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Posted by ブクログ 2013年11月30日
誠実に 自らの行くべき道を模索する青年の姿。伊吹信介。
生くべきための自らの思想の確立を求めて
あらゆる経験を得ようとする。
プロレタリアートという言葉の響きによって、すべてを覆い尽くそうとする。
大学が大学の本来的機能として存在するのではなく
青年の人間集団としての存在。
価値ある生き方への模索。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月01日
今年の2月に第1巻を読んだのに続き、第2巻を読んだ。
主人公の伊吹信介は、大学入学のために、筑豊から東京に出て来る。初めての東京で、筑豊にはいないタイプの人たちと出会い、戸惑いながら大学生活を始める信介の姿を描いている。
この小説の年代は小説には書かれてはいない。ネットで調べると、信介が大学に入学し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月05日
前作がかなり長い年月を物語としているのに対し、この自立編は僅か半年間ほどの出来事を一篇としている。
濃度は当然高いが、どうでもいい部分も散見。
続編的展開を余儀なくされたのだろうと推察。
それでも、次を読みたくなる。生半可な官能小説を読むくらいなら、青春の門を読む方がいい。若い頃を思い出すとキ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月14日
竜五郎の庇護のもとを離れて、一人で東京の大学へ通いはじめた信介は、大学の先輩で演劇青年の緒方という男と知りあい、彼と共同生活を送ることになります。緒方の知人で、新宿二丁目の赤線地区で働くカオルという女性や、二人が暮らしている家の大家の娘たちとの交流を通じて、信介の若い心は揺さぶられます。その後、大学...続きを読む
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