狼と香辛料XXI Spring LogIV

狼と香辛料XXI Spring LogIV

ラノベ
715円 (税込)

3pt

開催中のキャンペーン

湯屋をセリムたちに任せ、ホロとロレンスは娘のミューリを訪ねて旅に出ることに。たくさんの頼まれごとを荷馬車に乗せて、二人の旅はゆっくり進む。そんな中、立ち寄った町でミューリのとんでもない噂を聞いて――。

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  • アニメ化

    「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」

    2024年4月~ テレビ東京ほか
    声の出演:福山潤、小清水亜美、浪川大輔

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狼と香辛料 の一覧

1~25巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~25件目 / 25件
  • 狼と香辛料
    737円 (税込)
    行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。 少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。 「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」 まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。 「お前は、本当に神なのか?」 最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。 そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。 近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。 疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。
  • 狼と香辛料II
    759円 (税込)
    狼神・ホロを連れて、旅を続けている行商人・ロレンス。 2人は北の教会都市・リュビンハイゲンで商売を仕掛けるが、思いもかけない謀略にはまってしまう。 自称賢狼のホロでも解決策は見つからず、時と運に見放されたロレンスは窮地に追い込まれ……。
  • 狼と香辛料III
    737円 (税込)
    行商人のロレンスと狼神ホロが、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンへと着くと、若い魚商人・アマーティがホロに急接近してきた! ロレンスとホロの間に微妙な気持ちのすれ違いが生じ、あらぬ誤解が……。 ロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動が始まる!
  • 狼と香辛料IV
    737円 (税込)
    狼神ホロの故郷・ヨイツを探すため、北を目指す行商人のロレンス。 異教徒の町・クメルスンで得た情報をもとに、二人は田舎の村・テレオにやってくる。 テレオの教会にいる司祭は、異教の神々の話を専門に集める修道士の居場所を知っているという。 しかし、教会を訪れたロレンスとホロを出迎えたのは、無愛想な少女・エルサだけだった。 さらにテレオでロレンスたちは、村存続の危機に巻き込まれてしまう。 はたして二人はヨイツへの手がかりをつかみ、無事に村を出立できるのか……。
  • 狼と香辛料V
    737円 (税込)
    テレオの村を後にしたロレンスとホロは、ホロの伝承が直接残るという町・レノスを訪れる。 ホロはのんびりとヨイツの手がかりを探したがるが、ロレンスは商売への好奇心を拭えないでいた。 そんな中、ロレンスは宿屋で出会った商人から大きな儲け話を持ちかけられる。 それにはホロの協力が必要不可欠だった。 しかし、その商売の方法がとんでもないもので――。 毛皮と材木の町・レノスを舞台に、2人の関係に大きな転機が訪れる!? ますます絶好調のエポックファンタジー・第5弾!
  • 狼と香辛料VI
    737円 (税込)
    ホロが口にした、旅の終わり――。 ロレンスはそれを説き伏せ、ホロの故郷・ヨイツまで共に旅を続けることを決める。 そんな2人の次なる目的地は、海に面した港町・ケルーベ。 2人はエーブを追いかけて、レノスの港から船で川を下る。 旅の途中、船が立ち寄った関所では、厄介ごとに巻き込まれている様子の少年の姿があった。 ロレンスは、図らずもその少年・コルを助けることになる。 薄汚れた風貌だが、意外にしっかりとした面を持っており、ロレンスもホロも彼に興味を持ち始める。 そして、コルの故郷の話や船乗りたちの噂話を聞く内に、2人はヨイツに関する言葉を耳にする……。 絶好調の新感覚エポックファンタジー、シリーズ初の船での旅の物語。 狼神ホロ、水を怖がる!?
  • 狼と香辛料VII Side Colors
    715円 (税込)
    リュビンハイゲンでの騒動が丸く収まったことを祝し、ホロとロレンスはノーラと共に食事をしていた。 しかし、体調を崩したホロは、不覚にも宴会の最中に倒れてしまう。 そんなホロを見て、ロレンスは看病をしようとするのだが……? シリーズ初のホロ視点で語られる書き下ろし 「狼と琥珀色の憂鬱」 ほか、ロレンスと出会う前のホロの旅を描いた 「少年と少女と白い花」、港町パッツィオでの二人の買い物風景 「林檎の赤、空の青」 など、「電撃hp」 に掲載され好評を博した2編を収録。 絶好調の新感覚ファンタジー、“色” をテーマに綴られた珠玉の短編集が登場!
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>
    693円 (税込)
    ローム川で耳にした、『狼の足の骨』 の噂。 教会勢力は、どうやらその骨を自らの権威誇示のために利用しようとしているらしい。 自分と同じ類の狼のものかも知れないその骨を、ホロが放っておけるはずもなかった。 詳しい情報を得るために、ロレンスたちは港町・ケルーベで女商人・エーブを待ち伏せることにする。 だが、ケルーベの町は、貿易の中心である三角洲を挟んで、北と南が対立している町だった──! 放浪学生・コルが旅の供に加わり、ますます盛り上がるホロとロレンスの旅路。 絶好調のエポックファンタジー・第8弾!
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    715円 (税込)
    「狼の足の骨」の情報を得るため、ロレンスたちが訪れた町ケルーベは、土地を巡って北と南が対立していた。そんな訳有りの町に、生肉を喰らえば長寿を得るという伝説を持つ海獣、イッカクが陸揚げされる。町の力関係をひっくり返しかねない価値を持ったイッカクの登場で、町は俄かに騒がしくなる。 そんな中、イッカクの横取りを狙う女商人エーブは、ローエン商業組合を抜けて自分のところへ来るようロレンスを誘う。狼狽するロレンスのもとには、さらにローエン商業組合から協力要請の手紙が送られてきて……!? ロレンスの出した答えとは? そして、その時ホロは……。 『対立の町』編、いよいよ完結!!
  • 狼と香辛料X
    759円 (税込)
    ケルーベでの騒動の後、ロレンスたちが向かったのは海を渡った島国ウィンフィール王国。目的地は、「狼の骨」を持つという聖ブロンデル修道院だ。 王国に着いたロレンスたちは、港町の商会で、羊毛取引で富裕なはずの修道院が経済的危機に陥っていると聞く。しかも、世界最強と名高い経済同盟ルウィック同盟が、修道院の広大な土地を狙って王国にやってきているという。ロレンスたちは修道院へ近づく足がかりを作るため、同盟の一員である商人ピアスキーに協力を依頼することになるのだが?
  • 狼と香辛料XI Side Colors II
    715円 (税込)
    ロレンスたちが港町レノスで出会い、その後ケルーベまで追いかけることとなった、美しき女商人エーブ。貴族であった彼女が、いかにして今のような商人となったのか──? “もうひとりの狼”エーブの過去を描く読みごたえ満点の書き下ろし中編『黒狼の揺り籠』。 ホロとロレンスが立ち寄った村では、村人たちが諍いを起こしていた。それを解決するため、ホロが思いついたとんでもない方法とは!? 旅の途中の事件を切り取った短編『狼と黄金色の約束』。 ある晴れた日に、一枚の地図を見ながらホロとロレンスが思い立った素敵な寄り道を描く短編『狼と若草色の寄り道』。 ファン必読の、エーブを主人公とした描き下ろし中編+「電撃文庫MAGAZINE」誌上に掲載された短編2本を収録。
  • 狼と香辛料XII
    715円 (税込)
    ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の大地の地図が描けるという銀細工師に会うため、港町ケルーベにある絵画商を訪れることになる。そんなロレンスたちの前に現れた銀細工師フラン・ヴォネリは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった──。 地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかしその村には、天使の伝説のほかにも、魔女が住んでいるという噂まであって……? ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める!
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III
    715円 (税込)
    リュビンハイゲンでの金密輸騒動のあと、羊飼いをやめたノーラはエネクとともに旅に出ていた。服の仕立て職人になる夢を叶えるため、人手を必要とする町に向かっていたのだ。その道中、ノーラは何者かに襲われる教会の司教を助けることになる。司教が向かう先もまた、ノーラと同じく「疫病で人口が減ってしまった町」で──!? ファン必読の、ノーラの後日談を描く書き下ろし中編「羊飼いと黒い騎士」を収録。 さらに、「電撃文庫MAGAZINE」、「電撃「マ)王」付録冊子に掲載されたホロとロレンスの短編3編も収録した、豪華4本立ての短編集第3弾!
  • 狼と香辛料XIV
    737円 (税込)
    銀細工師フランに北の地図を作ってもらえることになったロレンス。これでホロとヨイツまで行けると思ったのも束の間、再訪した町レノスで禁書にまつわる騒動に巻き込まれてしまう。その本にはヨイツを窮地に陥れる技術が記されているらしい。しかし禁書を手に入れようとすると、行商路に戻らねばならないロレンスは、ホロと一緒にヨイツへ向かう時間がなくなってしまう……。苦渋の決断を迫られたロレンスの出した結論とは!? 絶好調の新感覚ファンタジー、シリーズ第14弾!
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    715円 (税込)
    ホロの故郷の仲間の名を冠す 『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ホロとロレンスは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。 デバウ商会は北の地で大きな戦を起こすつもりらしく、その目的は北の地の征服とも、鉱山のさらなる開発とも言われていた。そのため商会は町に武力を集めているというのだが、ロレンスたちが訪れた町には不穏な空気はなく、意外にも人々は活気に溢れた様子だった。訝しがるロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことにする。そこで二人を出迎えた人物とは──? ヨイツの森はもう目前。北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する──!
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    759円 (税込)
    デバウ商会によって新貨幣が発行され、自由と希望の町となるレスコ。ロレンスはそこで、ホロと共に店を持つことを決めた。しかしその矢先、コルのズダ袋を持った人物が現れ、二人はデバウ商会の内部分裂による事件に巻き込まれることとなってしまう。ホロは、禁書を得るためキッシェンへ。ロレンスは、デバウ商会に追われミューリ傭兵団とともに雪山を越えることに。バラバラになってしまった二人の運命は!? 行商人ロレンスと狼神ホロの旅を描く新感覚ファンタジー、ついに本編感動のフィナーレ!
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    715円 (税込)
    『太陽の金貨』 事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか? 第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。
  • 狼と香辛料XVIII Spring Log
    737円 (税込)
    賢狼ホロと、湯屋の主人になったロレンスの“幸せであり続ける”物語が、ついに登場。ホロとロレンスが、温泉地ニョッヒラに湯屋『狼と香辛料亭』を開いてから十数年。二人はスヴェルネルで開催される祭りの手伝いのため、山を降りることになる。だがロレンスにはもう一つ目的があった。それは、ニョッヒラの近くにできるという新しい温泉街の情報を得ることで――? 電撃文庫MAGAZINEに掲載され好評を博した短編3本に加え、書き下ろし中編『狼と泥まみれの送り狼』を収録!
  • 狼と香辛料XIX Spring LogII
    715円 (税込)
    賢狼ホロと元行商人ロレンスが営む湯屋『狼と香辛料亭』。幸せと笑いがわき出ると言われる湯屋を舞台に描かれる、旅の続きの物語、第2弾が登場。コルとミューリが旅に出てしまい、湯屋は慢性的な人手不足に。ロレンスは大勢の客が訪れる繁忙期に向け、スヴェルネルの騒動で出会った女性・セリムを新たに雇うことにする。実は彼女、ホロと同じ狼の化身なのだ。新参者のセリムの前では、女将としても狼の化身としても威厳を保ちたいホロだったが、なにやら浮かない様子。一方ロレンスは、そんなホロの気持ちを知ってか知らずか、湯治客が持ってきた特権状に夢中で――? 電撃文庫MAGAZINEに掲載され好評を博した短編3本に加え、書き下ろし中編『狼と香辛料の記憶』を収録!
  • 狼と香辛料XX Spring LogIII
    693円 (税込)
    湯治客で賑わう短い夏も終わり、湯屋『狼と香辛料亭』は秋を迎えていた。山々に囲まれたニョッヒラの秋の味覚を堪能しようと、いつも以上に張り切るホロとあきれ顔のロレンス。山での散策を終え、籠いっぱいの土産とともに二人が湯屋に戻ると、入り口にはたくさんの人だかりが。「なんじゃ、よくわからぬが、色々な獣の匂いがしんす」 湯屋『狼と香辛料亭』にやってきた、時季外れの客たちの目的とは――。書き下ろし短編『狼と収穫の秋』に加え、電撃文庫MAGAZINE掲載短編4本を収録した、湯屋での物語第3弾。
  • 狼と香辛料XXI Spring LogIV
    715円 (税込)
    湯屋をセリムたちに任せ、ホロとロレンスは娘のミューリを訪ねて旅に出ることに。たくさんの頼まれごとを荷馬車に乗せて、二人の旅はゆっくり進む。そんな中、立ち寄った町でミューリのとんでもない噂を聞いて――。
  • 狼と香辛料XXII Spring LogV
    737円 (税込)
    湯屋をセリムたちに任せ、再び旅に出た元行商人ロレンスと賢狼ホロ。道中、小銭両替のため訪れたヴァラン司教領で、懐かしき人物――エルサとの再会が二人を待っていた。  司祭となったエルサは、教会の財産整理のため司教領に赴いたという。そして両替の見返りとして、一度踏み入れば生きては帰れない、呪われた山の調査をロレンスに頼む。そこには“錬金術師と堕天使”の秘密が隠されていて――!?  さらに、借金地獄に陥った町をロレンスが商人の勘で救う、経済ファンタジーの面白さが詰まった中編に加え、ホロたちの娘ミューリと、聖職者志望の青年コルの結婚式(!?)の書きおろし中編を収録。  幸せであり続ける物語、第5弾!
  • 狼と香辛料XXIII Spring LogVI
    715円 (税込)
     年代記に語り継がれるほどの活躍で、借金に悩むサロニアを救った賢狼ホロと元行商人のロレンス。その御礼の代わりにと、二人に贈られたのは、誰もがうらやむ貴族特権だった。  身に余る報酬に浮かれているロレンスを尻目に、どこかきな臭さを覚えるホロとエルサ……。そして、特権で譲り受ける土地を調べに行くと、そこは大蛇の伝説が残る、いわくつきの土地で!?  さらに、いざ、夏の山へ! ロレンス一家のピクニックを描いた『狼と実りの夏』に加え、新たな友人と旧友の別れを描く書き下ろし短編『狼と夜明けの色』も収録。  賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語、第6弾!
  • 狼と香辛料XXIV Spring LogVII
    726円 (税込)
     世界を変える大冒険へと向かった娘のミューリを追って、旅を続ける賢狼ホロと元行商人のロレンス。  だが借金で悩むサロニアの窮地を救ったロレンスの活躍が、思わぬ余波を生む。 「貴重な森が失われる」と、森林監督官から詰め寄られてしまうのだった。  トーネブルクの未来を思い森を切り開く決断をした領主と、先祖代々の森を守りたい領民。その両者を気遣うホロを悲しませないためにも、ロレンスは皆が納得する妙案を練ることになる。  しかしそんな中、木材取引の相手、港町カーランの背後にはある女商人の影があって……。  長編書き下ろしで贈る、賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語、第7弾!
  • 狼と香辛料XXV Spring LogVIII
    続巻入荷
    924円 (税込)
     懐かしい面々に別れを告げ、クメルスンを発ったロレンスとホロは、ノーラが暮らすクスコフを目指していた。  目的は、エーブの依頼で、牧羊犬不足のウィンフィール王国へ犬を届けること。  だが、クスコフへ近づくにつれて街道から人影は消え、各地から集まった領主たちが互いに激しく睨み合っている。  事情を聞けば、教会改革を巡り、町はふたつの勢力に分断され、さらに対立を恐れて商人も寄りつかず、深刻な食料不足に陥っているという。  そんな町で助司祭となり、領主たちの争いに困り果てたノーラは、旧友の二人にある“密輸”を持ちかけ――。  長編書き下ろしで贈る、賢狼と元行商人の幸せであり続ける物語、第8弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

狼と香辛料XXI Spring LogIV のユーザーレビュー

まさかの商業ファンタジー、楽しみながら貨幣経済や商取引が学べてしまう恐るべき(?)ラノベ!
中世ヨーロッパ風の世界観というと様々な作品がありますが、本作はメインとなる要素がかなり異色。主人公は25歳の行商人ロレンス、武器とするのは商人としての知恵や経験、発想力や交渉術とバトル要素はまるで無し、剣も魔法も使いません。
商人なので勝負事は商売関連なのですが、これがまたどういう訳か物凄く熱い!
騙し騙され裏を読んで裏をかく……全霊を掛けた商売の駆け引きはバトルにも負けない緊張感があるんですねー。
ひょんなことから狼っ娘ホロと旅することになるロレンスですが、この狼っ娘が侮れない。
少女の姿ながら数百年を生きる賢狼で知恵も機転も凄まじく行く先々でロレンスはもちろん歴戦の商人達も唸らせます。しかし普段は飄々としつつ時折弱さや儚さを見せることもあり……二人の行く末にも注目です!
緻密なストーリー構成で推理モノや裁判モノに通じるハラハラ感とカタルシスがあり、それでいて文体はとても読みやすい本作。ラノベを敬遠する人にもぜひ読んでもらいたい一作です!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    聴了。
    2人の旅路が再び始まります。今回も愛おしいお話ばかりでした。いつか訪れる別離に備えながら共にあることを大切にしている2人がなんとも愛おしいです。絵をめぐるお話がよかったです。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    狼の化身であるホロと旅の行商人ロレンスの冒険を描く『狼と香辛料』シリーズが17巻で完結した後の後日談を描くSpring Logシリーズも、順調に物語が進みあっという間に4冊目となった。もともとは行商人を引退し、湯屋の主人となったロレンスとホロの日常を描く作品の予定だったようだが、今作からは本格的に旅に復帰して、過去と同じような展開を迎えることになったらしい。
    街で落ち着いている2人も決して悪くはないが、やはり2人には旅に出るのがよく似合う。

    17巻まで続いた『狼と香辛料』での旅がホロの故郷であるヨイツに向かうと言う目的が明確であったことに比べると、本作から始まる旅はかなりのんびりしている。

    考えてみれば当時の2人は根無し草であったのだが、今の2人は湯屋『狼と香辛料亭』という帰るべき場所をしっかりと持っている。また、一応娘であるミューリとコル(本作ではすでに枢機卿と呼ばれている・・随分と出世してしまった)と会うための旅とは言え、本質的には、ホロとロレンスの思い出作りが目的なわけで、今回の旅の緊迫感はこれまでとは比べ物にならない。読者としては、安心しながら読み進めることができるわけだ。

    そんな本作ではいつものように、数篇の短編が収められている。それぞれ前から並べていけば、Spring LogⅡで登場したセリムが語り手の『狼と湯煙の向こう』、新たな旅に出たばかりの二人の最初の一歩を描く『狼と秋色の笑顔』、これまでの雰囲気を濃厚に残している“逗留した街での問題を解決する“パターンの『狼と森の音』、ようやく大きな街に辿り着いた二人がトラブルに巻き込まれる『狼と旅の卵』、そして本作のために書き下ろされたミューリとコルの馴れ初め的なエピソードとなる『狼ともう一つの誕生日』となる。

    これまでこのシリーズをずっと読み続けてきた読者からすれば、特に3つ目と4つ目のエピソードは、読み慣れた懐かしい匂いに溢れていて安心して進んでいくことができる。どうやら一足先に進んでいるコルとミューリは何かとてつもないことを引き起こしているらしいのだが、それはまた別の物語ということで、このSpring Logシリーズではほとんど触れられることがないようだ。

    前の旅を描くシリーズでは、ロレンスは「若さはあるが、まだ落ち着きが足りない」的な描き方をされることが多かったのに、10年経った今では「かつては、凄腕の行商人だったが、今はやや体力が落ちている」と、いった描き方をされていて、一読者としてはやや戸惑ったりもする。確かに最後のデバウ商会とのやりとりを通じて、北の地の平和に大きく貢献したのは、間違いなくロレンスとホロなのだが、そんなに凄腕だったのかなぁとか、そんなことを思ってしまったりする。

    おそらく、このSpring Logシリーズはミューリとコルを追って、少しずつ南に向かうのであろうと思うと、かつての登場キャラクターたちとの再会を楽しむことができるだろう。

    0
    2025年05月15日

    購入済み

    楽しみにしていました。

    楽しく読める本はこれです。
    昨今殺伐とした内容のものが多く、この本で、原点に戻れるような気がします。

    0
    2019年03月02日

    Posted by ブクログ

    ・狼と湯煙の向こう
    ロレンスとホロが娘たちの様子を見に旅に出ることになり、宿を任されることになったセリムは責任感に押し潰されそうで毎日憂鬱だった。ロレンスは村の人から硫黄を大量に預かり、ホロは昔の仲間の情報を集め、どうも長旅っぽいのも気が重い原因だった。しかし、それらの理由がお互いのためを思ってのことであり帰る場所はここであることを知り、気が楽になる。
    ・狼と秋色の笑顔
    川沿いの関所から船ではなく陸の道を行き、道に迷って森の中へ。意図をつけた蜂を見つけ上等な蜂蜜がとれそうな蜂の巣を見つける。徐々に旅のころの勘を取り戻していくロレンス。
    ・狼と森の色
    途中の旅籠で紙とインクを補充しようと立ち寄る。コルの活躍の話を聞き、聖典の俗語翻訳を進めている影響でインクやペンなどが売り切れているという。融通する代わりに領主のビーベリーの頼みを聞く。森を伐採し高騰している木材として売り村の財産にするか、森の恵みを得ている今の状態を維持するかで揉めているという。木のこぶからインクがとれることに気づき、両方をうまく収める。
    ・狼と旅の卵
    港町アティフでは昔から鰊の卵の先物取引所がさかんであった。コルたちの影響をうけた若い司祭が信仰に反するので取引所は閉鎖だと宣言する。投資した金を取り戻すため、もし閉鎖したら娘たちの仕事を奪うことになる、先物取引所には司祭が聖女ミューリとコル坊の絵を飾らんとする絵を飾るからということで騒ぎを収める。
    ・狼ともうひとつの誕生日
    ミューリ10歳の誕生日。コル坊にひそかな憧れを抱いていたミューリは新たな決意をする。

    0
    2019年02月09日

    Posted by ブクログ

    いやあ楽しいなあ。
    なんという幸せ、なんという喜び。
    全編に幸せが満ちていて最高に楽しい。

    ホロとロレンスが再び旅に出かける短編集。
    湯屋の話も良かったけど、今巻を読むとやっぱり狼と香辛料には旅の話が一番だなと思う。
    そしてすでに幸せを掴んだ二人のその後の話は、まさしく笑いと幸せが溢れる湯屋のような、そんな物語。
    旅の途中のちょっとした困難も、さらなる幸せへのアクセントなのだ。
    ずっと彼らの旅路を見続けてきた者として、この幸せがとても嬉しい。

    特に、第一話の互いを想い遣って旅を続ける理由をお互いに用意する姿には、なんだか幸せで泣きそうになった。
    そして第四話でホロの姿を絵画に残す機会を得た瞬間にもグッと来てしまった。

    まだまだ続く旅が楽しみ。
    二人の物語をいつまでも見ていたいと思う。
    ​

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

    さすがこの二人! 相変わらずの掛け合いがいい感じ。久しぶりの冒険に、この先の展開が楽しみなところ。ロレンスは年齢的にいいおじさん(?)なのかわからないけど、ホロの相変わらずの活躍ぶりが頼もしい。

    0
    2019年01月21日

    Posted by ブクログ

     本編終了後で一番楽しめたかもしれない。18巻から20巻までニョッヒラでの湯屋生活を後にして、再び旅に出ることになったロレンスとホロの物語。

     ベテラン臭漂うロレンスとホロが色々な悩み事を解決してゆく様も確かに面白いのだけど、旅先でピンチに遭遇してすったもだするロレンスとそれに呆れながらもフォローを入れるホロ、というハラハラするような構図は読んでいて非常に楽しい。
     とりわけ良かったのは「狼と旅の卵」。こんな読み心地の長編がまた読みたいなと思うけれど、長編は『狼と羊皮紙』を待つしかないかな……。

     また、あとがきにあるように、中世に関する文献からネタを引っ張ってきているとのことで、へー、そんなことがあるんだ、という発見も多くあった。今までの20冊の中でもあったことではあるんだけど、あくまで架空の世界の話として読んでいたので、そこまで意識していなかった。
     最近世界史や政治経済等の一般教養のおさらいをしようと思っている。受験生の頃は中世ヨーロッパというとあまり面白くないイメージもあったけど、ちょっと興味が湧いてきたかもしれない。

    0
    2019年01月17日

    Posted by ブクログ

    【感想】
    ・いつの間にか続編出てたことに気づいていなかった。ニョッヒラ以降のんびり気分で読めるシリーズとなった。この巻では久々に荷馬車の旅。やっぱりこうでなくっちゃ?

    【一行目】
     鉈を振り下ろしたように、眠りから覚めた。

    【内容】
    ・娘のミューリを探す旅に出るというホロとロレンスから湯屋を任せると言われたセリムの悩みと、夫婦の「賢者の贈り物」。
    ・ほぼ十年ぶりに二人だけの荷馬車旅に出たホロとロレンス。以前と異なるのは商売の旅ではなく旅を楽しむための旅のようなものであること。久しぶりの旅で火はおこせず、道には迷うが。
    ・森を伐採して金に変えるべきか守るべきかで悩んでいる領主に知恵を貸してくれと頼まれたロレンスはホロとともに森へ赴く。
    ・絵画の記録性に気づいたホロと、港町の鰊の卵先物取引と宗教家。
    ・ミューリがまだニョッヒラにいて十歳になった頃。

    ▼狼と香辛料と羊皮紙についての簡単なメモ(9巻~11巻、21巻)

    【諦める】《なにかのためになにかを諦めるなんてのは、本当は正しくないのだから。》21巻p.192
    【新しい村】人々をまとめる強力ななにかが欠けていることが多い。
    【アティフ】港町。北方の海賊たちからの防衛の拠点でもある。
    【アラム】セリムの兄。真の姿は狼。傭兵などをしていたが聖女伝説のある旅籠を営むことになった。
    【ウィンフィール王国】教会と仲が悪い。
    【エーブ】やり手で剣呑な女商人。すべてを憎んでいるようなところがある。元はウィーフィール王国の貴族で本名はフルール。
    【狼と香辛料亭】温泉郷ニョッヒラにある評判のいい湯屋。主人はロレンスという行商人上がりの男。おかみさんはホロといういつまでも若く美しい少女のような女性。
    【オーラー】エーブに商売の手ほどきをしてけれた商人。没落前からの知己であり、エーブの夫となった男の部下でもあった。
    【絵画】宝石を砕いて絵の具にして描くような代物。
    【キーマン】ルド・キーマン。ローエン商業組合在ケルーベ商館別館を預かる貿易商。
    【教会文字】教会で用いられる特殊な文字。ロレンスにも一部しか読めない。
    【ケルーベ】北と南が対立している町。
    【コル】ホロ、ロレンスとともに旅することになった賢く素直で健気な少年。皆が弟子にしたがるが本人的には将来は聖職者。後に湯屋の手伝いをし、ホロとロレンスの娘ミューリに振り回されることになる。ニョッヒラを出た後「薄明の枢機卿」とか呼ばれるようになったらしい。
    【ジサーズ】陸の孤島のような北の鄙びた寒村。
    【商人の言葉】省略されたものがいっぱいある。
    【スヴェルネル】ニョッヒラの近くにある大きな街。
    【スフォン王】ウィーフィール王国の王。ちと頭が堅そう。
    【セリム】「狼と香辛料亭」従業員。実体は白狼。ミスが多かったのは眼が悪かったからだとわかりロレンスがメガネをプレゼントしてくれた。
    【総督】細身で風格のある老人。元ルウィック同盟の大幹部で遠隔地貿易船を率いていたので「総督」と呼ばれていた。隠居後はアティフの鰊の卵の先物取引なんかで楽しんでいる。
    【デバウ商会】大陸北部に勢力を広げる大商会。
    【ドイッチマン】ウィーフィール王国、テイラー商会の商人。
    【鶏】去勢した雄の鶏は、雌の鶏よりも旨いらしい。なんて話をしたばかりにロレンスは鶏を買わされることになる。
    【ニョッヒラ】湯屋「狼と香辛料亭」のある北の温泉郷。シーズンは雪深い冬。
    【ノーラ】ある町で苦労していた羊飼いの少女。狼と羊飼いは仲が悪い。
    【ハスキンズ】ブロンデル大修道院の離れ的な場所の羊飼い。羊のことならば神よりもくわしいらしい。《旅の詩人が口にすれば単なる気障な台詞でも、ハスキンズが言えば真理の一言になる。》
    【パスロエ】ロレンスがホロと出会った村。ホロは長い間この村の守り神をしていた。
    【旅籠】アラムたちが営んでいる、聖女伝説のある修道院を宿泊施設にしたもの。その伝説の聖女はセリムのことらしい。
    【ハンス】エーブがフルールだった頃彼女をバカにしたような態度を取っていた商人。
    【ハンナ】「狼と香辛料亭」の炊事場を采配する女。実体は鳥。
    【ピアスキー】ラグ・ピアスキー。ルウィック同盟に所属する旅商人。
    【ビーベリー】近隣の領主。善人。
    【フルール・フォン・イーターゼンテル・マリエル・ボラン】エーブの本名。没落お嬢様。
    【故郷】わっちらには新しい故郷を作るなどという発想はありんせん。故郷は故郷。誰がいるかではなくどの土地かが重要なんじゃ。(byホロ)
    【ブロンデル大修道院】ウィーフィール王国にある有名な修道院。
    【ベルトラ】エーブがまだフルールだった頃の女中。エーブより一歳下。
    【ホロ】ヒロイン。人の姿のときは華奢な美少女、正体はかつてヨイツを治めていた巨大な賢狼。故郷に戻りたくてロレンスと旅している。麦の穂に宿る。後に湯屋「狼と香辛料亭」のおかみさん。人よりはるかに長い時を生きるのでロレンスが死んだ後は再び旅をするのかもしれない?
    【ホロの機嫌】よく変わる。が、理由のあることが多い。賢狼だから。
    【ミューリ】ホロとロレンスの娘。名前はホロの古い仲間から取った。天真爛漫で奔放。人の姿のままでも充分すぎるほどの野生児だが狼に変じることも可能。コルが宗教の道を求めてニョッヒラを出ていったら後をついていった。その後なにやら「聖女」と呼ばれるようになっているらしい。
    【ミリケ】スヴェルネルの顔役。悠久の時を生きる獣の化身。
    【ミルトン・ポースト】エーブがフルールだった頃取引相手となった、衣服を取り扱っていた商人。貴族出身でフルールは彼に少し惹かれた。
    【ヨイツ】ホロの故郷。
    【ルウィック同盟】大陸北部を根城にする商人の一団。30の貴族を後ろ盾にした十の大商会が統べている最強の経済同盟。月と盾の紋章旗を掲げている。ほとんど一国に等しい力を持っている。
    【ルワード】有名な傭兵団の長。
    【レイノルズ】ケルーベ「ジーン商会」の主。「狼の骨」について何か知っているらしい。ずっこい儲け方を実行していた。
    【ロレンス】クラフト・ロレンス。主人公。狼娘に翻弄される幸せな毎日を送る行商人。とはいかないか。後に湯屋「狼と香辛料亭」主人。
    【若い司祭】アティフの鰊の卵取引所を閉鎖すると宣言した。どうやらコル(薄明の枢機卿)に感化されているらしい。

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    2021年09月21日

    Posted by ブクログ

    「ホロとロレンスのその後」の話も4冊目。
    いろいろありましたが、ホロとロレンスもようやくミューリとコル坊を追って旅立ちました。

    でも、そろそろお互い、親離れ・子離れをしたほうがいいんじゃないかと思うんです。

    シリーズは、ホロ・ロレンス組の『狼と「香辛料」Spring Log』と、ミューリ・コル坊組の『狼と「羊皮紙」』に別れて、再開後は交互に、というか、「香辛料」が出て、あまり間をおかずに「羊皮紙」が出る、という形で、どちらもこれまで4冊ずつ刊行されています。
    最初は「香辛料」側に未刊行の(短編としてどこかに掲載されたものの、文庫にはなっていなかった)在庫がそこそこあり、また「羊皮紙」もある程度書きためてからスタートしたからでしょう、順調な刊行ペースでしたが、在庫が切れてからは通常ペース(というか、スローペース。著者あとがきによると「狼と香辛料VR」を作っていたからだそうですが)にペースダウンしています。
    ところで、「香辛料」+「羊皮紙」で通常ペースということは、「羊皮紙」単独ではちょっと間延びした感じになってしまっているのです。

    もう一つ言えば「香辛料」は大団円の後のお話です。ホロの魅力は変わらないとしても、結婚して子供もいる2人の間にラブコメ要素はそんなにたくさんは持ち込めません。
    「こんなちょっとしたエピソードがあって2人の仲がいっそう深まった」ってお話ばかりではもうパワー不足です。大団円前のシリーズでもそんな中休み的な巻は4~5巻に1冊だったのに、今はそんな巻ばかり4巻連続してしまっています。そろそろ「羊皮紙」に合流して「羊皮紙」の中の一章としてホロ・ロレンス組に触れるか、各地で事件に遭遇するか、そんな展開を切望します。

    なお、今回「狼と旅の卵」で初めてミューリ・コルの尻拭いで事件に遭遇して解決する展開がありました。デリバディブも引っ張り出して、ようやく往年の「狼と香辛料」の香りを感じることができました。
    今後、さらに力が入った長編を読んでみたいなあ。

    以下、各話毎に一言。

    「狼と湯煙の向こう」
    残される側のセリム視点のお話。
    ホロとロレンスがお互いに相手に旅を続けさせるための理由作りをしているあたり、オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」を思い出しました。
    ホロ・ロレンス組の旅も半年程度の物見遊山で終わらせるつもりはなさそうです。期待してます。
    馬氏や鹿氏には名前をつけてキャラ付けをするつもりが毛頭なさそうなので、主人夫婦が留守中の「狼と香辛料亭」が語られることはなさそうです。

    「狼と秋色の笑顔」
    道中、道を間違えて迷い込んだ森の中で蜂の巣取りをする話。文字どおりお荷物だった硫黄の新たな使い道を発明するおまけつき。
    …ではあるものの、上に書いたとおり、こういったショートストーリーにはやや食傷気味です。

    「狼と森の色」
    ホロに日記をつけさせるという着想は、Spring Logというサブタイトルの伏線を回収するとともに、シリーズ全体が実はホロの日記だったかもしれないというメタフィクション的な視点をシリーズ全体に持ち込んでいて、すげぇと思いました。そのホロが日記を書きすぎてインクが足りなくなりました、という話。
    ロレンスの機転でピンチをチャンスに変えるといういつものストーリー。
    ただ、ホロが日記を(まめに)つけているって設定は自分的にちょっと大事だと思うので、あまり小ネタ的には使って欲しくなかったり。

    「狼と旅の卵」
    先行したミューリ・コルが立てた波を追うホロ・ロレンス組が被った話。今後も「香辛料」と「羊皮紙」が別々に刊行されるんだったらこういう感じの話が増えてくるのかなあ。
    これまでと比べ、日記だけでなく絵姿も描いてもらいたいホロの欲求とか、劣化コピーが出てくるほどのコルの活躍とか、ようやく話が転がり始めた感じです。
    今はようやく先行したミューリ・コル組を追いかけ始めたばかりで間隔が開いていますが、大きな一つの事件を二組がそれぞれの視点とそれぞれの技能を活かして解決に奔走し、ラストでお互いがお互いの行動を知ってびっくりみたいな話も期待しておきます。

    「狼ともうひとつの誕生日」
    10歳になったミューリがコルのことをはっきりと意識したときのお話。
    似たような話をいくらでも量産できる作者の手腕には感心しますが、でもそろそろもっとずっしり腹にたまるお話を読みたいのです。

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    2020年10月30日

    Posted by ブクログ

    長年追いかけているシリーズの最新作。メインとなるストーリーはすでに完結していて、ここ最近は、後日談を短編集で描くという、ライトノベルではよくある形式で続いている。確かにファンとしては出るとうれしいけど、作品の質からすると、そろそろ苦しいかなと感じる。期待している作者だけに、新シリーズの立ち上げなど、もう少し冒険してくれると嬉しいなと感じる。

    0
    2019年03月06日

狼と香辛料XXI Spring LogIV の詳細情報

  • アニメ化

    「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」

    2024年4月~ テレビ東京ほか
    声の出演:福山潤、小清水亜美、浪川大輔

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