五木寛之のレビュー一覧

  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    激動編のテーマは『念仏とは何か?』であったと思う。
    親鸞の中では確固たるものである念仏は、言葉として他人へ伝えるには難しい。時には、何の役にも立たないもののように思われたり、誤解を招くこともあった。
    実際、私も読んでいて、そのように感じた。
    しかし、色々な地で色々な人と接することで、念仏を正しく伝えられるようになってくる。
    特に、漂流者の例えは納得でき、もやもやがすっとした。このすっとした瞬間を得られたことが、この本を読んで一番良かった点だ。

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    2013年10月26日
  • 青年は荒野をめざす

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    とても気持ちの良い青春小説。ひねくれたところもなく、グロテスクでもなく、等身大の目線で見たものを描いている。
    自分の中のもやもやに苛立ちつつも向き合い、夢を追いかけるのが危なっかしくもあるが清々しい。

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    2013年10月03日
  • 青春の門 第二部 自立篇 【五木寛之ノベリスク】

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    誠実に 自らの行くべき道を模索する青年の姿。伊吹信介。
    生くべきための自らの思想の確立を求めて
    あらゆる経験を得ようとする。
    プロレタリアートという言葉の響きによって、すべてを覆い尽くそうとする。
    大学が大学の本来的機能として存在するのではなく
    青年の人間集団としての存在。
    価値ある生き方への模索。
    共産党員の経験を持ちながらも、家族への失意、愛への失意
    など 不明確な失意に彩られながら
    カオルという女性にあうことによって、激しく変化し、
    新たな出発を期す人間。

    青年のくぐる門は どこにあるのか。
    青年としての体験、性であり、失意であり、誠実さだった。
    現実の社会を傍観的に見ながら、
    その渦

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    2013年11月30日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    越後に流されてから外道院との決着まで。親鸞とは違う正義をもつ外道院に反感と共感の混じりを覚えながらも、自分の道を貫く。念仏で人を救う。この「救う」という漠然とした言葉の捉え方、誤解と曲解により、親鸞は雨乞い祈祷の台上に赴くこととなる。念仏は法力ではないと体現しようと決死の覚悟で望むが、結局は雨が降りまたしても思わぬ形で名声が上がる。命は繋いだが、まだ親鸞の理想には遠い。これからどうやってこの葛藤を埋めていくのだろうか。

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    2013年07月23日
  • 選ぶ力

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    選ぶことは賭けること。
    得をしても損をしても自分で選ぶことが何らかの結果に繋がるlことを教えてくれる本です。

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    2013年07月24日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    マーク・トウェインの言葉:「私は天国へは行きたくない。なぜならば、天国にはユーモアというものが存在しないからだ ユーモアの源泉は、哀愁である 悲しむことを忘れた人間に、本当の喜びが訪れるわけはないとぼくは思います

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    2013年07月19日
  • 無力 MURIKI

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    この本のタイトルですが、「むりょく」ではなく「むりき」と読みます。80歳になった五木寛之さんの本ですが、先行きのはっきり見えなくなった現在においては、必要な考えと思いました。

    「むりき」とは、物事に白黒をつけるのではなく、どちらにもつかず不安定さを肯定する事を意味しています。要は物事にはグレーゾーンがある事を理解し状況に応じてどちらの側にもつけれるような物の見方をする事が必要だとの考えです。

    考えのブレナイ人は尊敬されがちな世の中ではありますが、ひとつの価値観で物事を正常だ異常だと仕分けする方が間違いであり、人間はむしろブレがあるのが当り前であり、時代の流れと共にブレル事こそ「生きる」事で

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    2013年07月17日
  • 無力 MURIKI

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    無力をむりきとよませるのは著者の工夫。「~力」がつく新書が多い中でいっそ流れに身を任せようという提案。力むなということだろう。著者の行き着く先だと納得。

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    2013年07月17日
  • 無力 MURIKI

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    この本のタイトルですが、「むりょく」ではなく「むりき」と読みます。80歳になった五木寛之さんの本ですが、先行きのはっきり見えなくなった現在においては、必要な考えと思いました。

    「むりき」とは、物事に白黒をつけるのではなく、どちらにもつかず不安定さを肯定する事を意味しています。要は物事にはグレーゾーンがある事を理解し状況に応じてどちらの側にもつけれるような物の見方をする事が必要だとの考えです。

    考えのブレナイ人は尊敬されがちな世の中ではありますが、ひとつの価値観で物事を正常だ異常だと仕分けする方が間違いであり、人間はむしろブレがあるのが当り前であり、時代の流れと共にブレル事こそ「生きる」事で

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    2013年07月15日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    単なる物語から、次第に教義の深みに迫っていく。
    弟子や信者から素朴な疑問が投げかけられ、親鸞がそれに答えていく。そして、徐々に真理に近づいていくような気がする。
    様々な人物が登場し、去っていく。退屈な宗教小説でなく、ストーリーとしても面白い。

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    2013年07月07日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    法然、逝く。
    親鸞は、京での縁により関東・笠間に誘われ、越後を離れる。
    これが転機となり、法然の念仏から、自分の新しい念仏を作ろうする。

    すぐに物語に引き込まれる。

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    2013年06月23日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    配流された直江津で見た、貧者、病者、弱者が連なって行進する行列が、親鸞を動かす。
    新しい仲間を得、法然の新しい念仏を広めようと苦闘する。
    堅苦しい性格の親鸞に立ちはだかる世間。

    すっと読んでしまいました。

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    2013年06月23日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    深い!早合点は災いの元。自分を取り戻す文字通りの呪文、それが念仏の原点。これが宗教の原点。何とセット販売したら浄土真宗は日本の母宗教として定着したのだろうか。。この考え自体が煩悩かぁ。放埓かぁ。

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    2013年06月22日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    純粋は人の心を動かす。自分を放埓と言って戒めるところが原点。自分を知っているものは強い。修行とは自分の弱点を知り尽くすことなのかも。自戒の念を込めて。

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    2013年06月21日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    読みやすい文体であっという間に読み終わった。
    親鸞という堅苦しい題材ながら、娯楽性を重視した内容で、面白かった。おそらく史実とはかけ離れていると思うが。

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    2013年06月19日
  • 選ぶ力

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    私が日ごろ思っているようなことがたくさん書かれていて、そうそうと思いながら読んだ。

    選択することの難しさをつねに感じている。

    五木さんが言葉にしてくれたおかげで客観しできた気がする。

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    2013年06月12日
  • 下山の思想

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    今の時代のベクトルに拒否感を示し、抗おうと水面下で藻掻く時代は、確かに過去のものとなろうとしている。そんな感覚は震災のあとさらに強く感じていました。いま必要なのは、しっかりと周りを見渡し、ゆっくりと着実に下山していくこと。
    下山は終わりではなく、次にまた登るため。ひとつ時代が終われば、新しい時代を登らなければならない。そのひとつの時代の終わらせ方を、エッセイとして読みやすく書かれています。
    個人的にですが、その考え方は好きです。

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    2013年03月20日
  • 選ぶ力

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    人はいつも何かしら選び取って日々を暮らしている。
    これまでをふり返り、今を捉えた80才の著者の生き方をめぐるエッセー集。
    さらりと読めます。

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    2013年02月09日
  • 選ぶ力

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    正直肩すかしだった。
    筆者も後書きで指摘していますが。

    もっと重い内容かと想像していたのですが、著者のエッセイに近いと思いました。
    しかし、筆者の養生という考え、孤独死に関する考えには大いに共感し勇気付けられました。

    前半より後半の方が読み応えあります。
    但し、個人個人の感覚で違いがあるかとは思いますが。

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    2013年02月04日
  • 百寺巡礼 第九巻 京都2

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    金閣寺、銀閣寺、清水寺と、修学旅行定番のメジャだった3巻(京都Ⅰ)から一転、比較的マイナな(というのは、不勉強なだけかもですが…)落ち着いたラインナップの京都Ⅱ。
    東福寺、法然院、高台寺あたりはぜひ行ってみたくなりました。
    追記>
    東福寺、法然院、高台寺いずれもメジャーだという突っ込みが・・・
    教養のなさ露呈。

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    2013年01月10日