五木寛之のレビュー一覧
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正直、思ったより普通だった。
もちろん、伝えたいテーマは凄く分かる。
「ただ生きるためだけに生きるな」
「群れに流されず、自分の飛び方を見つけろ」
みたいなメッセージはかなり強く感じた。
たぶん時代背景込みで考えると、かなり多くの人に刺さった作品なんだろうなとも思う。
でも、自分にはそこまで深くは刺さらなかった。
理由を考えてみると、ジョナサンがあまりにも理想的すぎたのかもしれない。
孤独を恐れず、周囲から否定されても折れず、自分の信念を貫き続ける。でも現実の人間って、そんなに強くないと思う。自分もそうだから、「かっこいい」「美しい」とは思うけど、完全には感情移入できなかった。
あと、かな -
Posted by ブクログ
「語り合うときは、同好の士や同業者ではなく、違った世界の人たちと話し合うことがとても大事だ」
この箇所を読んで、野矢茂樹氏の著作『はじめて考えるときのように』に書かれていた「変なひとと出会う。……共感よりも違和感や反感の方がだいじだ」という言葉を思い出しました。
なぜ大事かというと、異質な交流こそ自分の殻を打ち破ってより深い人間になる原動力になるからだと理解しました。
同質な人と出会って、共感したりされたりすると心地よく、自分は間違っていなかったと安心するので、そのような人と会うことに重きを置きがちですが、それだけではダメなのだと本書を読んで改めて思いました。
今の自分には、自分と違う -
Posted by ブクログ
ネタバレジャケ買い、があるのならば、タイトル買い、というものもあって然るべきでしょう。
私、両親の面倒をゆるーく見始め、自分たちの衰え・勘違い・言い違いで夫婦喧嘩が始まる昨今、本作サブタイトル「オレたちはどうボケるか」が激しく刺さり、購入に至りました。
確か他のブロガーさんが紹介してた本だったと思います。
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本作は御年90を超えた、作家の五木寛之氏の老年エッセイであります。
ボケたくないけど、ボケるのは必然。だったらなるべくライトに、かるーくボケましょう。みたいな話。
当然、ボケは人によってそれぞれなので、「あくまで私の体験ですが」という但し書きで、こうした方が良い、ああした方が良い、 -
Posted by ブクログ
小説というよりもポエム、
自己啓発というよりもスピリチュアル、
そんな本。
「食って寝るだけの人生なんて嫌だ」
「あいつらと私は違う」
“意識高い系”という言葉が一時期流行ったが、「意識が高いこと」、それ自体は何の問題もない。問題があるとするなら、「私はあいつらとは違う」と、周囲を下にみるような態度をとるときだ。はみ出しものでかまわないが、だからといって、私以外のその他を蔑めば、愛のない人となる。
では、周囲に手を差し伸べることが「愛」か。裕福な人が貧しい人を支援すれば、それが「愛」なのか。
──ぶっちゃけ、「胡散臭い本である」と、私はそう思った。
その印象は最終章を読むことで少し変