【感想・ネタバレ】狼と香辛料IVのレビュー

まさかの商業ファンタジー、楽しみながら貨幣経済や商取引が学べてしまう恐るべき(?)ラノベ!
中世ヨーロッパ風の世界観というと様々な作品がありますが、本作はメインとなる要素がかなり異色。主人公は25歳の行商人ロレンス、武器とするのは商人としての知恵や経験、発想力や交渉術とバトル要素はまるで無し、剣も魔法も使いません。
商人なので勝負事は商売関連なのですが、これがまたどういう訳か物凄く熱い!
騙し騙され裏を読んで裏をかく……全霊を掛けた商売の駆け引きはバトルにも負けない緊張感があるんですねー。
ひょんなことから狼っ娘ホロと旅することになるロレンスですが、この狼っ娘が侮れない。
少女の姿ながら数百年を生きる賢狼で知恵も機転も凄まじく行く先々でロレンスはもちろん歴戦の商人達も唸らせます。しかし普段は飄々としつつ時折弱さや儚さを見せることもあり……二人の行く末にも注目です!
緻密なストーリー構成で推理モノや裁判モノに通じるハラハラ感とカタルシスがあり、それでいて文体はとても読みやすい本作。ラノベを敬遠する人にもぜひ読んでもらいたい一作です!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月22日

4巻目。
ヨイツの情報を求めてやってきた村で問題に巻き込まれる話。

色々な問題に巻き込まれつつ、最後は商人らしく儲けて終わるのがこのシリーズの流れなのかな。

あとは、表紙のホロの表情が色白すぎて少し怖い。

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Posted by ブクログ 2015年02月22日

ホロがどんどん女の子っぽくなってる。ロレンスの鋭い顔にどきっとするとことかかわいい。でもストーリー的には3巻のほうが好きだったかなー。続きが気になるのにかわりはないです。また次楽しみ!

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