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親鸞は比叡山での命がけの修行にも悟りを得られず、六角堂へ百日参籠を決意する。そこで待っていたのは美しい謎の女人、紫野との出会いだった。彼が全てを捨て山をおりる決意をした頃、都には陰謀と弾圧の嵐が吹き荒れていた。そして親鸞の命を狙う黒面法師。法然とともに流罪となった彼は越後へ旅立つ。
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Posted by ブクログ
親鸞を読み始めて、東本願寺の朝のお勤めに参加。さすがに比叡山で音覚法印に読経と声明を修業しただけはある美しい読経だった。おまけに渉成園で朝ごはんをいただく。真宗が日本の歴史に、特に武士の時代に果たす役割は大きかったんだろうなぁと思い至った。
親鸞の決して平坦ではない修行を通じての生き様と、法然上人と易行念仏に行きつく過程が、常に迫力を持って描かれていて、とてもリアルに飽きることなく読み進めることができた。弥七がかっこよく、ファンになってしまった笑
(2010/7/10) 五木親鸞の下巻、上巻からちょっと間をおいて、ようやく読んだ。相変わらず一気に読める。 法然の説く念仏教の意味をついに理解して弟子となり、かねてから愛する女性と再会し妻とする。いわゆる破戒。 世俗にもまれながら、本当の念仏教を極め、広めてていく親鸞、、、ではなく、範宴、棹空、善...続きを読む信、親鸞!あら棚成長段階を迎えるごとに名を変える。 仏教でもキリスト教でも、元の教えはシンプルなはず。釈尊(仏陀)もイエスキリストも民衆とともにあり、教えをたれていたはず。それがいつしか階層化する。修行したものだけが教えを理解できるような形にして、民衆を下におき、僧侶が、牧師が、神父がなんらか権限を持つ。政治に係わる。 何で、虎の威を借る狐かな担ってしまうのだろう、人間って。 人の上にたちたがるんだろ。 親鸞はそれに真っ向から戦った。 無論法然もそうだった。民衆に念仏だけでいいと教えながら、法然自身は戒律を敗れなかった。叡山にとらわれていた。 親鸞はそうではなかった。妻帯し、肉を食い、世俗にまみれる。そして、どんな善人にも悪がある、だからみな南無阿弥陀仏と唱えることで極楽にいけると説く。 地に足のついた宗教家だ。 親鸞と法然は互いを信じあっていたというのがいい。その上で、法然の教えを自ら体現し伝える親鸞。 かくありたい! いま一度吉川英治親鸞を読むべきだろうと思う。
貴族から庶民のための宗教に移り変わり始めている時の話。 庶民にもわかりやすく、念仏を唱えればどんな人も救われる。そういう教えなのに、いつの間にか、何をしても念仏さえ唱えればなんとかなるという間違った教えが広まることに。 新しい事は、いつの時代もなかなか権力のある人には受け入れられず、いつの時代も苦労...続きを読むしますね。
範宴が法然上人のいる吉水に通い始めてから、親鸞となって吉水を去るまで。 この話の中でこの人はまた何回も名前が変わった。 範宴から法然の弟子となった綽空 この名前の時、恵信(紫乃)と結婚。 選択本願念仏集の書写を終えて善信 信州へ流罪となり、親鸞へ。 ようやく知っとる名前になった!!!
誰もが抱える心の闇を、ほんの少しでも照らす光明を信じて生きて行きたい。 マジでそう思わせてくれる。
上巻に続いて下巻も変わらずテンポよくワクワクしながら読んだ。そして気付いたのは私自身煩悩まみれであるという事(笑) でも親鸞自身もそんな感じで最高の伴侶を得たりしてて人間味を感じた。そこから見えてくるものだってあると思う。何も無駄じゃないんだなと勝手な解釈(笑)
続きだが、彼が求めてきたものが少しずつ形になる。 やはり普通というよりはどこか異端児なところがある。 かつ一つのことを貫き通す。 そういう人が記憶に残り、また人々から愛されていくのだろう。
信仰の自由など到底考えられず、国家による介入が当たり前だった時代、いわゆる鎌倉新仏教が立ち上がるに至る、激動の物語。法然とのかかわりを中心に綴られる本下巻。内部での人間模様も魅力的に描かれていて、単なる仏教話ではない、小説としての面白さも担保されている。やっと”親鸞”の名前に落ち着いたところで、いっ...続きを読むたん物語は完結。でも既に続きも刊行されているようで、そちらも楽しんでいきたいと思います。
法然の弟子になり、綽空、善信となり、自分の道を進むことを決心した。 念仏道は、既存の仏教の教えを選択して、念仏を唱えるだけで救われると言う危うい教え。 既得権益の集団から狙われることに。黒面法師の最後が意外にあっけなかった。 豪胆な法然と親鸞にびっくり。
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