五木寛之のレビュー一覧

  • 養生のヒント

    Posted by ブクログ

    前半の「生」「養生」「病」あたりまではまあそうかなといった具合だが、後半の「老」や「死」の章になって俄然含蓄と説得力を持ってくる。
    著者自身が実践し又思考している生の実践を、淡々とではあるが、研究した仏教等にも絡めながら、独自の死生観を披露している。

    0
    2015年05月27日
  • 気の発見

    Posted by ブクログ

    気のつく言葉が日本語に多いという指摘。気は実体としてとらえられず測定できないが,あるように感じられる主観的経験は測定できる。気が何らかの法則性を持って機能しているならば将来的に測定することは困難ではないだろう(機器の問題はあるけれど)。いや,構成体としての気ということも考えられる。そうであればアプローチは異なる。
    などと頭で考えるより,そこにある現象をいかに解釈し,自分の世界に取り込めるか,または,理解不能なものととして自分の世界の外にとどめておくか,そんな感じがした。

    0
    2015年05月06日
  • 神の発見

    Posted by ブクログ

    積読だったが、気が付いてやっと読んだ。五木寛之とカトリック教会司教の対談。仏教とキリスト教の比較。五木は特に浄土真宗に詳しいのでその辺からの突っ込んだ話が興味深い。自分自身、身内の葬儀の時に浄土真宗のお坊さんの話を聞き、あれ、これはキリスト教の教えに似てるのではないか、、、と思った体験がある。仏教の中でも悪人正機説の浄土真宗が特にそのようだ。

    0
    2015年03月02日
  • 息の発見

    Posted by ブクログ

    対談集。二人の博い知識が話をわかりやすくする。
    禅の修行が苛烈を極めるのは基本的欲求による迷いを断つためという考えが面白い。睡眠不足だけど起きて集中しなければならない状況では自然とその他の欲求の認知度が下がるらしい。
    意識のポイントが上,肩で息をする→ポイントを下げることで落ち着く,臍下丹田
    吸うことと吐くこと。難しいのは吐くこと。

    0
    2015年02月23日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    エンタメ小説として読んだが、素晴らしく面白かった。
    大河ドラマとかになりそう。
    完結編ではどうなるのか楽しみ。

    神がかりとか偶然的なものに対して、エンタメだから・・と読む人もいるだろうが、五木さんはそういうものを否定せずむしろ大切に考えている部分がある。
    穢れとされる女性が神がかりになり救うという、天照大神的なイメージも面白かった。

    0
    2015年01月01日
  • 霊の発見

    Posted by ブクログ

    本のタイトルから幽霊といった類の直接的な霊、霊魂といったものを期待して読み始めたが、霊性や畏れといった自然界のエネルギーとしての世界について語り合う大きくとらえた対談
    面白い視点だったと思う。。自殺者を例に五木氏が語る心のうちに宿している世界があるかないか…拠り所を持っているかいないか、そして現代は拠り所を持たず心がさまよっている感じがしてしかたないという言葉に考えさせられた

    0
    2014年12月14日
  • 五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて

    Posted by ブクログ

    個人的には「人生案内」や「生きるヒント」のほうが好きだな。

    少年だったころ、みんな木片をけずって当時の軍用機のモデル作りに夢中になっていたそうだ。日本の飛行機はもちろん、同盟国のものや敵国のものまで子供たちは熱中していたとのこと。こういう思い出って、さらっと書かれてあっても、夢中になって軍用機について話し合う男子達の姿が生き生きと頭に浮かびますね。

    0
    2014年10月30日
  • 元気

    Posted by ブクログ

    無功徳としてあきらめる(あきらかに究める)
    こだわらない
    執着しない
    放念する
    昨日のことを思い出さない、明日を考えない

    0
    2014年10月07日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    全2巻。
    ただ、続篇で「激動篇」が2巻あり、
    現在「完結篇」が連載中。

    坊さんだけどそんなに抹香臭くない。
    特に序盤の本著は、幼少時代から始まることもあり、
    冒険したり仲間に助けられたり戦ったり、
    素直にワクワク読み進められる。
    吉川英治版より、より「冒険活劇」なイメージ。

    ただ、執筆年数、物語内の年数ともに長いので、
    序盤で活躍したキャラ、
    キーになるだろうと予想されたキャラ達が、
    どんどん影が薄くなり、
    使い捨てられてる感じがある。
    まだ完結してないので何とも言えないけど、
    すっきりしない感じが残りそうで不安。

    何はともあれ完結を待っています。

    0
    2014年07月29日
  • 選ぶ力

    Posted by ブクログ

    以前途中まで読んでた下山の思想と比べるととても読みやすく感じた。

    この人の考え方はどこか自分に似ているところがあって親近感を感じながら読み終えた。
    ナチュラル・エンドあたりの話はまだ自分には想像のつかない話だけど、高齢の方の考え方・感じ方を垣間見れて勉強になった。

    0
    2014年04月06日
  • 蓮如物語

    Posted by ブクログ

    子ども向けに やさしく書いた 
    本願寺の 貧乏な坊さんの 息子として
    うまれた 布袋丸。
    のちに 蓮如となる。

    親鸞を読んだので それなりに期待したのだが。

    蓮如の母親思い。
    なぜか 伊吹信介の母親への想いとだぶって見えた。

    蓮如は ヒトと解け合う能力があり、
    母親の言いつけを守って 立派な僧になった
    ということであるが、
    なぜか マザコン に思えてしょうがなかった。

    わかりやすく書くということの難しさを知る。

    0
    2014年03月26日
  • レッスン

    Posted by ブクログ

    久しぶりに五木寛之を読んでみた。

    いつ以来だろう、彼の小説を読むのは------
    高校時代に初めて読んで嵌り、大学に入ってからもかなり読んでいた。
    社会人になってからは殆ど読んだ記憶がないので、四半世紀ぶりくらいになるのかもしれない。

    あの頃は、純文学、大衆小説、推理小説と三つに色分けされていて、推理小説は別格でエンタメ小説として分類されていたが、彼のような大衆小説は、純文学より一段低いものとみなされていた。

    でも、それがとても面白かったんですね。
    もっとも、人気があって作品が売れたからこそ、“大衆小説”として純文学界から蔑まされていたということもあったのだけれど。

    「蒼ざめた馬を見よ

    0
    2015年12月29日
  • 新老人の思想

    Posted by ブクログ

    これから大多数をしめる
    ご老人たちの新しい老人の形のはなしでした。
    わたしにはちょっとはやいかな~

    0
    2014年02月22日
  • 選ぶ力

    Posted by ブクログ

    生きるヒント以来、この人の本は割と好きなんだけど、改めて読むとやっぱり内容は高齢者向けなのかな?
    人生をある程度歩んできた人にはしっくりくる話題が多いような気がした。タイトルは「〜力」の波に乗っただけであって特に内容とは関係ないですね。
    人生とは選択の連続というのは、まぁそら当たり前なわけでして。

    0
    2014年01月17日
  • 新老人の思想

    Posted by ブクログ

    最近こういう本が多いけど、これは新しい切り口だったなと思う。この時代を生きていくための老人のこころがまえというか。こんな柔軟な考え方の80歳に私もなりたい。

    0
    2013年12月30日
  • なるだけ 医者に頼らず生きるために私が実践している100の習慣

    Posted by ブクログ

    80歳の五木さんが実践している健康法。
    自分の身体とコミュニケーションをとること。
    長く続けられるように気やすくできること楽しく実践している。
    呼吸法、腰のための運動、姿勢、食事法、便通など幅広いことまでアドバイスしている。
    年齢にさからわずある程度の諦観と感謝の気持ちをもつこと重要。
    なるだけ医者に頼らない生き方をしようというのが立派だと思います。

    0
    2013年12月29日
  • 百寺巡礼 第一巻 奈良

    Posted by ブクログ

    仏像は「見てから知るべき」という言葉になるほど~と思いながらも、奈良旅行に行く前に読めば良かったと激しく後悔。。。

    0
    2013年12月19日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    ふーむ。
    林三郎の書生となって、飛躍するかと思ったら、
    林みどりとの間だけに 縮小してしまった。
    おい。おい。
    それで、オリエのマネージャーになると言うのは、
    ふーむ。なんじゃそれ。
    という感じだね。

    ブルジョアジーとプロレタリアートという図式のなかで
    今の時代の流れをつかみきれないものがあるのだろう。
    それで、再起 なのだろうか。

    信介の行動原理は、敵が明確であれば、立ち向かう時に、
    勇気をふるい、たたかう。
    歴史の中の個人、歴史との関わり合い、
    貧乏であったという過去の生い立ちから、
    プロレタリアート意識なるものに、そぐわない何かがある。
    食べて、生活するだけでは、物足らない。
    オリエ

    0
    2013年12月03日
  • 青春の門 第四部 堕落篇 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    青春の門 堕落篇 五木寛之(著)

    北海道の演劇活動が失敗し、緒方、トミちゃんも東京に行った。
    オリエは、ホステスをしながら、歌をうたっていたが、
    その歌いぶりに、井原プロのオトコにスカウトされる。
    オリエは、東京に行くことを決意する。
    信介も、英治にあったりして、オリエのピンチを
    助けてもらう。
    英治は、意外とお茶目。手先が器用だね。

    そして、北海道から、東京に舞台が移る。
    トミちゃんのたくましさ、旺盛な勉強しようとする意欲。
    それに、圧倒されながら、信介は、学校に通うことにする。

    オリエの自分で切り開こうとする、しっかりした姿勢に、
    信介は、ヤキモチを焼き、喧嘩さえしてしまう。

    0
    2013年12月02日
  • 青春の門 第三部 放浪篇 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    創造活動をしながら,巡業する劇団活動。
    北海道から 南下する予定だったが、
    北海道 函館,そして,札幌で 終わってしまう。

    劇をどのようにつくるのか?
    激しい論議がありそうで,核心に迫らない。

    港の沖仲仕に ヤクザが介入。
    そういえば,山口組はこれで,事業を確立したはず。
    昼ご飯が高いと反乱するが、結果として 尻すぼみに。
    あまり,戦略もなく、挫折。
    トミちゃんは強姦され,丸玉食堂の親父は アーナキストとしてめざめる。
    有効な方法がないところに、小説になっていない。

    なぜか,血液の比重がたらないように
    物語も 比重がたらないような気がする。

    青春の門が 2000万部も売れたと言うが

    0
    2013年11月30日