五木寛之のレビュー一覧

  • 生きるヒント5 ―新しい自分を創るための12章―

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    やまだ(名前の登録わかんないw)

    なんかあると五木寛之買っちゃうんだけどやっぱり好きだなあ

    「人間は本当の意味で<あきらめる>ということもまた一つの知恵であることを学ばねばならないのではないでしょうか」(老いに関して)

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    2011年01月03日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    ネタバレ

    面白いわ。筑豊に行きたくなってきたよ。
    早川先輩の発言をきっかけに読もうと思ったんだけど、これを若い頃読んでたら、確かにもっと感動したかも。てか、高校生くらいで読んでたら人生変わってたかもね。

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    2010年12月27日
  • おとな二人の午後

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    私のようなお子さまとは、一世代、二世代隔たった、午後のひと時。古本屋で見かけて購入したまま、時々開いて読むと、面白い。そして真似できない。引用したくなるやりとりが随所にあります。

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    2010年11月23日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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     文体がやさしいですね。女性のために書かれたのが始まりだからでしょうか。
     文章を読む楽しみの一つに、文体を味わう事があると思っています。内容だけを読み、理解するだけではない、文体の味わいがあるはずです。とても優しく語りかけるような文体が、それを読んだでいるだけで、落ち着けるような気がします。

     中身は、肩ひじ張って人生を語るものでもなく、気を楽にして読めます。でも、考えさせられることも。
     もっともっと古くからある本と思っていましたが、そんなに古くなかったのも驚き。

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    2017年08月16日
  • 養生の実技 ――つよいカラダでなく

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    身体の声を聞きながら、吾一人の考えのもとに養生を行うことを提案し、不信と不安の時代に健康でいることそのものが不自然という前提に立って、養生の必要性を論じる。人生50年というのは正しく、それ以降はオマケと考え、毎日感謝すべき、冷たいものは噛むようにして飲む、腰を曲げずに膝を曲げる、同じ国籍の料理を毎日食べない、1日に何回か大きなため息をつく、自分を叱咤激励して行う養生は役に立たないなど人生のヒントがリストアップされている。

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    2010年09月12日
  • 五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 ガウディの夏 THE SUMMER FOR GAUDI

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    タイトルのガウディの・・・と、イラストに惹かれたこの本。
    中盤から、とんでもない世界に引きずり込まれていく、なんとも不思議な話。


    今この世に存在しているということ。
    どんな事態に巻き込まれようと、それは確かで、人はその間に何かをしたいと思っている。
    いつか終わってしまう人生だから。


    建築も同様。
    未完成のサグラダ・ファミリア。
    ガウディは、未完成にすることで、もしかしたら「永遠」を手に入れたかったのかもしれないなぁ。
    な~んて。


    この本は、1987年に初版が出ている。
    インターネットも普及していない時代に書かれたことが驚きだ。

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    2010年09月11日
  • 人間の覚悟

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    年の功といいますか、悟りの境地といいますか、
    「なるほどそういう見方もあるのか」と、何度も感心しました。

    流れには逆らえないのか。

    覚悟とはあきらめることであり、「明らかに究める」ことであるという著者の言葉は
    どこか悲しげな声に聞こえました。

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    2010年08月14日
  • 養生の実技 ――つよいカラダでなく

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    [ 内容 ]
    無数の病をかかえつつ、50年病院に行かない作家が徹底的に研究し実践しつくした、常識破りの最強カラダ活用法、満載。

    [ 目次 ]
    第1章 不信と不安の時代に折れずに生き抜く知恵(健康は人生の目的 「身体語」をマスターする ほか)
    第2章 私の「気やすめ」養生法(私はこんなふうに養生につとめてきた 非常識といわれても ほか)
    第3章 私の実感的養生法(できるだけ病院にいかないという生きかた きょう一日の養生を考える ほか)
    第4章 腰痛との長い付き合い(腰痛が訴える命の悲鳴 腰痛かかえて東北紀行 ほか)
    第5章 私が感じる素朴な疑問(ストレスは本当に悪玉か? 現代はストレスが激化し

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    2010年06月30日
  • 五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 白夜物語 五木寛之北欧小説集

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    第3回。

    えみりさんへ
    とても面白く読みました。ありがとう!
    昼の長い夏と、夜が終わらない冬。光と闇の世界への経過を、青春時代の心の移り変わりと重ねて描く手法が、じつにみごと。
    個人的には「霧のカレリア」が気に入っています。(加藤)

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    2010年06月21日
  • みみずくの夜メール

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    気楽に読める日記風の小さなお話しの集まりです。
    作家の普段の生活が垣間見えておもしろかったです。
    真面目なお話しもありますが意外にも、ブラックなユーモアもあり。
    トイレで読むと笑えます。

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    2010年06月07日
  • 百寺巡礼 第二巻 北陸

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    文章からそれぞれの寺の雰囲気が伝わってきました。北陸は私の故郷でもあるので、機会があれば紹介された寺に寄ってみたいです。そして、寺の様子だけではなく、筆者の現代社会に対する思いと仏教・その他の宗教がもたらす心の拠り所の大切さが分かる1冊でした。

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    2010年05月29日
  • 気の発見

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    目にみえないけれど存在する物はある。気もその一つ。
    愛だとか憎しみだとか、形はないけど存在の大きさは生きてて実感できる。

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    2010年05月12日
  • 愛について 人間に関する12章

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    「情報社会とは、みずみずしい感性を伝え合う社会」
    「人生の幸福は、どれだけの感動を得たかによって決まる」
    「人間が相手とつながりたいという愛情が発露したものが性」
    「物も人も縁あるものが出会い、愛し合い、物語を作る」
    「心に愛を持ちたいのなら、大いに愛の言葉を語るべし」
    「自然に、おのずからなるものに導かれて」
    本当に本質を得たことがたくさん書かれていて、五木さん、勉強になりました。

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    2010年09月09日
  • 百寺巡礼 第二巻 北陸

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    北陸が、かつては日本の表玄関だったという視点が面白かったです。
    いろいろ有名な宗教家が登場する中で、長谷川等伯に関する話は異色菜間はありますが、興味深く読みました。

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    2010年03月18日
  • 人間の覚悟

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    ■『生きるヒント』以来、五木寛之の本を読んで「意志」を持つことの再認識。



    ○どんな人でも、自分の母国を愛し、故郷を懐かしむ気持ちはあるものだ。

     しかし、国を愛するということと、国家を信用するということとは別である。

     私はこの日本という国と、民族と、その文化を愛している。しかし、国が

     国民のために存在しているとは思わない。国が私たちを最後まで守ってくれる

     とも思わない。(P7)



    ○国民としての義務をはたしつつ、国によりかからない覚悟。最後のところで

     国は私たちを守ってくれない、と「諦める」ことこそ、私たちがいま覚悟

     しなければならないことの1つだと思うのだ。(

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    2010年03月14日
  • 新装版 恋歌

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    翳のある夫婦の愛。
    通常だったら理解されない禁断の恋。
    でも恋というより深い愛が
    たくさん描かれている、愛の物語。

    600P強の厚みが感じられないほど
    すぐに読み終えてしまいました。

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    2010年02月22日
  • 生きるヒント2 ―いまの自分を信じるための12章―

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    死を意識するから、今を大事にできる、人に優しく出来る。
    生きている、ただそれだけでも自分に自信を持って歩いていこう。

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    2009年11月18日
  • 人間の関係

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    五木さんご夫婦の、それぞれの仕事に適した場所に住み、時間の空いた時に逢う。逢っているときはずーっと語りあえる。そんな関係がとても素敵で印象に残ってます。

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    2009年11月05日
  • 気の発見

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    対談です。ホンマかいな、ってところも多々ありますが、それでも役立てられる記載はかなり多いと思います。気楽に読めるので、ぜひどうぞ。

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    2009年10月04日
  • 林住期

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    五木寛之さんのエッセイはいくつか読んでいます。
    最近は「百寺巡礼」の旅をしています。
    石山寺、瑠璃光寺、観世音寺、興福寺、崇福寺に行きました。
    寺を巡る紀行文とこの本とは内容に関連があります。
    マイミクさんの日記でこの本のことを知り、読みました。

    古代インドでは、「四住記」という考え方が紀元前後に生まれたということです。

    林住期とは年齢では50歳から75歳までを指します。
    25歳までは「学生期」といい、勉強中の時期です。
    50歳までは「家住期」といい、家族をつくり、働き、子どもを巣立たせる時期です。
    75歳からは「遊行期」といい、死を見つめて生きる時期です。

    「林住期」の生き方は「必要」

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    2009年10月04日