五木寛之のレビュー一覧

  • 下山の思想

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    現在の日本のあり方を登山の登頂を終えた帰路、つまり下山のときと受け止めることのススメ。ただし、だからどうすべしという処方箋が与えられるわけではない。下山が暗いわけではなく、もちろん希望に満ち溢れているわけでもないが、淡々と事実を受け止め、静かに対処する様をイメージした。
    論文というわけではなく、エッセーなので、書名から「思想」を期待した分、当てが外れた感があった。
    12-105

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    2012年09月02日
  • 五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 晴れた日には鏡をわすれて

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    五木 寛之さんの作品はこれしか読んだ事が無いけれど、面白かったです。生きるヒント、大河の一滴など有名ですが、私はコレしか読みたいと思ったモノは無いですね。

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    2012年08月29日
  • 五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 雨の日には車をみがいて

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    クルマが若者の憧れではなくなってどれくらい経ったのでしょうか・・・
    クルマは男のロマンというけれど、あの時代、どれだけロマンチックな存在だったかすごくよくわかる1冊です。

    女子でもクルマが特に好きでなくても十分楽しめました。
    個人的には最初の話が好き。

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    2014年03月20日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    ネタバレ

    格差社会の中で、一流の会社に勤めることが幸せとは言えない。少子高齢化社会の中で長生きすることだけが幸せではない。何が幸せなのか、新幸福論では、語られていない。美しいものに触れるなど小さな幸せを大切にしたいと筆者は最後に述べていた。

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    2012年07月31日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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     タイトルは「新・幸福論」。「新」というからには、元となる「幸福論」があるのでしょう。アランの「幸福論」を意識したのかもしれません。アランの著作が「論」というより「幸せ」をテーマにしたプロポ(哲学断章)であったのに対し、こちらは五木氏得意のエッセイ集です。
     本書を通底している五木氏の思考は、決して幸せになるための「明るく活力に満ちたプラス思考」ではありません。「普通の人びと」の視点から現実をとらまえて、ある種の諦観も心に持ちながらの生きる姿勢を書き綴っています。

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    2012年07月28日
  • 林住期

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    人生を四期に分けると、五十歳から七十五歳を林住期というそうな、林住期こそ人生のピーク!真に人間らしく生きる季節だそうだ。今の自分に何とも心強い説である。

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    2012年07月10日
  • 霊の発見

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    鎌田さんが不眠に陥った理由が面白かった。五木さんは霊は信じてないけど霊的なものは信じてる感じ。この発見シリーズでは気の発見が1番面白い。

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    2012年06月20日
  • 人間の関係

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    ネタバレ

    ネガティブなことは、あってはいけないものなのか?
    ポジティブなことは、強迫じみていないか?
    彼なりのバランスの取り方に、共感した。

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    2012年06月01日
  • 霊の発見

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    全体的に割と軽い印象の内容だったかな。
    明治期以降の国家神道によって排除されてしまった神道のある種ドロドロとした負の側面と、各地の土俗の多種多様な祝祭儀礼と混成した神道を復活させるべきという点に納得。

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    2012年05月23日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    五木寛之のエッセイ。80年日本を生きてきた人の「幸福とは?」が語られている。日本の総中流が生んだ弊害…どこの国でも貧富、支配者と被支配者がいる真実に覆いをかけてしまったという点には納得。自分の本当の立ち位置を知るべき。読みやすい作品。

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    2012年05月02日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    幸福とは何か? 普段あまり考えなくなったが、一度しっかりかんがえるには、よいきっかけを与えてもらえる本だと思う!

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    2012年04月22日
  • 養生の実技 ――つよいカラダでなく

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    ポジティブシンキングなど役に立たない。身体語を聞け! というメッセージ。
    たまには噛まずに胃に仕事をさせてやれ、とか、「治療」では手遅れで、「養生」するしかできない。清濁併せ呑むのが人生ということか。ちょっと年寄り臭さも出ているけれど、結びの言葉の「あす死ぬとわかっていてもするのが養生である」が、よい言葉。それだけで満足。

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    2012年04月19日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    著者の本は、好きなほうで、少しは読みましたが。

    この本は、あまり内容的にはインパクトもなくありきたりだったような気がします。
    人間の覚悟や、他力は非常にインパクトがあって面白かったのですが、この本はそこまではないかと思いました。
    同じタイミングで買った「親鸞」に期待

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    2012年04月12日
  • 人間の覚悟

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    人間の一生を見つめる一貫して揺るがない著者の思想は、一日にして寄るべき世界が崩壊した敗戦と、そこから始まる引き揚げに伴う想像を超えたであろう地獄の経験が重く揺るがない土台になっている。
    ロシアのトスカ、ブラジルのサウダージ、中国の悒、韓国の恨といった、
    愁(憂い)のような情感に著者が強く共鳴するのもうなずける。

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    2012年04月12日
  • いまを生きるちから

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    ネタバレ

    ■風邪と下痢は体の大掃除

    書籍「いまを生きるちから」(五木寛之著・角川文庫・227頁)から。
    作品中に紹介されていた
    「風邪と下痢は体の大掃除」というフレーズか気に入った。
    日本の東洋医学を代表する野口晴哉さんの言葉だと言う。
    「体がアンバランスになっている時に、
    風邪や下痢はバランスを戻すために大事なこと。
    風邪をひけないようなコチコチの体ではしょうがない、
    風邪をひけば早く寝るし、下痢をすれば食事を制限します。
    頭痛がひどい時は、じっと静かにしている。
    どれだけ大きな危機を回避できているかわかりません」
    ものすごく説得力のある考え方だと思う。
    さらに「不安も同じ、人間が持っている防衛能力

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    2012年01月30日
  • 青年は荒野をめざす

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    世界にはいろんな人がいるんだなと思った。

    いろんな国の人とセックスしたいと思った。

    本来それは特異なことじゃないし、
    みんな同じ人間。

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    2011年12月24日
  • 生きるヒント2 ―いまの自分を信じるための12章―

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    最初のテーマが「存する」で、料金メーターがあがるたびに「居てもたってもいられないような気分になる」と書いている。五木寛之って独特のカリスマ性があると思っていたが案外普通の人という記述があちこちにある。親しみやすいようにそう書いているのか、本当にそうなのかどうか。
    主な論点をメモ。

    努力しても直らない欠点は、たぶんその人の最良の部分に根ざしてる。欠点に否定的にならなくてもいい。
    対治よりも同治。
    体の声を聞いたほうがいい。
    生命のリズムのような一人の人間の能力をこえた何かがある。努力したことを立派なことのように考えない。
    規則正しい生活が出来なくても、乱れることを気にしない。
    寝てるときの夢も

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    2011年09月01日
  • レッスン

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    ジャケ読みの一冊、復刻版とは知らず、最初は1992年だから遙か昔・・ちょっと今風でなくて、はなしの展開もおそくて、こんなものだったんでしょうか・・・

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    2011年09月04日
  • 青年は荒野をめざす

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    少年の成長がうまく描かれていていいと思う。難点は、ジャズをプレイしているところの表現が乏しい。あと、まあ、ストーリーが強引すぎる。

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    2011年07月23日
  • 人間の覚悟

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    ネタバレ

     「覚悟」ということについて、仏教的視点から解説した本。「覚悟」とは「あきらめる」ことだが、ここで言う「あきらめる」とは今使われるような「途中でやめる」というネガティヴな意味合いではなく、「明らかに究める」という意味。

     著者曰く、現代は「鬱」、「下山」といった言葉で括られる時代。何だか寂寥たる感じがするが、これは「あきらめる」しかない。こういう苦しい時代では「おれが、おれが」と我を張って独善的になるよりも、「他力」を頼って行きていく方が安楽なのだと思った

     本書で言うとおり、憲法で保障されているような権利も、安心も安全も実は儚いものなのかもしれません。聖徳太子の言うとおり「世間虚仮、

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    2011年06月18日