンス、武器とするのは商人としての知恵や経験、発想力や交渉術とバトル要素はまるで無し、剣も魔法も使いません。
商人なので勝負事は商売関連なのですが、これがまたどういう訳か物凄く熱い!
騙し騙され裏を読んで裏をかく……全霊を掛けた商売の駆け引きはバトルにも負けない緊張感があるんですねー。
ひょんなことから狼っ娘ホロと旅することになるロレンスですが、この狼っ娘が侮れない。
少女の姿ながら数百年を生きる賢狼で知恵も機転も凄まじく行く先々でロレンスはもちろん歴戦の商人達も唸らせます。しかし普段は飄々としつつ時折弱さや儚さを見せることもあり……二人の行く末にも注目です!
緻密なストーリー構成で推理モノや裁判モノに通じるハラハラ感とカタルシスがあり、それでいて文体はとても読みやすい本作。ラノベを敬遠する人にもぜひ読んでもらいたい一作です!
いいですね!この本に出逢って続巻が出るのがまちどうしくなったことを思い出しました。
まだ続くのですね。
ホロが何度読んでも色あせない物語、異なる動物の出会い、皆、必至に生きていく様、今後も期待します。
Posted by ブクログ
実に5年ぶりのホロとロレンスとの再会。
いやあ、愉しいわあ。
雑誌掲載の短編3つと書き下ろしの中編ひとつという構成の短編集。
時間軸的にはシリーズ最終巻から十数年後のお話。
同時刊行で、ホロの娘と青年になったコルを主人公にした一冊が出てるので、それに合わせて文庫未掲載のお話を載せたのだろうと推測。
後書きを読むと事情は少し違ったみたいだけど、まあ、似たようなもんだし、そんなことはどうでもいい(笑)
とにかくまた彼らのお話が読めるだけで幸せ。
最初の短編の冒頭、ホロの葬送の場面にドキッとしたけど、作者のことだからまあ大丈夫だろうとは思っていた。
それにしてもそのイベントは信心深い村人にはちょっとムリがあるんじゃないか?(笑)
5年ぶりに読んで思ったのは、とにかくホロが可愛い!
めちゃ可愛い!
嫉妬したり、心配したり、泣き出したり、甘えたり、ロレンスに対して昔よりも感情を素直に表していて、それがまあ可愛いこと可愛いこと。
うん、やっぱりホロは最高ですな。
ふたりの幸せそうな姿と、ロレンスの機転も久々に観ることが出来て、いや満足。
あと、二人の娘が、あのホロの旧い友であり、誇り高き傭兵団の名にも成ったその名を受け継ぐとは。
そりゃ、手におえないお転婆に育っても仕方ないでしょうとも。
コルも苦労するだろうなあ。
さて、そんなコルの苦労が果たしてどんな具合か、別作品『狼と羊皮紙』もさっそく読んでみたい。
Posted by ブクログ
ラノベを買うのは5年ぶり。つまり狼と香辛料の17巻が出て以来。まさか、またこの甘ったるい世界に浸れる日が来るなんて…願ってはいたけど、思ってもみなかった。
一旦閉じた物語を再開すると、付いて回るのが『蛇足』の声。けれど、この本に限ってはそんな声は生まれないんじゃないかな…
まるで桃の蜂蜜漬けのような甘ったるい夫婦生活を覗けただけで、胸が一杯になって、5年前ホロが愛おしくて仕方がなかったあの頃へ、時間が巻き戻ったようだった。ああ、やっぱり僕はホロが好きなんだな。そして、やっぱり僕は気持ち悪いオタクなんだな。そんな再確認をさせてくれた。
なにやら、あと1冊短編集が出るようなので気長に待とうと思う。
Posted by ブクログ
続きが出ていたとは、しらんかった。このシリーズの1巻が出るまでラノベというジャンルはほぼ知らないといっていいほどだったが、確か新聞の書評でものすごく魅力的な紹介文だったので気になっていたところ、ちょうど日本に立ち寄る機会があって本屋で手にとってみて買って読み始めたんですねぇ、十数年前の話。で、以来新刊が出るたびに南米の河から輸入して読んでたんですが、2011年に完結。そのまま忘れてました。先日、ひょいと本屋で平積みになっているのが目に入って、続きが刊行されているのを発見。嬉しいですねぇ。ていうか、気がつかんかったねぇ(笑)。いっぱいでてますやん。ということで、スプリングログの1はホロとロレンスがニョッヒラで湯屋を開業して10年以上経ち、一人娘のミューリとコルが家を出てしまったところからストーリーが開始。王家の料理人ケレスの話、スヴェルネルの祭と新しく参入してきた村とそのゴタゴタの話に2匹の狼。
Posted by ブクログ
・旅の余白
ロレンスとホロがニョッヒラに湯屋を開いてから10年余りが過ぎ、ニョッヒラになじんて来た頃。
ニョッヒラに何か新しい祭りみたいなものをつくろうと考えたのは、仮初の葬儀?を行い、普段言えないことを言おうというもの。
・黄金色の記憶
ニョッヒラに逗留している気難しい老人の悩み事を解決する。
・狼と泥まみれの送り狼
村の用事を言いつかってロレンスとホロはスヴェルネルへと向かう。そこで亡者の祭りの手伝いをすることに。
そこで出会ったニョッヒラの近くに温泉村を開拓しようとする人ならざる者たち。
・羊皮紙と悪戯書き
ミューリとコルの、ニョッヒラでのひととき。
Posted by ブクログ
5年振りの新刊。ニョッヒラに住んで十数年後の日常を描く短篇がいくつかと、新シリーズの主人公たちを描いた短編がひとつ。
17巻までにあった「幸せであり続ける物語は可能なのか」という問いのこたえにはなっていないかも知れない。でも、そんなものが存在するのでは?という気持ちにさせてくれるような、暖かなイメージの表紙の期待を決して裏切らない短篇集。
「あそこの湯屋は楽師の歌や踊り子の踊りより、主人夫婦(注:ロレンスとホロを指す)のやり取りを見ていたほうが面白い」(p.99)の台詞は、『狼と香辛料』シリーズの魅力を代弁しているかのよう。あとは、リアルで口にしたら赤面モノかもしれない、小洒落た会話。難しいところは適当にすっ飛ばして読んでたことも思い出し(!)、非常に懐かしい気持ちになった。
ところで、続編である『狼と羊皮紙』では、本作に収録される「羊皮紙と悪戯書き」に同じく、ロレンスたちの娘であるミューリとコルが主人公となる。
新作が楽しみではあるのだが、主人公が交代する以上、上述の魅力は必ずしも望めるものではなく、幾分毛色の違うものになるのだろう。また、ミューリの容姿からすると、ホロと違って寿命も人間に近いものになるのだろうか?もしそうなら、ストーリーにどう絡んでくるのか・・・?なんにせよ、楽しみ。
「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」
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