五木寛之のレビュー一覧

  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    著者の本は、好きなほうで、少しは読みましたが。

    この本は、あまり内容的にはインパクトもなくありきたりだったような気がします。
    人間の覚悟や、他力は非常にインパクトがあって面白かったのですが、この本はそこまではないかと思いました。
    同じタイミングで買った「親鸞」に期待

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    2012年04月12日
  • 人間の覚悟

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    人間の一生を見つめる一貫して揺るがない著者の思想は、一日にして寄るべき世界が崩壊した敗戦と、そこから始まる引き揚げに伴う想像を超えたであろう地獄の経験が重く揺るがない土台になっている。
    ロシアのトスカ、ブラジルのサウダージ、中国の悒、韓国の恨といった、
    愁(憂い)のような情感に著者が強く共鳴するのもうなずける。

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    2012年04月12日
  • いまを生きるちから

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    ネタバレ

    ■風邪と下痢は体の大掃除

    書籍「いまを生きるちから」(五木寛之著・角川文庫・227頁)から。
    作品中に紹介されていた
    「風邪と下痢は体の大掃除」というフレーズか気に入った。
    日本の東洋医学を代表する野口晴哉さんの言葉だと言う。
    「体がアンバランスになっている時に、
    風邪や下痢はバランスを戻すために大事なこと。
    風邪をひけないようなコチコチの体ではしょうがない、
    風邪をひけば早く寝るし、下痢をすれば食事を制限します。
    頭痛がひどい時は、じっと静かにしている。
    どれだけ大きな危機を回避できているかわかりません」
    ものすごく説得力のある考え方だと思う。
    さらに「不安も同じ、人間が持っている防衛能力

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    2012年01月30日
  • 青年は荒野をめざす

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    世界にはいろんな人がいるんだなと思った。

    いろんな国の人とセックスしたいと思った。

    本来それは特異なことじゃないし、
    みんな同じ人間。

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    2011年12月24日
  • 生きるヒント2 ―いまの自分を信じるための12章―

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    最初のテーマが「存する」で、料金メーターがあがるたびに「居てもたってもいられないような気分になる」と書いている。五木寛之って独特のカリスマ性があると思っていたが案外普通の人という記述があちこちにある。親しみやすいようにそう書いているのか、本当にそうなのかどうか。
    主な論点をメモ。

    努力しても直らない欠点は、たぶんその人の最良の部分に根ざしてる。欠点に否定的にならなくてもいい。
    対治よりも同治。
    体の声を聞いたほうがいい。
    生命のリズムのような一人の人間の能力をこえた何かがある。努力したことを立派なことのように考えない。
    規則正しい生活が出来なくても、乱れることを気にしない。
    寝てるときの夢も

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    2011年09月01日
  • レッスン

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    ジャケ読みの一冊、復刻版とは知らず、最初は1992年だから遙か昔・・ちょっと今風でなくて、はなしの展開もおそくて、こんなものだったんでしょうか・・・

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    2011年09月04日
  • 青年は荒野をめざす

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    少年の成長がうまく描かれていていいと思う。難点は、ジャズをプレイしているところの表現が乏しい。あと、まあ、ストーリーが強引すぎる。

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    2011年07月23日
  • 人間の覚悟

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    ネタバレ

     「覚悟」ということについて、仏教的視点から解説した本。「覚悟」とは「あきらめる」ことだが、ここで言う「あきらめる」とは今使われるような「途中でやめる」というネガティヴな意味合いではなく、「明らかに究める」という意味。

     著者曰く、現代は「鬱」、「下山」といった言葉で括られる時代。何だか寂寥たる感じがするが、これは「あきらめる」しかない。こういう苦しい時代では「おれが、おれが」と我を張って独善的になるよりも、「他力」を頼って行きていく方が安楽なのだと思った

     本書で言うとおり、憲法で保障されているような権利も、安心も安全も実は儚いものなのかもしれません。聖徳太子の言うとおり「世間虚仮、

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    2011年06月18日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

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    信介と織江が再び、今度は同じ目標に向かって歩き出す。
    とはいえ信介にはまだまだ進むべき道はぼんやりとしかとらえられていないような感じ、物語としての完結にはなっていないようだ。
    と思ったら挑戦編ってのがあるのか…知らなかった。

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    2011年06月14日
  • 青春の門 第三部 放浪篇 【五木寛之ノベリスク】

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    地方をまわって、生活しながら演劇活動を。。
    いよいよ青春まっただ中な展開、劇場的な登場人物と展開は今からするとどこか嘘臭くもあるけど、今には無い大らかな空気が漂っていて面白い。

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    2011年06月06日
  • 青春の門 第二部 自立篇 【五木寛之ノベリスク】

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    自立編は上京してからの数カ月間を描いている。
    いよいよ青春まっただ中って感じだが、
    乱暴で猥雑だけど、どこか大らかで明るい、そういう平成の現在とは違う時代の空気が感じられて面白かった。

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    2011年06月04日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    スポコンというか任侠ものというか、昭和の空気でいっぱい。
    しかし人間の内面というか心の襞がをむき出しになっているような登場人物のドラマはこの時代ならでは。
    筑豊に限らず全国の炭鉱街ではこういった世界が存在していたのだろう。

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    2011年06月01日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

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    自制することができるようになってくる。しかし、我慢ができなくなる。若さゆえなのか、それとも、単に堕落した人物なのか。
    道の先に光り無く。手元を灯りが照らし出すとそこしか見えない。だから、二三歩先の溝に嵌る。
    俺も全く同じだった気がする。

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    2011年05月22日
  • 青春の門 第五部 望郷篇 【五木寛之ノベリスク】

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    本巻で筑豊との縁が切れる。
    だらだらとした展開がまた始まる。
    それでも、だらだらと読む。
    だらだらと。

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    2011年05月22日
  • 青春の門 第四部 堕落篇 【五木寛之ノベリスク】

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    学生運動に徐々にのめり込む主人公の信介。梓先生との再会と一夜の情交。組織の暗部と誤解と裏切り。
    個人的には梓先生との描写をもっとじっくり楽しみたかったのに。残念。

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    2011年05月22日
  • 青春の門 第三部 放浪篇 【五木寛之ノベリスク】

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    段々とだらけてくる物語。
    意味の無い話の展開に鼻白む。が、どういうわけか読みこんでしまう。
    そう、意味の無い話の展開こそ青春だ。
    いま考えても訳のわからないことを訳の分からない展開でなんとなく納得していた若き日の自分がある。
    そういう意味で読みこめたのかもしれないが、まあなんというかだるいことに変わりなく。

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    2011年05月22日
  • わが人生の歌がたり 昭和の哀歓

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    お母さんの死について書いてある箇所が、ギュウっとなった。夢見た新天地で、骨と皮だけの小さな体になっていく…「人生って」と思わずつぶやいちゃうけど、後に言葉が続かない。

    五木さんの本は初めてだったけど、読みやすく、これからチャレンジしたいと思いました。

    戦争中にも、人々が歌を歌っていたのが、まずびっくりで。声も発せられない、聞こえるのは悲鳴や怒声や泣き声だけの時代と思っていたから。
    生きるって、無感情ではできないことなのかも。

    異国の地で、父親が日本刀をコレクションしていたとか、写真の中の若かりし母親はモダンガールだったとか、子どもながらに親の気持ちを察する様子に、私は共感しました。

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    2011年05月19日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    筑豊の泥臭い男の青臭い青春群像。本当に青春時代に読んでおいたほうがいいかもしれない本。自分ですら少し引くくらいの汗臭さなので、平成生まれがこれを読むとどんな感想を抱くのかに興味がある。

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    2011年05月08日
  • 青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】

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    「青春の門」30年振りに続編を読んだ。ガムシャラに自己を問い、新しい環境に飛び込む信介の姿に、清々しい気持ちになる。11.5.3

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    2011年05月03日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    生きるヒントを、少しもらった。思っていることを、言葉として読むことには意味がある。、それで思考が整理される。自分で自分の言葉として見つけられればいいけど、ときには手助けしてもらってもいい。前向きなことばかり書いてある人生の本よりはずっと好き。

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    2011年04月27日