大河の一滴 最終章

大河の一滴 最終章

1,881円 (税込)

9pt

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93歳の人間論ーー。

人は何かのために生きるのではない。
誰かのために生きるのだ。

衝撃のベストセラー『大河の一滴』から30年。圧巻の集大成。


常に、再生の希望はある。

少年時代の引揚体験、自死への欲求、思いがけない病の宣告……
あえて、大河の流れに逆らうことを決意した、告白的人間論。

「かつて人生を大河の流れにたとえて書いたときは、その流れに身をまかせて、生命の海へと流れていく、そんなふうに考えていた。
しかし、と、私は思ったのだ。ときには大河の流れに身をまかせるだけでなく、それに逆らって生きることもあっていいのではあるまいか。大河の流れの中にも、逆流する場所もあれば、迂回する流れもある。
長く生きられなかった彼らのかわりに、自分は一日でも長く生きようと考えてきたのではなかったか。運命に身をまかせるだけでなく、それに逆らうこともあっていい。
人には、何人かのために生きる責任がある、と思う。人々のはたさざりし思いを背負って生きる義務があるのではないか。何かのためではなく、誰かのために生きるのだ」
――「大河の流れに逆らって」本文より

静寂から立ち上がる、鮮やかな再生の物語。

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大河の一滴 最終章 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今は亡き父が読んできた本のなかにあった前作の「大河の一滴」。父とはもう会話できないけど、同じ本を読み対話した良き思い出がある。
    まさか続編がでているとは露とも知らず急いで購入。
    頁をめくると一緒に父と読んでいる錯覚を感じる。

    抗ったっていいんだよね、自分の命だもの。生にかじりついてもいいではないか

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    五木さんの生き様を感じた。
    恐々と淡々と堂々と、内面の悲しみを堪え生きることの意味を見出す。奇しくも命ながらえて、この感覚に全て言い尽くされた。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    ページターナーズで対談をみて、上品でユーモアがあり、すごい情報収集量、知識量、行動量。とても惹きつけられた。

    自分も50代に入って急に人生の終わりが迫ってくる感覚があって、みんなどんな気持ちで、考えで、歳を重ねているのかが気になっていた。本を読んでいて、わたしはいま50半ばだが、体力気力を失ってい

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    あまりにも人生明るく前向きに元気にきすぎて、暗愁に目を背けてきたことを反省した。
    いつも出る新刊がなかなか出ないなあと思っていたら、大病をしていたとは驚きだし、その時の心情が知れる本書は貴重だと思った。
    「運と努力」「カネとカミ」など、これからの行く末来し方がよく分かるありがたい一冊となった。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    最終章のタイトル
    今まで読んだ中でちょっと柔らかい印象だった
    著者が90歳を越えガンを患い
    でも静かな心で受け止める
    年齢がなせる技だろうか
    ここまで生きると身体と心に起こる
    変化があるのだろう

    確かに若い頃は苦しい事が多かった
    年齢を重ねると何だか気持ちが静かに
    なってきたようだ

    人は誰かのた

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    最近、なんとなく感じていたことが言語化されていて、今読むべくして読んだ本なのかも。
    「心を支えるのは体である」
    対話について 「自分の固定した考えが揺らぐ」ということが大事
    「人は誰かのために生きる」

    PageTurnersにゲストでお話されていた時に、周りの流れ(大河)が早いから自分のペースで流

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    終戦を満州で迎え棄民となり命懸けで日本へ辿り着いた93歳の著者が、生きること、老いていくことなど綴られた作品。高名であるのに偉ぶらない著者の一言一言が染み入る。著者をはじめ満州に取り残された市民は筆舌に尽くし難い体験を余儀なくさせられた。後世に伝えましょうと企画しても言葉が出てこないほどであり、私た

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    とても沁みました。肩肘の力が抜け切った氏のスタンスにとても寄り添われた感じがしました。自分にもいつ、なが起きるかなんで分からない時代であり年代であることを踏まえて日々ゆったり生きていきたいと考えた64歳のジイでした。

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    大学受験に失敗して、色々自分の人生に悩み、考えていた18歳くらいの時に何度も読んだ本。懐かしい感じの表紙と最終章という見出しを見て、懐かしくなって購入しました。やはり五木さんの読みやすくてわかりやすく、仏教の話などが節々に出てきて一気に読めました。
    五木さんももう90代とのことですが、まだ五木さんの

    0
    2026年03月17日

    Posted by ブクログ

    病院に世話になることなく90まで生きてきて「中咽頭がんステージⅡ」を診断されて書かれた1冊。あとがきにあった「生者は死者のために1日でも長き生きる義務があると思う」が印象的だった。

    0
    2026年03月02日

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