大河の一滴 最終章

大河の一滴 最終章

ビジネス・実用
1,881円 (税込)

9pt

93歳の人間論ーー。

人は何かのために生きるのではない。
誰かのために生きるのだ。

衝撃のベストセラー『大河の一滴』から30年。圧巻の集大成。


常に、再生の希望はある。

少年時代の引揚体験、自死への欲求、思いがけない病の宣告……
あえて、大河の流れに逆らうことを決意した、告白的人間論。

「かつて人生を大河の流れにたとえて書いたときは、その流れに身をまかせて、生命の海へと流れていく、そんなふうに考えていた。
しかし、と、私は思ったのだ。ときには大河の流れに身をまかせるだけでなく、それに逆らって生きることもあっていいのではあるまいか。大河の流れの中にも、逆流する場所もあれば、迂回する流れもある。
長く生きられなかった彼らのかわりに、自分は一日でも長く生きようと考えてきたのではなかったか。運命に身をまかせるだけでなく、それに逆らうこともあっていい。
人には、何人かのために生きる責任がある、と思う。人々のはたさざりし思いを背負って生きる義務があるのではないか。何かのためではなく、誰かのために生きるのだ」
――「大河の流れに逆らって」本文より

静寂から立ち上がる、鮮やかな再生の物語。

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大河の一滴 最終章 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『大河の一滴 最終章』は、深い感銘を残す素晴らしい内容だった。

    今、戦争の実体験を書籍に残せる作家がどのくらいいるだろう。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    Audibleにて拝聴

    本当に、無駄に謙虚であろうともしなければ、自分をよく見せようという欲もない方なんですね。戦争で亡くなったお母様のために生きようという気持ちは、きっと覚悟といったものではなく、自然と湧き出てくる感情なのかなと。
    達観している、世を捨てている、世界に期待をしていない、諦めている

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    大好きな作家の五木さん。大河の一滴の最終章に相応しい作品でした。白秋の年代に突入した自分にとっても、残された人生をどう生きるかとりあえず気張っている時が多くありますが、後退しても良い、生き抜く事が大事と言われて少し肩の荷が降りた感じがした。五木さんの人生の目的をシンガポールのスターバックスで読んでい

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    今は亡き父が読んできた本のなかにあった前作の「大河の一滴」。父とはもう会話できないけど、同じ本を読み対話した良き思い出がある。
    まさか続編がでているとは露とも知らず急いで購入。
    頁をめくると一緒に父と読んでいる錯覚を感じる。

    抗ったっていいんだよね、自分の命だもの。生にかじりついてもいいではないか

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    五木さんの生き様を感じた。
    恐々と淡々と堂々と、内面の悲しみを堪え生きることの意味を見出す。奇しくも命ながらえて、この感覚に全て言い尽くされた。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    ページターナーズで対談をみて、上品でユーモアがあり、すごい情報収集量、知識量、行動量。とても惹きつけられた。

    自分も50代に入って急に人生の終わりが迫ってくる感覚があって、みんなどんな気持ちで、考えで、歳を重ねているのかが気になっていた。本を読んでいて、わたしはいま50半ばだが、体力気力を失ってい

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    あまりにも人生明るく前向きに元気にきすぎて、暗愁に目を背けてきたことを反省した。
    いつも出る新刊がなかなか出ないなあと思っていたら、大病をしていたとは驚きだし、その時の心情が知れる本書は貴重だと思った。
    「運と努力」「カネとカミ」など、これからの行く末来し方がよく分かるありがたい一冊となった。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    人は自分自身のためではなく、誰かのために生きる。これからの人生で大切にしたい言葉に出会えて五木さんに感謝です。

    0
    2026年08月31日

    Posted by ブクログ

    正しいからやるのではなく、興味があるからやる。自分もそう。好奇心の赴くままに。だから、興味は移ろうし、続くし、終えるし、新しく始まる。
     何の為に生きるのか、ではなく誰かの為に生きる。よい言葉だ。何の為とか、考えた事がない。ただ、私は、自分の為というのが入り、と家族、友人の為もかな。

    0
    2026年08月17日

    Posted by ブクログ

    最終章のタイトル
    今まで読んだ中でちょっと柔らかい印象だった
    著者が90歳を越えガンを患い
    でも静かな心で受け止める
    年齢がなせる技だろうか
    ここまで生きると身体と心に起こる
    変化があるのだろう

    確かに若い頃は苦しい事が多かった
    年齢を重ねると何だか気持ちが静かに
    なってきたようだ

    人は誰かのた

    0
    2026年05月21日

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