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雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。恵信とともに訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は、自分自身の念仏をきわめることを決意する。そして同じ頃、関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
まさに激動な人生を歩んだ親鸞の心情がとても良く書かれていて、仏教や浄土真宗への理解も得やすいストーリーでした。
越後から常陸の国へ。 ここでも安定に安住することなく日一日を生き抜いて行く。 降りかかる難局を親鸞は自らの手で解決したことがないやん? ていうレビューを散見するが、親鸞のフォロワーが能力を発揮しているのであり、それこそが親鸞の人徳であろうと思う。
念仏とは?はっきりした答えが出ない悶々した状態が続くが、P167-173の法話は感動的でとても美しかった。ほんとは5を付けたかったが、途中恵信に手を挙げてしまったのが悔やまれる。小野の叫びはもちろん素晴らしかったが。
京都の東本願寺、西本願寺、知恩院、六角堂、青蓮院、ゆかりのある史跡を訪れて、法然、親鸞の跡を訪れてみたいと思いました。5巻、6巻と、京都へ向けて何が起こるのか楽しみでなりません。
親鸞は旅をする。恵信も一緒に付いて行ってくれる。優しい恵信。下巻は関東に。茨城県の笠間、稲田に移り住む。悩みながらも布教を続ける。またしても黒面法師が。彼はいつも親鸞の信心を問うてくる。激しく問うてくる。こんなの悩まずには居られないよね。頑張れ親鸞。次の舞台は京都へ。今の筑波山の周りも綺麗だけど、こ...続きを読むの頃もとても綺麗だったのだろう。写真が有れば見てみたい!
越後から関東に移動した親鸞一家。様々な苦難を乗り越えていく。親鸞の恵信への怒りが初めてだされた。ちょっとびっくり、人間親鸞がみえた瞬間は面白かった。
越後でのゆるめの生活、施療院をはじめるが為政者の交代とともに親鸞は脇へ、さらに鉄杖の自殺、法然の訃報。関東からの勧誘をうけて移動。関東での生活の終盤は恵信の帰越後、そして浄寛の死。京に戻る決意をするところまで。 激動篇と名がついているものの、あまり激動ではないように感じる。布教的な活動はほとんど描か...続きを読むれず、親鸞の内面と政治的な動きや敵味方分かれてのスパイというかニンジャ合戦的なアクションが面白い。とはいえ、楽しく物語りを追うだけでそれなりに親鸞の考えが的確に理解できるしくみになっている。理解する、というのと信心するというのは全くの別モンだということも実感できるのが面白い。そんなんでええんか?親鸞っ!!とツッコミたくなるほどかなり良いキャラです。完結編が楽しみ。
ちょっと中だるみ感あり。もちろん親鸞その人がぶれまくっていてもいけない訳で、その信念の部分が動かせない以上、突拍子もない展開は望むべきでないのは分かる。ただ、降りかかる災難とか、それに対しての行動変容とか、結構なパターン化に陥っている気が… あと細かい部分だと、各章の結びで、ほとんど同じ文章でくくら...続きを読むれているところ、複数箇所ありません?なんか気になっちゃいました。
親鸞の俗っぽいところに共感を感じさせる。 人に、南無阿弥陀とは何か、を問われ、また自分にも問い続ける。完結篇は、京が舞台。歴史に名を刻むべく行いが見られるはず。
友だちに借りた五木寛之の「親鸞」を読んでいますと、 親鸞が説法の中で、当時、庶民の間で流行った歌、 つまり今様(いまよう)を詠い出すシーンがあります。 調べてみますと、これは梁塵秘抄の中に収められている歌なんですね。 その梁塵秘抄は後白河法皇が巷で歌われている歌が このまま廃れてしまうのをおそれ、...続きを読む書き留めたものだとされています。 また、万葉集は詠み人知らずや防人の歌なども文字を知らない人たちが歌ったものを 大伴家持などが書き留めたものだとされています。 詩人、安東次男は 『この時代の歌は、現代のように目で読むために作られた歌ではない』 何度も口に出し繰り返しているうちに このような歌が出来上がったと述べておられます。(安東次男「百人一首」より) 口頭伝承という言葉がありますが、 文字をない世界では人から人へ言い伝えるしかありませんでした。 やがて、人が文字を使うようになり大変便利なりました。 でも、文字だけでは伝えきれないイントネーションや「間」などは やはり人と人が直に接触し、口頭であれこれ伝えるのが一番でしょう。 さらに、ことばだけでなく、朝の挨拶仕方や茶碗や箸の上げ下げ、 着物の着方からたたみ方など礼儀作法や身の処し方まで口頭で伝承されてきたのです。 少し大げさに言えば、これが日本文化ではないと思っています。
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