無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
大和から始まった旅は、北陸の地へ。こころの視界が広がり、見えないものが見えてくる。何百年も受け継がれてきた阿岸本誓寺の茅葺きの屋根、ギラリと白く輝く瑞龍寺の鉛瓦、職人の心意気を感じる木彫り伽藍の瑞泉寺――そして、道元の寺、永平寺。日本海を望む至福の旅へ、さあ出かけよう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
第1巻の奈良のお寺をどこも訪れないままに早一月経って第2巻は北陸へ。
19番目の明通寺から読みました。
昔、敦賀に住んでいた頃に大阪からのお客様を、そのもっと昔、逆の立場で私がしてもらったようにお連れしたお寺で、鬱蒼とした杉木立の中の三重塔が目に浮かび暫し懐かしさに浸りました。
次の神宮寺の項と合わせて、かつて若狭地方が日本の表玄関として文化の入り混じりの中心地であったことが良く知れます。
今回も筆者の筆は縦横無尽で、その寺に纏わる話から話題は色々な方面に飛びますが、『宗教的感覚が豊かでいきいきとした社会をつくる』こと、『目に見えない言葉の大切さ、役に立たない言葉の大切さ』があることなど、そこかしこに精神的な安寧が横たわり、『ときにこころをしなわせ、ため息をつく。そんな時間をもてることが、とても貴重に思え』ます。
真宗王国と言われる北陸地方が旅しながら、勿論、吉崎御坊に端を発し、寺内町として栄えた瑞泉寺や茅葺屋根の阿岸本誓寺を巡る旅もありますが、日蓮宗の妙成寺、山岳信仰から発した那谷寺など、北陸というのはその昔は多彩な信仰が入り組んでいた場所であるということも知れます。
大乗寺・永平寺・瑞龍寺の曹洞宗のお寺からは修行の厳しさが伝わり、『心配ごとが浮かんできても、ずうっとそのままでいいから−』という瑞龍寺の若い僧侶の、優しいしかし凛とした言葉に改めて背筋の伸びる感じがしました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸