支倉凍砂のレビュー一覧

  • 狼と香辛料(6)
     相変わらずのハイクオリティでストーリーのほうも大きな区切りがついて大満足の第6巻でした。巻末の短編ですが、ホロが体調崩す話は記憶にありますが、帯にもホロ視点と書いてあるので原作から再構成した作品ということでしょうか。すごく自然で、ホロの魅力がたっぷり出てました。
     それにしてもまだ原作2巻ですか・...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    星6つあげたい位、素晴らしい最終巻でした!
    特にロレンスがいつも以上に主人公らしかった。
    彼は、多くの事に真剣に悩み、もがき、苦しみ抜いて、本当に大切なものを導き出します。
    商人の誇りを語る場面や、ホロに協力してもらって演説する場面はジーンときました。
    因みに本巻でのホロは、もう最初から最後まで、彼...続きを読む
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    いよいよ物語も最終章。
    それぞれの着地点に向かって、ストーリは進行していきます。
    今回は主に貨幣の話。
    ロレンスが問題を解決していく際、今まで通った街や出会った人、その時の失敗と経験を思い出しながら解決をしていく演出に、ああ~最終章なんだなーと、しみじみします。
  • 狼と香辛料XIV
    ロレンスとホロが恐れて、避け続けていた、旅の終わりの世界。
    しかし、エルサの後押しに助けられたものの、ようやく想いが通じ合いましたね。
    いやー長かった。
    というか、ロレンスだけの問題だったと言えなくはないのですが、、、
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    誰が信用できるのか?
    最後までハラハラ展開で突っ走りますが、やっぱエーブが格好良すぎ!!
    エーブからロレンスへのサプライズイベントの表現も良かったし、それに対するホロの反応も可愛いいねえ~
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>
    上下巻の上巻なので、伏線の展開が中心になりますが、いつもの二人旅から三人旅になり、個性の強いエーブやキーマンというキャラクターが絡んで、あっという間に読みきってしまいまいした。
  • 狼と香辛料XIII Side Colors III
    短編のサイドストーリー集第3弾。今回は「桃の蜂蜜漬け」買う金欲しさに智恵を働かせるお話に、「為替バランス」でロレンスが大もうけを企む話、そしてあの羊飼いノーラと「エネク」のアフターストーリーの計3編。前2編に登場するロレンスとホロの掛け合いが最高におもしろいのは相変わらずです。第1話めではある意味い...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    完結。非常に面白いシリーズだった。経済的な発想の貧困な私には理解の難しい部分もあったけど、ある意味勉強になったし。
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    大好きな作品がひとつ区切りをつけた。

    上巻の引きからどうなる事かと思いきや、予想以上に逆転に次ぐ逆転劇に最後の最後まではらはらしっぱなし。
    最後はラストとしてはあっさりとした感じでらしいと言えばらしいかな。

    一応物語としては完結ではあるけれど、後日談も含めた短編集(?)が夏ぐらいに出るらしいので...続きを読む
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
    ゴール目の前の最終章。....の前編。

    いつもどおり経済の話もありつつ、適度な緊張感もありつつ、そしてホロとのいちゃいちゃっぷりも充分。
    「狼と香辛料」というタイトルのおもしろさの集大成がぎゅっと詰まった1冊。

    これまでの旅の大きな懸念材料も店を購入した事で根本から覆り大団円に向かうと思いきや、...続きを読む
  • 狼と香辛料XVI 太陽の金貨<下>
    ホロかわいいよホロ。ロレンスに素直に甘えたりして、これで最終話というのが大変残念。巻末の後書き読んで、話の基礎としてショーペンハウアーを元にしているなんて言われなきゃ分からんかった。金枝篇はそれっぽさが何となく中盤あたりにあるのでしょうか。
  • 狼と香辛料(5)
    この漫画の描き込み凄く好きです。原作は読んでないけどアニメは観たので内容は把握してましたが、それでも読ませるその画力に惚れ惚れです。
  • 狼と香辛料XV 太陽の金貨<上>
     あとがきで作者の支倉氏自身も書かれてましたが、いいサブタイトルですね、「太陽の金貨」。読み終わった後、あらためてそう感じました。
     いろいろ1巻からの成長を思い起こすことになった巻となりましたが、ふと表紙絵を見ると、イラストでホロの顔がちょっと変わっちゃいましたね。いつからあんな鼻になってましたっ...続きを読む
  • 狼と香辛料XII
    ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の地図が描けるという銀細工師フランに会うため、港町ケルーベを再訪する。
    地図を書いてもらう条件として出されたのは、
    伝説の地を一緒に訪問すること。
    ロレンスは非常に頑固なフランに地図を書いてもらうことができるのか?


    今回は商売のお話はほとんどない。でもこ...続きを読む
  • 狼と香辛料XI Side Colors II
    今回は狼と香辛料の短編集。
    ①狼と黄金色の約束
      ある村に立ち寄ったお話。土地の測量について、ロレンス達がとった
      秘策とは。

    ②狼と若草色の寄り道
      陽のあたる草原に寄り道をしようと提案したロレンス。ところが・・・。

    ③黒狼の揺り籠
      エーブが女商人になるまでのお話。

    短編集といいな...続きを読む
  • 狼と香辛料XIV
    あいかわらずホロとロレンスの掛け合いは絶妙。
    エルサ再登場!
    ・・・とかいいつつこってり忘れているのはナイチョ。
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    前回の続き。キーマンに使われ、ケーブとは探り合い、ロレンスはいいように使われて終わってしまうのか!?


    いよいよ解決編!ということで、非常におもしろかった。
    6巻(だったか?)の話がここで本当の意味で生かされるという、きちんと複線を回収してすっきり。さらにエーブとキーマンが手を組んだ瞬間の爽快感と...続きを読む
  • 狼と香辛料XII
    2010年3月13日
    随所に隠された真実を隠す為に出てくる、言葉の掛け合い。
    何時も感心するのは、徐々に暴かれる真実が辛い事も多いが
    心に残る何かがあるという本。
    表紙のイラストからは、想像できない意外な深さが読んでいて面白い。
  • 狼と香辛料IX 対立の町<下>
    エーブの魅力がたくさんつまっているのではないかと・・・。わたしが一番好きな巻。エーブ最高です。最後もすごく良かったです。読み返して、やっと理解できたあの表現の仕方が・・・。絶対アニメ化してほしいです。エーブ好きだぁ・・・。
  • 狼と香辛料VIII 対立の町<上>
    最初から最後まですごく熱中して読んでしまいました。エーブ再登場!エーブ、もう本当に大好きです。何度も読み返してしまった巻です。