五木寛之のレビュー一覧
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[ 内容 ]
無数の病をかかえつつ、50年病院に行かない作家が徹底的に研究し実践しつくした、常識破りの最強カラダ活用法、満載。
[ 目次 ]
第1章 不信と不安の時代に折れずに生き抜く知恵(健康は人生の目的 「身体語」をマスターする ほか)
第2章 私の「気やすめ」養生法(私はこんなふうに養生につとめてきた 非常識といわれても ほか)
第3章 私の実感的養生法(できるだけ病院にいかないという生きかた きょう一日の養生を考える ほか)
第4章 腰痛との長い付き合い(腰痛が訴える命の悲鳴 腰痛かかえて東北紀行 ほか)
第5章 私が感じる素朴な疑問(ストレスは本当に悪玉か? 現代はストレスが激化し -
Posted by ブクログ
■『生きるヒント』以来、五木寛之の本を読んで「意志」を持つことの再認識。
○どんな人でも、自分の母国を愛し、故郷を懐かしむ気持ちはあるものだ。
しかし、国を愛するということと、国家を信用するということとは別である。
私はこの日本という国と、民族と、その文化を愛している。しかし、国が
国民のために存在しているとは思わない。国が私たちを最後まで守ってくれる
とも思わない。(P7)
○国民としての義務をはたしつつ、国によりかからない覚悟。最後のところで
国は私たちを守ってくれない、と「諦める」ことこそ、私たちがいま覚悟
しなければならないことの1つだと思うのだ。( -
Posted by ブクログ
五木寛之さんのエッセイはいくつか読んでいます。
最近は「百寺巡礼」の旅をしています。
石山寺、瑠璃光寺、観世音寺、興福寺、崇福寺に行きました。
寺を巡る紀行文とこの本とは内容に関連があります。
マイミクさんの日記でこの本のことを知り、読みました。
古代インドでは、「四住記」という考え方が紀元前後に生まれたということです。
林住期とは年齢では50歳から75歳までを指します。
25歳までは「学生期」といい、勉強中の時期です。
50歳までは「家住期」といい、家族をつくり、働き、子どもを巣立たせる時期です。
75歳からは「遊行期」といい、死を見つめて生きる時期です。
「林住期」の生き方は「必要」