五木寛之のレビュー一覧

  • かもめのジョナサン【完成版】

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    簡単な文章ですぐに読める。
    解説が大変面白かった。
    作品からどんな思いを持つかはそれぞれだと思うが、これを読んでジョナサンのようにたびに出ようと思わなかったのは私がもうイイ歳だからかな。

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    2021年07月18日
  • 回想のすすめ 豊潤な記憶の海へ

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     回想の力、五木寛之さんはその力によって支えられてきたと。辛かった時代をくぐり抜け、苦しいときは「あの時に比べれば~」と。また、ストレスを解消するときは、嬉しかった時、幸せだった瞬間を回想していると。回想は思い出とは違って、積極的な行為であり、高齢者の特権。そして生きる力につながっている。五木寛之「回想のすすめ」、2020.9発行。

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    2021年05月22日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    最初から何故だかわからないけどジョナサンに対して否定的なポジションを取りながら読んでいた。
    食べることよりも飛ぶこと、高い位置から仲間を見下ろし自分の正義を貫こうとする、天に登って「白く」輝き、自分は特別ではないとしながらも明らかに特別な能力を発揮するジョナサン。自分の教えが形骸化し、意思に反して偶像崇拝的な信仰が一般化するなか、ジョナサンはそれをただ見ていたのか。かれなり「愛」とは結局何だったのか。
     どこまでもストイックに、生きる意味を追い求め、「飛行」というアイデンティティに全てをかける姿勢には心打たれる。がしかし、なぜジョナサンな共感することはなかなかできない。
     最後に訳者の方がその

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    2021年03月15日
  • 親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】

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     五木寛之の小説は面白いのであるが、長編は間延びがある。わずか2巻なのに随分かかってしまった。この次の編も読もうと思うが、全部読み終わるのはいつになるやら…

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    2021年03月13日
  • こころの相続

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    もっとコミュニケーションの取れる子どもだったら、祖母から色々な話を聞いておけたのに、と悔やまれる。伝承されなかった大切なことが、世の中には沢山あるのだろう。

    「相続」という言葉を、このように使うことに違和感を覚えた。「承継」などと言い換えたほうがよかったのでは? 言葉は、本来の意味を尊重して使ってほしいと思った。

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    2021年03月03日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    ネタバレ

    (上下巻の感想)親鸞聖人が島流しにされて越後で過ごす日々から、縁あって関東で布教をした頃を描いた作品。

    青春編を読まずに読んでしまいましたが、十分楽しめました。難破船を使ったライバル役のアジト、大捕物のようなハラハラするシーンなど、読んでいてわくわく、ドキドキするような演出も多く、とても読みやすかったです。

    作中では、越後でも関東でも、地縁がほぼないところから布教を始めるなか、一癖も二癖もある土地の人たちと出会い、交わることで、だんどんとその地に根を下ろし、念仏を伝えるということに苦心しながらも努めている親鸞の様子が丁寧に描かれています。

    目指す方向は似ていても、信仰のあり方の違うライバ

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    2021年02月28日
  • こころの相続

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    相続とは法的に保護された財産の所有権を死により移動すること。氏のいう文化やら作法、風習の伝承は意味合いが違う。
    この人のエッセイ、話題になるがハズレが多い。タイトル負け?

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    2020年12月07日
  • 漂流者の生きかた

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    ネタバレ

     五木氏と姜氏の対談、どちらかというと五木氏がリードする形で進められている。五木氏は戦時中に幼少期を満州で過ごし、姜氏は二世として熊本に生まれる。
     いまそこにある問題として、南米から日本へ出稼ぎに来た一世とその子供達(二世)の差別や就労の難しさ、貧困の問題がある。リーマンショックに続いて新型コロナウイルス禍でますます問題が深刻化している。漂流者の生き方、生きていくことが難しい状況もある。

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    2020年09月05日
  • 漂流者の生きかた

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    有名な著者たちの対談。話の内容としては共感できるところが多いが、話の落としどころが個人的には難しくてわからない。要はもう少し寛容な世の中にならないか、二極化しない中庸が認められてもいいのではないか、というところか。

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    2020年08月15日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    常陸(下巻)編。ここでも仲間が多く、念仏を聞いてくれる人が急増化していく。悟りを開くために血のにじむような努力をしているが、苦労を掛けていると分かっている妻と大げんかをするなど、人間臭さも多く持っている。夫婦共一つの土地に拘らない大らかな考えを持っている。

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    2020年05月27日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    平安末期。念仏を広めていく親鸞の姿を描く。激動編は女房と、越後(上巻)・常陸(下巻)と移り住む。2部とあって、途中からの読み始めだが、十分面白い。河原に住み込む荒くれ部隊を仲間に取り入れたり、雨ごいの念仏を1週間したり。全国44誌に掲載された小説の単行本化。どうりで物語がスピーデイだ。

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    2020年05月27日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    1173年4月1日は親鸞上人の誕生日、と歴史カレンダーにあり、日本版宗教革命というべき人の事跡を読むにはこの古典か、と思い手にとった本。

    9歳で出家した親鸞は、比叡山で20年修行を積みます。浄土教の先輩の法然も天台僧であったらしく、2人とも、比叡山で総合教学と各種の行を学んだ結果、念仏を選んだ訳です。特に親鸞については、底辺の人々の生き様に触れ、驚き、後の悪人正機の悟りに繋がっていく伏線が描かれています。

    このような宗教者の小説にありがちなのですけど、宗教者としての足跡を追いかけようとするあまり、歴史小説としての考証が弱くなることがあります。宗教者の奇蹟と悟りなら、その教団が出す本を読めば

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    2020年04月23日
  • 孤独のすすめ 人生後半の生き方

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    私も下山に差しかかった年になったんだな。これからは高齢者ビジネスが良いかも知れない。補聴器のポルシェ、老眼鏡のフェラーリの例えは良かった。これだけの物作りの日本ならば作れると思う。そして技術が高く、そして値段も高く。
    「敬われる」前に、一個の自立した人間として「評価」される存在になりたい。いい言葉だと思います。

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    2019年08月23日
  • レッスン

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    五木寛之の描く女性はどの作品でも独特の雰囲気がある。レッスンでの佐伯伽耶も不思議であり、謎めいて描かれている。
    こんな女性が存在するだろうか

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    2019年07月12日
  • 続・孤独のすすめ 人生後半戦のための新たな哲学

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    自分の現状や将来のことを考えた時に孤独だなと感じることが多々ある。
    だけど、それを不安に思うだけじゃなく前向きにとらえて日常に喜びを見出だすことがとても大事だと。少しずつ偏屈にもなってくるだろうけど身も心もしなやかでありたいものです。

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    2019年06月15日
  • 続・孤独のすすめ 人生後半戦のための新たな哲学

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    20190501 孤独というタイトルに反応してしまう。孤高を目指すという事だと思うが一人で人生を楽しめれば大丈夫と今は理解しておこうと思う。五木さんのようにあちこち旅をしたり発表したりする機会は意識しないと持てないと思うが気の持ちようとしてこれから50年を考えてみようと思う。

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    2019年05月01日
  • 白秋期 地図のない明日への旅立ち

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    20190314 いつも自分の少し先にいてタイムリーに本を出してくれる。今回も同じ、キャッチャーな内容だった。無理なく読み易く分かった気にさせるのは相変わらず。白秋期、意識して玄冬に向かえればそれも人生。

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    2019年03月14日
  • からだのサプリ 「こころ・と・からだ」改訂新版

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    五木寛之 著「からだのサプリ」(2008.9)、「こころ・と・からだ」(1998.1)の改題・改訂新版です。①人間を忘れて病気を診る。人間を治そうとしないで、病気を治そうとする。手術は成功しましたが、患者さんは死にました。では困りますね! ②病院と医療は60歳までの人(幼い子、若者、働いてる人)に、60歳を過ぎた人間に必要なのは治療ではなく、温かい人間的サポートとの著者の考えにはある程度賛同致します。そして治療より養生ですね。

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    2019年03月11日
  • 元気

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    五木寛之 著「元気」、2005.9発行。元気とはなにか? 病気の反対のようにも思えますが・・・、結構、難しい気もします。敗戦後、人々は活気とエネルギーに溢れていた。目が光ってた。今、年間約3万人の自殺者。弱々しい目。千日回峰行者の元気は? 確かに、アウトプットのエネルギーとインプットのカロリーの計算が合いませんね。死を思えば、元気になるのでしょうか。元気に生きるための3つの方法が紹介されています。「諦める」「観念する」「手放す」だそうです。私には難し過ぎましたw。

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    2019年03月08日
  • 青年は荒野をめざす

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    若い頃の五木寛之作品はとがっていい。ロシアが好きになった。旅に出たい情熱がある人や、夢中になれる力強い作品が読みたいとき。人生の創成期におすすめ。

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    2019年03月08日