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Posted by ブクログ
親鸞が誰か、どんなことをした人か、何も知らずに上下巻を購入し、読み終えた。そして泣いた。
読むことのすごさを、また感じる作品に出会えた。なぜなら、その時代の様子と今との差を知ることができるから。そして、ドキドキ、ハラハラと感情が動き、本の中に没入することができる。
鴨川に死体がゴロゴロ転がっていたり、人を物のように売ったり、傷つけたりする。そんな残忍な時代でも、親鸞や恵信のように、何かを強く信じる心を持った人たちがいる。
今まで、こんな残酷な世界があったことを考えたこともなかった。
一方で、人と人との友情や愛情、つながりは、今も昔も同じなのだと感じた。また、人が大成していくときには、人一倍努力すること、信頼できる人に出会うこと、そして仲間の存在が重要であることも、今と同じなのだと思う。
親鸞について、もっと知りたくなった。
本を読むことのもう一つの良いところは、好奇心が止まらなくなることなのだ。
Posted by ブクログ
越後でのゆるめの生活、施療院をはじめるが為政者の交代とともに親鸞は脇へ、さらに鉄杖の自殺、法然の訃報。関東からの勧誘をうけて移動。関東での生活の終盤は恵信の帰越後、そして浄寛の死。京に戻る決意をするところまで。
激動篇と名がついているものの、あまり激動ではないように感じる。布教的な活動はほとんど描かれず、親鸞の内面と政治的な動きや敵味方分かれてのスパイというかニンジャ合戦的なアクションが面白い。とはいえ、楽しく物語りを追うだけでそれなりに親鸞の考えが的確に理解できるしくみになっている。理解する、というのと信心するというのは全くの別モンだということも実感できるのが面白い。そんなんでええんか?親鸞っ!!とツッコミたくなるほどかなり良いキャラです。完結編が楽しみ。
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