支倉凍砂のレビュー一覧

  • マグダラで眠れVII

    Posted by ブクログ

    天使の奇跡二つ目。
    いやあ、なんか幸せだなあ。

    この物語、最初の不幸の底辺のような雰囲気から、シリーズ進むにつれてどんどん明るくなってきたよね。
    今巻はもうなんだか幸せな雰囲気まで漂っていて、特に前半は半端なく愉しかった。

    でも、こういうときはきっと落とし穴があるんだと、かの「狼と香辛料」の例で知ってたので(笑)用心してたら、うん、やっぱりその通りだった。
    こういう期待を裏切らない展開は好きだ。
    もちろんその後の展開も期待した通り。
    そして最後の解決法も、やっぱりクースラは錬金術師なんだよなあ。
    その天使の奇跡の再現がというよりも、8割がたはったりで解決してしまうところが(爆)

    そんな本巻のハイライトはクースラが囚われのフェネシスのことを「お前のお姫様だろう」と言われて、その手を再びつかむ決意を取り戻す場面。
    古今東西いつでも青年は囚われのお姫様を助け出すために努力するものなのだから。
    騎士でない錬金術師であってもそれは変わらないのだ。

    そうそう、そう言えば外伝の主人公フィルが登場。
    外伝読んだとき本編にも出てこないかなと思ってたら、すぐに登場だったのがいかにもと思った。
    それにしてもフィルはいい大人になったなあ。
    いや、”大人”にはなってないのか?(笑)
    クレアはどうしてるんだろう?
    気になる。

    幸せなラストと次の謎解きへ向かう展開に、次巻への期待が増すね。
    いやあ、楽しかった。

    0
    2015年10月30日
  • マグダラで眠れVII

    Posted by ブクログ

    待ちに待った新刊ー(*´▽`*) いやあ、もう出ないのかな? 出ないのかな? ってやきもきしていました。出てくれてうれしい。しかもスピンオフキャラまで登場するとはwww むしろそのためのスピンオフだったのか? と勘ぐってしまいました。クースラがヘタレになってるって感想をちらっと見かけたけど、私はそうは思ってなくて。むしろ前へ歩き出せたんだねって思ってます。きっとフェネシスと出会う前のクースラだったら、ここまでの発見はなかっただろうなって。錬金術師ってなんだかんだ言って、その場に足踏みしたまま騒いでるって感じだったので。なので、今のクースラは「人間らしい錬金術師」だと思うし、ただの実験バカだと思うwww 次回も楽しみです。

    0
    2015年10月13日
  • マグダラで眠れVII

    Posted by ブクログ

    クースラの心境の変化というか、夢をかなえるための対象としてしか見ていないなかったフェネシスをどんどん好きになっていく様が読んでいて面白い。この間のストーリーだけ見ても起承転結に富んでいてスリルがあった。

    0
    2015年10月04日
  • WORLD END ECONOMiCA II

    Posted by ブクログ

    1巻に比べて格段に面白くなった。1巻では物語の内容もほぼ全てが株取引に終始していたのに比べ
    、2巻では大企業の虚構を経済的な視点から暴くという、普段あまり考えることのないテーマを取り上げていて、盛り上がるポイントがきちんと作られている印象だった。3巻への引きも絶妙。

    0
    2015年08月18日
  • WORLD END ECONOMiCA I

    Posted by ブクログ

    株で大金を稼ぐ投資家SF+支倉さんらしいラブコメ。ストーリーのスタートが遅い、のが唯一の欠点。ヒロインが株に疎いので、複雑な株式投資の話を分かりやすく違和感なく説明できているので、株を知らなくても問題なし。ラブコメが邪魔になるくらいにストーリーが面白い。ストーリーの終わりまで考えてから書き込まれているので、ストーリーの展開に無駄が少なく、驚く展開が多い。株式投資と同時に人との繋がりが一つのテーマになっているので、ラブコメ要素も一気に面白くなると予想。月面という設定も今後活かす場面は多そうなので(市場の開拓という効果は持ってるが)、そこも期待。1巻が驚愕の展開で終わったので、2巻が気になってしょうがない。

    0
    2015年05月18日
  • WORLD END ECONOMiCA I

    Posted by ブクログ

    高校生から大学生に向けての株式入門としてもいい。
    だが本質は青春小説だ。
    キャラクターもストーリーも魅力的。
    久しぶりに夜を徹して読んでしまった小説。

    0
    2015年04月05日
  • 少女は書架の海で眠る

    Posted by ブクログ

    おもしろかったです。商売として成立しない書籍商を夢見る本好きのフィルに親近感。アブレアさん、清々しいくらいゴーインマイウェイな人だwwww

    0
    2015年03月31日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

    Posted by ブクログ

    行商人ロレンスと狼少女ホロの旅物語のその後

    これまでほんのりと匂わされていた行き着く先の具体的な形が見られる…気がする

    幸せすぎる様子に少し当てられてしまうかもしれない。が、ずっと見ていたくなるようなそんな話

    これまでのヒロインキャラが集結し、お互いが交流する様子はエピローグならでは
    とてもとてもラノベっぽいが、くどくなくて良い

    0
    2015年03月13日
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>

    Posted by ブクログ

    行商人ロレンスと狼少女ホロの旅物語
    上巻のラストから、いきなり事件に巻き込まれた感じで話が始まる。

    ロレンスとホロの甘々なやり取りは健在だが、それに負けず劣らず、今回の問題は大きく苦々しい。
    ロレンスのすねている場面ではちょっと見ていられなかったが、ちゃんと活躍できて良かった。

    今回の問題に関しては、はとてもすかっとする結末だった。

    今回の後書きで作者の姿勢がわかり、とても素晴らしいものだと思った。
    ロレンスは作者の分身でもあるのだなと感じさせられた。

    0
    2015年03月09日
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>

    Posted by ブクログ

    行商人ロレンスと狼少女ホロの旅物語
    旅のメンツに学生のコルが本格的に加わり、三人のやり取りが微笑ましい
    本筋に関しては、女商人エーブを軸に色々怪しげな雰囲気が漂っている感じ
    上下巻の上巻と言うことで、盛り上がってきたところで、続く。となっている
    下巻が楽しみである。

    0
    2015年02月12日
  • 狼と香辛料

    Posted by ブクログ

    この本を読んだ後の第一声は「どうして出版当時に読まなかったんだよ私のバカ―!」でした。

    分かりやすく整合性のとれた高い文章力、勉強に裏打ちされた中世ヨーロッパの歴史・経済・文化・情景の正確かつ深い描写、そして「ラノベ」で「中世ヨーロッパ的世界」が舞台でありながら「経済」に着目するその面白さ…。まさしく良書と言っていいでしょう。

    経済がテーマですから、為替や貨幣経済などなどライトノベルを読むような層の読者には難しい話も出てきますが、正直教科書や池上彰よりもするんと理解できるので読みながら賢くなれます。

    また、情景をそのまま文章に落とし込んだような正確な情景描写によってその世界に入り込み没頭できます。
    ここでどれだけ作者が勉強したのかが分かります(笑)
    黄金色に広がる麦畑やパッツィオの賑わいが肌を通して感じられそうなほどです。
    当時大学で物理を学びながら本作を書いていたのかと思うと、著者の勉強量と質の高さは本当に…感服ものです

    若き行商人ロレンスと豊作の神・賢狼ホロ(犬耳属性)のコンビが絶妙で、旧来のライトノベルにはなかった新鮮さを感じました。
    ロレンスはこの世界ではまだまだ若い方ですが、すでに商人としての矜持とずる賢さは大商人と変わりません。
    自分の仕事に対してプライドを持つこと、賢いことの重要性を教えてもらいました…;
    ホロはその巧みな話術でロレンスや他の人間を手の平で転がすような老獪っぷりを見せますが、ロレンスに対して思わせぶりな態度をとったり子供っぽい一面を見せたりして、ここまで一筋縄ではいかないヒロインも珍しいんじゃないでしょうか。読者に様々な面を見せてくれるので飽きません。大人になればなるほどニヤニヤできる関係性ですね。

    賢くなれる、サクサク読める、ニヤニヤできる!三拍子そろった『狼と香辛料』をこれからも読み続けたいと思います。全17巻がんばるぞー

    0
    2014年12月29日
  • マグダラで眠れIV

    Posted by ブクログ

    評価:☆5

    改宗宣言のあった異教徒の町カザンに入植したクースラ達。そこでクースラ達はカザンに残る竜の伝説を知る。植民しようとしたカザンで罠に嵌められピンチに陥るが――?といった感じの4巻。


    フェネシスがやられっぱなしの小娘ではなく、クースラ達の仲間として、クースラの相棒として相応しい姿を見せるようになってきたのがとてもいい。
    前巻でひと皮剥けたって感じだよね。

    今回はイリーネの感情的でまっすぐな説得に心を打たれた・・・。
    ホントにイリーネの言うとおりなんだよな。
    クースラは自分の「利子」という名前に縛られている。
    その呪縛も、フェネシスやイリーネと触れ合うことでじょじょに解けていっている・・・まだクースラはその変化を受け入れきれてないけども、その過程が凄くいい。

    「い、意地悪……しないでください」
    とか弄らしすぎて変な声出そうになったw
    これは弄りたくなるクースラの気持ちも分かるw

    イリーネがクースラに気がある素振りを見せたのは正直意外だったなぁ。どっちかというとウェランドと仲良くなりそうな気がしてた。
    嫉妬するフェネシスいいゾ^~これ。

    もうかなりお似合いのカップルになってきた感じがあるクースラとフェネシスですが、旅の終着点はどうなるのか。
    続きも期待です。

    「あなたは」
    「やっぱり、優しいんですよ」

    0
    2014年05月14日
  • マグダラで眠れV

    Posted by ブクログ

    どんどんかつてのクールさが失われていくクースラだけど,多分それが強さなんだよ頑張れ.
    やっと面白くなってきたなこのシリーズも.いくら決断するところまでがオチだとしても,さすがに結末を次巻に回すのはやめてほしいところ.

    0
    2014年03月24日
  • 狼と香辛料XVII Epilogue

    Posted by ブクログ

    他の3つの短編も好きだけど、やはりメインはエピローグ。
    2人のその後だとか、今まで出会ってきたキャラクター同士の掛け合いが凄く楽しい。
    ここまで読んできて本当に良かったと思える話だった。

    0
    2014年03月03日
  • マグダラで眠れV

    Posted by ブクログ

    フェネシスの成長ぶりが素晴らしい。この人は状況に説得力を持たせるのが上手いので、無理矢理感を感じることなく素直にストーリーに入っていけるのが良い。最後は完結かと思うようなまとめ方だったけれど、まだ続くみたいね。

    0
    2014年02月25日
  • マグダラで眠れIV

    Posted by ブクログ

    これまでクースラの人間味の無さから正直そこまでお気に入りというシリーズではなかったけど、今回でクースラ株が急上昇。
    合理的な判断と自分のマグダラが食い違い悩む様子なんか、まさに人間じゃないですか。
    強い人間が挫折したりや苦悩したりするシーンってすごく好きなんですよね。
    人間味溢れていて。
    ここまで読んできて、途中で切らなくてほんとによかったと思える1冊でした。

    0
    2013年10月19日
  • 狼と香辛料XI Side Colors II

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集、おもしろかった。とくに3つめ『黒狼の揺り籠』。
    女商人エーブの誕生はとてもよかった。
    あのような清らかな心をもった、まさにお嬢様が一つの事件であれほど大きく変貌するのか?などと思ったが。。
    最後にオーラーに顔を押さえ込まれたシーンはとてもよかった。
    挿絵もよかったし、『 「お嬢様」 オーラーの声にメガ開くのは、ほとんど訓練された犬の反応に近い。 』という表現もとてもしっくりきた。

    相変わらずの色気のある表現が素敵な作品でした。

    0
    2013年10月05日
  • マグダラで眠れIV

    Posted by ブクログ

    ほんとに心の機微を描写するのがうまい.変化の過程みたいなものかな.
    ただ,やはり4人は多い気がする.

    0
    2013年09月23日
  • マグダラで眠れIII

    Posted by ブクログ

    第3巻を読破。

    前回で無事新たな土地へ行けることになったクースラたち。

    そのための引っ越し作業で忙しい錬金術師たちの工房では、クースラとフェネシスがまたしてもひと悶着起こしていて。

    財産隠しに怒っているフェネシスは、本当に修道女さまなんだなあ、と思ったり。

    私だったら喜んでクースラのお手伝いしてるだろうなあ。

    それが人間の心理だと思うし。

    払うべきものは払うべきだとは思っているけどね。

    出来る限り節約したいじゃん? と。

    笑

    怒っているフェネシスの失敗で、水銀が爆発。

    フェネシスをかばったクースラが火傷を負ってしまって。

    水銀って粘り気ありそうだからやばそうだ……。

    フェネシスはクースラを心の底から嫌っているわけでもなくて。

    むしろその逆だから怒ってるのかなあ。

    好きな人が嬉々として、後ろめたさもなく悪事(フェネシス視点)を行っているのは、うん。

    嫌だよねえ。

    なんだかんだ言いつつも、フェネシスを庇ったり守ったり、彼女の心が離れていったら困ると思っているクースラ。

    くっそ、爆発しろ!

    あ、爆発していた(水銀が)

    そんな中、ウェランドが手を出した娘さんが、ウェランドと離れたくないために手を尽くして。

    そういえばウェランド、第1巻でも人殺っちゃっていたけれど、それは修道女に対してひどいことをしていた相手だったよなあ、と思い出しました。

    錬金術師って本当によくわからん。

    いいやつなのか、ばかなやつなのか。

    まあ“マグダラ”に一直線ってところはばかなやつ、だろうなあ。

    クースラたちは“マグダラ”に向かってなんでもする、とまではまだいってないからな。

    私もフェネシスも「こいつら、実はいい奴なんじゃ……」って思ってしまいますね。

    それにしても今回はフェネシスがすっごくがんばっています。

    旅の支度ではめちゃくちゃ役に立って。

    でも新しく入った鍛冶屋組合の組合長だったイリーネさんの存在に戦々恐々したり。

    前回で散々振り回された組が今回はクースラに一矢報いています。

    そこんとこは読んでいてニヤニヤしてしまいました。

    一筋縄じゃいかない錬金術師相手にぎゃふんと言わせようとがんばってる二人。

    ってところを考えるとニヤッとしてしまいますね。

    自分の“マグダラ”のために、自分のやり方などを変えることは、敵国が改宗すると同じくらい「あり得ないこと」と言っていたクースラ。

    その「あり得ないこと」が起こったり、これからの彼もどうなることやら。

    第4巻も楽しみですね。

    0
    2013年06月10日
  • マグダラで眠れIII

    Posted by ブクログ

    このニヤニヤさせられる作風が好きです。この感じ久々でした。物事の進め方は相変わらずの感じ。最後の次巻への引きもなかなか。

    0
    2013年05月25日