百寺巡礼 第七巻 東北

百寺巡礼 第七巻 東北

693円 (税込)

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みちのくの地に、輝く闇を求めて――。平泉で生まれて消えた幻の黄金郷。都から遠く離れ、奥州藤原三代がみた夢の跡を偲ぶ、中尊寺と毛越寺。山間に隠された桃源郷、恐山での胸を衝かれる死者との邂逅。そして美しい松島と瑞巌寺から彼方の浄土を想う。この深く静かで強い大地から、心の安らぎが匂い立つ。

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百寺巡礼 のシリーズ作品

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  • 百寺巡礼 第一巻 奈良
    693円 (税込)
    古寺、名刹のある場所には、不思議なエネルギーがある。それを体で感じ、新しい命を悠久の歴史に思う。第1巻は古の都、奈良。小雪の舞う室生寺、聖徳太子の強く深い想いが込められた法隆寺、優しさをいまに伝える中宮寺の半跏思惟像、「苔の海」が輝く秋篠寺――。私の「百寺巡礼」の旅が始まる。
  • 百寺巡礼 第二巻 北陸
    618円 (税込)
    大和から始まった旅は、北陸の地へ。こころの視界が広がり、見えないものが見えてくる。何百年も受け継がれてきた阿岸本誓寺の茅葺きの屋根、ギラリと白く輝く瑞龍寺の鉛瓦、職人の心意気を感じる木彫り伽藍の瑞泉寺――そして、道元の寺、永平寺。日本海を望む至福の旅へ、さあ出かけよう。
  • 百寺巡礼 第三巻 京都1
    682円 (税込)
    永遠の古都でありつつ、最も前衛的な都市でもある京都。権力者の欲と孤独を伝える金閣寺、懐深き南禅寺。「いのちの物語」をイメージさせる、浄瑠璃寺。あまりに有名な清水寺が教える、日本の寛容さ――。法然上人の教えを奉じ、親鸞聖人に勇気づけられる。知らなかったこの街のふしぎな魅力を、ともに。
  • 百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海
    682円 (税込)
    豊かな水をたたえる琵琶湖に抱かれた近江国へ。三井寺の霊験あらたかな泉や、永保寺を囲む奇岩巨石。名刹、延暦寺を深い霧で包み込む深山幽谷。 石山寺では蓮如と母の哀切な物語に出会い、百済寺では亡き故郷を望む渡来人の心に思いを馳せる。鐘の音とともに伝わり来る、数千年の時の流れを感じて。
  • 百寺巡礼 第五巻 関東・信州
    618円 (税込)
    喧噪の巷から一歩入った境内には、大きな空が広がる。江戸の賑わいをいまに伝える浅草寺。漁師の篤い信仰が支えた築地本願寺。寅さんへの憧憬を込めて眺める柴又帝釈天。鎌倉武士たちの孤独を癒した建長寺や円覚寺。阿弥陀如来との結縁(けちえん)を果たす善光寺――。江戸、鎌倉、信州。真実の街の姿をいま、目の当たりに。
  • 百寺巡礼 第六巻 関西
    618円 (税込)
    俗世を離れた山中の寺、人とともに生きる市井の寺。すべてが融け込む西国の旅へ。ここには聖なる高野山があり、「黄泉の国」と呼ばれる熊野がある。1400年の時を超え、庶民に愛される四天王寺がある――。安珍と清姫の道成寺、花と星の観心寺、西行ゆかりの弘川寺。すべての名刹で紡がれてきた「物語」を感じよう。
  • 百寺巡礼 第七巻 東北
    693円 (税込)
    みちのくの地に、輝く闇を求めて――。平泉で生まれて消えた幻の黄金郷。都から遠く離れ、奥州藤原三代がみた夢の跡を偲ぶ、中尊寺と毛越寺。山間に隠された桃源郷、恐山での胸を衝かれる死者との邂逅。そして美しい松島と瑞巌寺から彼方の浄土を想う。この深く静かで強い大地から、心の安らぎが匂い立つ。
  • 百寺巡礼 第八巻 山陰・山陽
    682円 (税込)
    日本海と瀬戸内海に囲まれたこの地は、多くの文化を受け入れてきた。中国の黄檗宗の面影を感じる東光寺。天下随一の奇観、三佛寺投入堂。『暗夜行路』の舞台・大山寺と森鴎外の眠る永明寺。凛然と聳える瑠璃光寺の塔を見ながら、尾道、出雲、萩、津和野――歴史を動かした土地の息吹を感じる。
  • 百寺巡礼 第九巻 京都2
    618円 (税込)
    伝統の中に新しい時代を、賑いの中に信仰を、観光客の群れ集う片隅に静寂を――再び訪ねた京洛で、歴史絵巻を見るような感動にひたる。大原の三千院、念仏の故郷・知恩院、専修念仏の修行道場・法然院。紅葉鮮やかな永観堂や東福寺。変わらない寺の魅力をいま、この古都で。
  • 百寺巡礼 第十巻 四国・九州
    618円 (税込)
    大和奈良から始まり、そして百寺を訪ねる旅は、いま、四国九州で完結する。お遍路の寺を巡り、未知の仏像の魅力を満喫する旅。ここにはたくさんの人の思い、願い、希望がある。百の寺々の姿が、脳裏に浮かんでは消えていく――。五木寛之の『百寺巡礼』、ついに完結!

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百寺巡礼 第七巻 東北 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月15日

    第七巻では、東北の寺がとりあげられています。

    巻頭の序文で著者は、「仏教は縄文的な東北には、きわだって異相の侵入者である。そして、その異文化の受容と根付きの過程に、私たち日本人の心象風景が象徴的に透視できるような気がする」と述べています。こうした著者のまなざしは、日本が単一国家として統合されていく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月14日

    日本中色んなところへ行ったけれど、岩手・秋田・山形にはまだ足を踏み入れたことがなく、そういうこともあって、九州生まれの私にとって東北は何だか奥が深くてまだまだ底知れない感じがする地方なのだけれど、巡礼の旅の第7巻は東北のお寺を巡りながら松島や中尊寺以外は聞いたこともなく、益々その感を深くする。
    そこ...続きを読む

    0

百寺巡礼 第七巻 東北 の詳細情報

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