青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

1,078円 (税込)

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ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発! 混沌とした現代をいちずに生きる若者の魂が、熱い共感を呼ぶ大河ロマン(講談社文庫)

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青春の門 【五木寛之ノベリスク】 のシリーズ作品

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  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,056円 (税込)
    誰もが1度は通りすぎる、そしてただ1度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生の希望と旅立ち……。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。【1975年2月、1981年1月公開映画 原作】(講談社文庫)
  • 青春の門 第二部 自立篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,045円 (税込)
    筑豊の山河を後に、1人上京した伊吹信介。大学入学第1日目の失望、そして次々に開かれていく東京という未知の世界の扉。苦しい日々のなかの熱い友情と異性への想い。信介はいま青春のただなかにいる。だが、自らの命を賭ける夢は見いだせない。青年の魂の昂揚と愛を描く大河ロマン。【1977年2月、1982年1月公開映画 原作】(講談社文庫)
  • 青春の門 第三部 放浪篇 【五木寛之ノベリスク】
    921円 (税込)
    未知の世界を求めて東京を旅立った伊吹信介。演劇への志に結ばれた仲間とともに冬の海峡を越えた信介は、いま函館に。若者のまえに立ちはだかる巨大な港の暴力。北国の街に青春の意味を模索する放浪の群像。彼らには、いったい何ができるのか? 圧倒的な共感を呼びおこす大河ロマン。(講談社文庫)
  • 青春の門 第四部 堕落篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,012円 (税込)
    人間は生き、人間は堕ちる──春浅い北海道をあとに上京した信介の、重く澱んだ倦怠の日々。歌手を目ざす織江は去り、学友たちは政治運動に青春を賭ける。訣別の哀しみと熱い屈辱感のなか信介は限りない虚無を見つめていた。苛酷な運動に翻弄される青春の苦悩を描く大河ロマン。(講談社文庫)
  • 青春の門 第五部 望郷篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,056円 (税込)
    屈辱感にさいなまれながら、なつかしい筑豊に帰った信介。だが、そこに待っていたのは塙組の没落と、恩人竜五郎の死だった。いまや故郷との縁(えにし)は切れた。さらば筑豊、さらば香春岳(かわらだけ)……。孤独だが、自由の身となった信介は、ふたたび新しい旅に……。青春の苦悩と息遣いを描く大河ロマン。(講談社文庫)
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,078円 (税込)
    ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発! 混沌とした現代をいちずに生きる若者の魂が、熱い共感を呼ぶ大河ロマン(講談社文庫)
  • 青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,155円 (税込)
    未知の時代を目前に、嵐の前の静けさが日本を覆っていた1960年。伊吹信介(いぶきしんすけ)はタバ風の吹き荒む江差(えさし)にいた。そこで会ったオーストラリアの友人・ジョンの「あなたは一度日本を出てみるべきです」という言葉に惑(まど)う信介。特攻船やソ連との関係に揺れる函館を訪れたとき、彼の背中を押す風が吹く。世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。(講談社文庫)
  • 青春の門 第八部 風雲篇 【五木寛之ノベリスク】
    935円 (税込)
    故郷の筑豊を離れ、上京して以来七年。葛藤、挫折、再起をくり返し苦悩する伊吹信介は、ユーラシア大陸横断の大望を胸に秘め、シベリアへの密航を果たす。国際情勢の複雑多岐な現実に戸惑いながらも、大自然に生きる人々との出逢いに心打たれる信介。未知の世界の息吹に触れ、冒険の旅は続く。不滅の超大作・第八部
  • 青春の門 第九部 漂流篇 【五木寛之ノベリスク】
    1,166円 (税込)
    シベリア横断を足の骨折で断念し、謎の日本人医師(ドクトル)・古謝克己の家で療養することになった伊吹信介。KGBの影に怯えながらも、ドクトルと恋人のタチアナの厳しい指導で現代史やロシア語を学び、新しい生き方に目覚める。歌手として自分らしい歌を探し求めて作詞を試みる牧織江。彼女の存在感に惹かれて担当することにした伝説のディレクター・高円寺竜三は名門レコード会社の内紛に巻き込まれていく。新会社独立に暗躍するフィクサー役の新聞記者・筑紫次郎の真の狙いとは?

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青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    相変わらず都合良すぎる出会いと再開、窮地脱出が繰り返される点が時に興覚めだが、無理やりにでも話が転がってゆき面白い。半世紀前の世相も懐かしい。

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    Posted by ブクログ 2022年12月01日

    ブルジョアとプロレタリアートなんて言葉が流行った時代の懐かしいお話。
    林みどりさんとの会話の中で、一杯の飯を涙を流して食べたことのある人間と、そうでない人間、という表現が刺さった。

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    Posted by ブクログ 2022年10月03日

    「青春の門」第6部は「再起篇」という題名がついている。第5部の「望郷篇」では、信介は、生まれ故郷の筑豊に戻り、世話になった塙竜五郎の最後を看取ることとなった。その後、ひょんな偶然から実業家の早しに見込まれ、林の家に書生的な立場で住み込むことになるところまでが、第5部だ。
    第6部では、林家を出て、プロ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月22日

    信介とヤクザのケンカには、うんざりする。 林家のみどりさんは、ドラマでは、誰が演じるのかと想像する。上白石萌音さんか? 兎に角、織江の新曲がヒットしてくれ!と祈る。

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    Posted by ブクログ 2019年05月04日

    悩み続けながら人生を歩む信介。今後どうなっていくのか楽しみである。また、織江は歌手として成功するのか、第7部も期待したい

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    Posted by ブクログ 2017年04月23日

    ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発!

    御年84歳の五木寛之が年明けから23年ぶりに週刊現代で「青春の門」の連載を再開した。第...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月03日

    ふーむ。
    林三郎の書生となって、飛躍するかと思ったら、
    林みどりとの間だけに 縮小してしまった。
    おい。おい。
    それで、オリエのマネージャーになると言うのは、
    ふーむ。なんじゃそれ。
    という感じだね。

    ブルジョアジーとプロレタリアートという図式のなかで
    今の時代の流れをつかみきれないものがあるのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月14日

    信介と織江が再び、今度は同じ目標に向かって歩き出す。
    とはいえ信介にはまだまだ進むべき道はぼんやりとしかとらえられていないような感じ、物語としての完結にはなっていないようだ。
    と思ったら挑戦編ってのがあるのか…知らなかった。

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    Posted by ブクログ 2011年05月22日

    自制することができるようになってくる。しかし、我慢ができなくなる。若さゆえなのか、それとも、単に堕落した人物なのか。
    道の先に光り無く。手元を灯りが照らし出すとそこしか見えない。だから、二三歩先の溝に嵌る。
    俺も全く同じだった気がする。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年09月04日

     昭和29年ごろは: アンパン10円、ラーメン35円、カレーライス100円、岩波文庫40円、新聞購読料330円、小学校教員の初任給7800円・・・。五木寛之「青春の門 第六部 再起篇」、1990.5発行、539頁。実業家林三郎の書生兼運転手として住み込み、娘のみどりには好かれて、何不自由のない生活2...続きを読む

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