五木寛之のレビュー一覧

  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    友達から借りた本
    初親鸞で初五木寛之作品。
    ずっと気になっててようやく読めた。思ってたより読みやすく面白かった。どこまでが史実でどこまでが小説なんだろう。結構エンタメ小説っぽかった。あ、だから読みやすいのか。

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    2015年06月07日
  • 養生のヒント

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    前半の「生」「養生」「病」あたりまではまあそうかなといった具合だが、後半の「老」や「死」の章になって俄然含蓄と説得力を持ってくる。
    著者自身が実践し又思考している生の実践を、淡々とではあるが、研究した仏教等にも絡めながら、独自の死生観を披露している。

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    2015年05月27日
  • 気の発見

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    気のつく言葉が日本語に多いという指摘。気は実体としてとらえられず測定できないが,あるように感じられる主観的経験は測定できる。気が何らかの法則性を持って機能しているならば将来的に測定することは困難ではないだろう(機器の問題はあるけれど)。いや,構成体としての気ということも考えられる。そうであればアプローチは異なる。
    などと頭で考えるより,そこにある現象をいかに解釈し,自分の世界に取り込めるか,または,理解不能なものととして自分の世界の外にとどめておくか,そんな感じがした。

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    2015年05月06日
  • 神の発見

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    積読だったが、気が付いてやっと読んだ。五木寛之とカトリック教会司教の対談。仏教とキリスト教の比較。五木は特に浄土真宗に詳しいのでその辺からの突っ込んだ話が興味深い。自分自身、身内の葬儀の時に浄土真宗のお坊さんの話を聞き、あれ、これはキリスト教の教えに似てるのではないか、、、と思った体験がある。仏教の中でも悪人正機説の浄土真宗が特にそのようだ。

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    2015年03月02日
  • 息の発見

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    対談集。二人の博い知識が話をわかりやすくする。
    禅の修行が苛烈を極めるのは基本的欲求による迷いを断つためという考えが面白い。睡眠不足だけど起きて集中しなければならない状況では自然とその他の欲求の認知度が下がるらしい。
    意識のポイントが上,肩で息をする→ポイントを下げることで落ち着く,臍下丹田
    吸うことと吐くこと。難しいのは吐くこと。

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    2015年02月23日
  • サンカの民と被差別の世界 ――隠された日本 中国・関東

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    ネタバレ

     人種差別という言葉、普通に生活していれば聞かない言葉だ。
     その言葉を聞くと、自分とは関係のない、むしろ宗教に似たいかがわしさを感じる。

     しかし、かつて戸籍に登録されない人たちが日本には存在していた。

     海の上、船で一生を終える「家船(えぶね)」
     山の中で移動しながら生きていた「山咼(さんか)」

     前半では戦後まで存在していた彼らの存在を炙り出す。

     後半では江戸時代の階級、士農工商のさらにその下にいた穢多・非人に焦点を当てる。

     関東一円の穢多を取りまとめていた穢多頭の称号「弾左衛門」とその下で非人を管理していた「車善七」筆頭四人の存在。

     本人は穢多の被差別民ながら旗本ほ

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    2015年01月31日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    エンタメ小説として読んだが、素晴らしく面白かった。
    大河ドラマとかになりそう。
    完結編ではどうなるのか楽しみ。

    神がかりとか偶然的なものに対して、エンタメだから・・と読む人もいるだろうが、五木さんはそういうものを否定せずむしろ大切に考えている部分がある。
    穢れとされる女性が神がかりになり救うという、天照大神的なイメージも面白かった。

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    2015年01月01日
  • 霊の発見

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    本のタイトルから幽霊といった類の直接的な霊、霊魂といったものを期待して読み始めたが、霊性や畏れといった自然界のエネルギーとしての世界について語り合う大きくとらえた対談
    面白い視点だったと思う。。自殺者を例に五木氏が語る心のうちに宿している世界があるかないか…拠り所を持っているかいないか、そして現代は拠り所を持たず心がさまよっている感じがしてしかたないという言葉に考えさせられた

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    2014年12月14日
  • 五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて

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    個人的には「人生案内」や「生きるヒント」のほうが好きだな。

    少年だったころ、みんな木片をけずって当時の軍用機のモデル作りに夢中になっていたそうだ。日本の飛行機はもちろん、同盟国のものや敵国のものまで子供たちは熱中していたとのこと。こういう思い出って、さらっと書かれてあっても、夢中になって軍用機について話し合う男子達の姿が生き生きと頭に浮かびますね。

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    2014年10月30日
  • 元気

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    無功徳としてあきらめる(あきらかに究める)
    こだわらない
    執着しない
    放念する
    昨日のことを思い出さない、明日を考えない

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    2014年10月07日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    全2巻。
    ただ、続篇で「激動篇」が2巻あり、
    現在「完結篇」が連載中。

    坊さんだけどそんなに抹香臭くない。
    特に序盤の本著は、幼少時代から始まることもあり、
    冒険したり仲間に助けられたり戦ったり、
    素直にワクワク読み進められる。
    吉川英治版より、より「冒険活劇」なイメージ。

    ただ、執筆年数、物語内の年数ともに長いので、
    序盤で活躍したキャラ、
    キーになるだろうと予想されたキャラ達が、
    どんどん影が薄くなり、
    使い捨てられてる感じがある。
    まだ完結してないので何とも言えないけど、
    すっきりしない感じが残りそうで不安。

    何はともあれ完結を待っています。

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    2014年07月29日
  • 宗教都市と前衛都市 ――隠された日本 大阪・京都

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    ちくま文庫が、五木寛之の過去の著作から「隠された日本」というシリーズを組んで、今年度くらいから月1ペースで文庫本を出している。「歴史の基層に埋もれた、忘れられた日本を掘り起こす」がコンセプトらしい。
    五木寛之さんは全く読んだことなかったけれど、そのシリーズ第1弾「中国・関東 サンカの民と被差別の世界」は大変おもしろく読んだ。なので、今回の「大阪・京都 宗教都市と前衛都市」も、せっかく大阪にいるしと思って期待して読み始めたが、、、ちょっと期待はずれ。
    「サンカ~」の方は、被差別の世界に詳しい沖浦氏が登場したり、いろんな当事者の方への取材がベースにあったりしたのに対し、「大阪・京都編」は、かつて住

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    2014年07月24日
  • 隠れ念仏と隠し念仏 ――隠された日本 九州・東北

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    個人的メモ。

    少し前に読んだ「島田清次郎」に出てきていた暁烏敏がこの本では宮沢賢治に関係してほんのわずかだが書かれていた。

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    2014年06月29日
  • 選ぶ力

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    以前途中まで読んでた下山の思想と比べるととても読みやすく感じた。

    この人の考え方はどこか自分に似ているところがあって親近感を感じながら読み終えた。
    ナチュラル・エンドあたりの話はまだ自分には想像のつかない話だけど、高齢の方の考え方・感じ方を垣間見れて勉強になった。

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    2014年04月06日
  • 蓮如物語

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    子ども向けに やさしく書いた 
    本願寺の 貧乏な坊さんの 息子として
    うまれた 布袋丸。
    のちに 蓮如となる。

    親鸞を読んだので それなりに期待したのだが。

    蓮如の母親思い。
    なぜか 伊吹信介の母親への想いとだぶって見えた。

    蓮如は ヒトと解け合う能力があり、
    母親の言いつけを守って 立派な僧になった
    ということであるが、
    なぜか マザコン に思えてしょうがなかった。

    わかりやすく書くということの難しさを知る。

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    2014年03月26日
  • レッスン

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    久しぶりに五木寛之を読んでみた。

    いつ以来だろう、彼の小説を読むのは------
    高校時代に初めて読んで嵌り、大学に入ってからもかなり読んでいた。
    社会人になってからは殆ど読んだ記憶がないので、四半世紀ぶりくらいになるのかもしれない。

    あの頃は、純文学、大衆小説、推理小説と三つに色分けされていて、推理小説は別格でエンタメ小説として分類されていたが、彼のような大衆小説は、純文学より一段低いものとみなされていた。

    でも、それがとても面白かったんですね。
    もっとも、人気があって作品が売れたからこそ、“大衆小説”として純文学界から蔑まされていたということもあったのだけれど。

    「蒼ざめた馬を見よ

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    2015年12月29日
  • 新老人の思想

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    これから大多数をしめる
    ご老人たちの新しい老人の形のはなしでした。
    わたしにはちょっとはやいかな~

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    2014年02月22日
  • 選ぶ力

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    生きるヒント以来、この人の本は割と好きなんだけど、改めて読むとやっぱり内容は高齢者向けなのかな?
    人生をある程度歩んできた人にはしっくりくる話題が多いような気がした。タイトルは「〜力」の波に乗っただけであって特に内容とは関係ないですね。
    人生とは選択の連続というのは、まぁそら当たり前なわけでして。

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    2014年01月17日
  • 新老人の思想

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    最近こういう本が多いけど、これは新しい切り口だったなと思う。この時代を生きていくための老人のこころがまえというか。こんな柔軟な考え方の80歳に私もなりたい。

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    2013年12月30日
  • なるだけ 医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣

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    80歳の五木さんが実践している健康法。
    自分の身体とコミュニケーションをとること。
    長く続けられるように気やすくできること楽しく実践している。
    呼吸法、腰のための運動、姿勢、食事法、便通など幅広いことまでアドバイスしている。
    年齢にさからわずある程度の諦観と感謝の気持ちをもつこと重要。
    なるだけ医者に頼らない生き方をしようというのが立派だと思います。

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    2013年12月29日