無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
誠実に 自らの行くべき道を模索する青年の姿。伊吹信介。
生くべきための自らの思想の確立を求めて
あらゆる経験を得ようとする。
プロレタリアートという言葉の響きによって、すべてを覆い尽くそうとする。
大学が大学の本来的機能として存在するのではなく
青年の人間集団としての存在。
価値ある生き方への模索。
共産党員の経験を持ちながらも、家族への失意、愛への失意
など 不明確な失意に彩られながら
カオルという女性にあうことによって、激しく変化し、
新たな出発を期す人間。
青年のくぐる門は どこにあるのか。
青年としての体験、性であり、失意であり、誠実さだった。
現実の社会を傍観的に見ながら、
その渦にまきこまれず、人の生き方として描く。
価値なき価値ある人生への確かなものへの模索。
(再読)
信介という個人に、スポットライト。
宮本輝の流転の海は、松坂家族というものを、描こうとしている。
時代の流れもはっきりしていて、時代小説となっている。
青春の門 自立篇 を読みながら,何かが物足りない。
時代の流れが、信介の心象のなかで流れている。
それが,実に単純なのである。
信介の女性の間でゆれ動く心境。
英子、カオル、オリエ。
それにしても,オリエは劇場型純情派なんですね。
石井講師とであい、科学的なボクシングの訓練を受けるが、
どうも,中途半端だね。お試しコースということなのか。
石井講師の彼女とのなれそめや結果は、淡雪のようでもある。
信介はどこまでもおせっかいである。田舎の人間の良さなのか。
そして,カオルと意気投合するのである。初恋の人に似ていたということであるが、
石井が踏み切った理由もよくわからない。
どうでもいい と思ってしまうところに、一つの表現がある。
ふーむ。それではねぇ。
そういうのが、つまらなくしているのか。単調すぎる。
梓先生にであうが、あまりにも,ドラマがなさすぎる。
自分で生活を維持するということを成し遂げようとする信介は偉いと思うが。
Posted by ブクログ
今年の2月に第1巻を読んだのに続き、第2巻を読んだ。
主人公の伊吹信介は、大学入学のために、筑豊から東京に出て来る。初めての東京で、筑豊にはいないタイプの人たちと出会い、戸惑いながら大学生活を始める信介の姿を描いている。
この小説の年代は小説には書かれてはいない。ネットで調べると、信介が大学に入学したのは、昭和29年(1954年)であるという記述がいくつか見つかった。正確に昭和29年かどうかは別にして、おおよそ、それくらいの年代の話であろう。
信介が大学に入学したのは、私が生まれる前の話であるが、それでもモデルになっている大学は、私の母校であり、親しみを感じる。私自身も九州出身であり、大学に入学するために上京したのは信介と同じであり、信介の戸惑いが理解できる部分も多い。
「青春の門」を初めて読んだのは高校生の頃だと思う。記憶が曖昧であるが、読んだのは、この第2巻までだったと思う。第3巻以降は初読となり楽しみだ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
試し読み
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸