支倉凍砂のレビュー一覧

  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    ホロとロレンスの二人の生活、相変わらずかと思いきや、夫婦となったためか、ロレンスの落ち着いた対応は、過程を知る者には、嬉しくもあり、淋しくもある。
    終幕の前の幕間では、二人と色々あった懐かしい者達が、開店祝いに向かう光景が描かれる。
    互いのことは知らないはずだが、二人との経験をつまみに、姦しく楽しん...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    非常に良かった。
    旅の物語なのだから、引き延ばそうと思えば引き延ばせる。
    それをだらだらとやらずに終わらせてくれたことがまず良かったと思う。
    最後にふさわしい上下巻の長い物語で
    目まぐるしい展開で引きこまれたし
    かと言って無駄に今までのゲストキャラを出すということもなかった。
    個人的にはエーブあたり...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    デバウ商会により騒動に巻き込まれることになったロレンスとホロ。
    お互い別々な行動をとることになり、ロレンスはミューり傭兵団とともに北へ行かざるおえない状況に。

    二人は再び出会えるのか。
    そしてデバウ商会はどのような道をとるのか。


    最終巻でしたね。
    お金につられる人、それを利用する人、そのことを...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    ロレンスとホロの後日談。

    いやぁ、後日談は予想通りのハッピーエンド。
    ホロが何故女性陣を呼び集めたのか、その理由を模索しているあたり、ロレンスのかわいらしさがうかがえる。
    最初のほうの語り手がエネク目線で、それもまた新鮮だったな。


    他の短編集もいい味出してて、お気に入りがコル目線のお話。
    語り...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    収まるところに収まった感じです。幕間の登場人物はとても懐かしくて面白かった。
    終幕のあの挿し絵は、今までで一番感心した。行割とかも作戦のうちなのかな。
    ファンはほっこりすること請け合いです。
  • 狼と香辛料(6)
    原作2巻、ホロが森の狼を引き受けに行くところからラストまでに加え、最後に原作7巻の「狼と琥珀色の憂鬱」のエピソードが2話分使って掲載されている。

    原作に忠実なストーリーで相変わらず安心して読めるうえ、描き慣れたためか、ホロがこれまでの巻以上に可愛い。

    電撃「マ)王で2011年8月から新章の連載が...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    ロレンスとホロが一度物理的な距離的に別れてたあと、ホロが戻ってきたときの安心感がよかった。それほど物語にのめり込めたんだなぁと思った。

    立ち上がっては困難が訪れ、また立ち上がっては困難がと連続していてもうだめかと思わせておいた最後でうまくまとめた作者の実力、さすがw

    作品としては全巻面白かった...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    狼と香辛料、エピローグながらもシリーズ通しての本当の完結編。
    意外性はないものの、「これが読みたかったんだ!」という王道的なハッピーエンドで締めくくられた今作品は、数年間読み続けてきて本当に良かったと感じさせてくれます。
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    ついに最終章ですね!
    上巻は幸福なエピローグの予感に満ちていて
    読んでいてうれしくなりましたが、最後の最後で
    波乱の幕開け?下巻がたのしみです!
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    最後までニブすぎるロレンス、むちゃくちゃ幸せそうなホロ。予定調和の大団円。

    ゲームで言うならエンディングのスタッフロールが流れた後の後日談でわざわざ1冊使うのはどうなの、とか、「Epilogue 終幕」の後に短編が3編入る構成はどうなの、とか、いろいろ不満はあるけれど、でもこの巻のホロの前には細か...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    番外編と後日談。
    後日談のふたり、甘々らぶらぶでおなかいっぱいになりました(´∀`)
    この幸せがずっとずっと続くならきっとホロは・・・。
    いつかひとりになっても想い出は消えないものですよね。
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    狼と香辛料の中でどれか一冊と言われたら、迷わずコレ

    いつものホロとのやり取りもいいんですが、狼と香辛料を狼と香辛料たらしめているもの

    商人同士の駆け引きがシリーズ通して一番見れます。
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    狼と香辛料最終巻。前巻から五年後の話になる。エピローグとしては150ページいかない程度の内容であるが、充分すぎる内容である。作者も完全燃焼した様に、読者もお腹いっぱいなること間違いなしだ
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    エピローグなんてあっても仕方がない、どうやったって蛇足になるに決まってると思いながらも手にとった最終巻。読んでよかった!今まで関わったメンバーがロレンスとホロの結婚式に集まる展開は、まさにフィナーレに相応しく読んでいてこちらまで幸せな気分になってしまうほど。
    次回作も期待して待とうと思わせるに十分で...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    最終巻で語る事は少ないですけど
    思うことはたくさんあります

    正直ここまで幸せな感じで終わると思ってなくて
    すごく満足したし安心しました
    ホロとロレンスの旅が終わり
    二人の日常は続いていくわけですけど
    もう終わっちゃったんだなぁって寂しい感じがしてしまいます
    二人のやりとりはもう少し見てたいなって
    ...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    この作品に出合ったのは高校三年生の時であった。アニメを観て、行商人が主人公という斬新さに魅力を感じ、「剣も魔法もないファンタジー」という世界観に惹かれ、ホロの花魁言葉に心を奪われ、すぐさま原作であるこの『狼と香辛料』を求め書店に走った。あれから4年。ついに完結したことには感激している。16巻で作者も...続きを読む
  • 狼と香辛料XVII Epilogue
    はじめに、支倉先生お疲れ様です。


    『狼と香辛料』を読みはじめて3年目。長いようで短かったこのストーリー。


    エピローグでノーラやディアナ。旅で関わった人物を出して、読者を回想の世界に引き込む。


    さすが、支倉先生です。


    でも、最後にホロ、ロレンスとかとの会話が欲しかった。傭兵団は前巻でで...続きを読む
  • 文倉十画集 狼と香辛料
    やっぱり文倉十さんのイラストは素晴らしいですね。皆で温泉につかっているイラストはマジでブヒれました。個人的には一巻のカバーイラストが一番好き。文倉十さんお疲れ様でした。
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    完結編。
    通貨発行、為替、利権と金の力。
    人に幸福をもたらすものだけが、商人の扱う利益ではない。力としての金にも、暴力というものがあるのだ。
  • 狼と香辛料(6)
    莫大な借金を返済すべく金の密輸に挑んだ話もクライマックス。
    原作2巻までを無事に消化。

    相変わらずホロがカワイイ、いやいやノーラも負けず劣らず。
    ここでノーラが退場というのが大変残念ですが仕方ない。

    おまけの短編、狼と琥珀色の憂鬱も良いです。
    本編とは作画のタッチを少し変えてホロが一層可愛くなっ...続きを読む