五木寛之のレビュー一覧

  • 大河の一滴

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    なんとか前向きに生きたいと思う。しかし、プラス思考はそう続かない。頑張ることにはもう疲れてしまった―。そういう人々へむけて、著者は静かに語ろうとする。「いまこそ、人生は苦しみと絶望の連続だと、あきらめることからはじめよう」「傷みや苦痛を敵視して闘うのはよそう。ブッダも親鸞も、究極のマイナス思考から出発したのだ」と。この一冊をひもとくことで、すべての読者の心に真の勇気と生きる希望がわいてくる
    …………
    言ってることはわかるが、やはり背景が古いので、何となく心には響かない。
    当時の人々には響いたであろうが。
    今の世代には難しいかなぁ。
    戦争の頃の話を持ち出されても、想像ができない自分がいる。随所に

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    2025年05月22日
  • 五木寛之×栗山英樹 「対話」の力

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    五木寛之さんはすごい仏教に詳しいが、突き詰めていくと結局、人は分からないと。
    結局、突き詰めれば突き詰めるほど、分からないという、一種の悟りというか、結局なんなの?というか。

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    2025年05月17日
  • 遊行期 オレたちはどうボケるか

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    ネタバレ

    ボケは自然の流れの中にある。
    親鸞は75歳頃から和讃(歌詞)を書き始めて90で死ぬまで書き続けた。
    鼻歌を歌う=ボケてる人で鼻歌を歌う人はいない。
    「人は軽気がよき」(蓮如)最後まで軽薄なくらい活動的に生きる。

    衰えは、聴力、視力、咀嚼力、歩行力からくる。
    ときどき遠くを見て、焦点距離をあわせるトレーニングをする。目をパチクリさせる。上目遣いに見る。上瞼を上げる。
    物忘れはほっておかない。執念深く思い出す。
    認知症のリハビリ療法には、回想法で昔の話を思い出すトレーニグがある。
    一日に3人、知らない人と口を利く。
    オレオレ詐欺は寂しいから引っかかる。
    聞こえないことをほっておかない。

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    2025年05月08日
  • 忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉(新潮選書)

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    92歳にしてなお執筆をつづける著者がこれまで接してきた著名人の言葉を綴った本。
    目次を見れば十分。
    ことばにまつわるエピソードも短い。
    もっと深いと思ってた。


    はじめに

    寺山修司
    ぼくはあなたよりも、あなたが読んでいる本に興味があるんだ

    徳大寺有恒
    命、お預かりします

    小林秀雄
    人間は生まれた時から、死へ向かってとぼとぼ歩いていくような存在です

    八千草薫
    激しい豪雨ではなく日本らしい雨期になって欲しいです

    秋山庄太郎
    鍛えれば歯茎でスルメでも噛めるんだ

    三木 卓
    ぼくらは同じ刻印を背おった人間だから

    藤子不二雄(A)
    みんな薄情なんだなあ

    犬養道子
    世の中はちょっとルーズ

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    2025年04月01日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    うつ状態の時は生きてることだけで必死で、先のことなど考えられませんでした。
    それでも生きていて良かったと今は思います。
    こうして本が読めることも喜びの一つです。
    今日も生きててエライ!

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    2025年03月20日
  • 背進の思想(新潮新書)

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    喫緊の著なのかな。
    コロナ禍を経験しているから。
    五木寛之氏も90歳ということらしい。
    もう大御所も大御所なのだろう。
    こんなエッセイ(失礼)で晩年の小遣いが稼げればもうけものだな。

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    2025年03月10日
  • こころは今日も旅をする

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    穏やかな筆致のエッセイで読んでいて心が和んだ。

    ユーモアに富んでおり、ChatGPTや最新の流行についての五木さんなりの考察には思わず微笑んでしまうような可笑しみを含んだ面白さがあると思った。

    人生に疲れた時に再読したいエッセイ集。

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    2025年02月21日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ネタバレ

    あとがきが最高!
    自分の疑問に向き合うために翻訳に挑戦したという著者の思考に感銘を受けた。
    食べるために生きることは醜いことではないという翻訳者の意見に賛同する。
    アメリカはトップダウンの神的な主導者の存在を渇望する。
    神聖なもの、完全なものになりたいと思い、努力すればなれるという思想的な物語だった。

    かもめ版ドラゴンボール。
    スーパーサイヤかもめ。
    瞬間移動はスピードを極めすぎ。
    脳細胞がトップギアにもほどがある。

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    2025年02月12日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    周りから遅れを取らないように、気がつけば人生の喜びを後回しにしてまで必死に生きていた日常に、新たな活力を与えてくれた本。
    ジョナサンは決して、同調圧力に飲まれることなく、「飛ぶ喜び」を追求する。その生き様に、私ももっと毎日を、自身の人生の喜びを追求するように生きていいのだと励まされた。
    また、落ち込んだり、感動したり、また反省したり、一喜一憂するカモメの姿は、愛らしくもあり、私たちも共感できる部分が多々あるのも面白い。
    ストイックに飛行の練習を繰り返すカモメの描写を読むと、無性に私も物事に熱中して努力をしたくなってきた。
    とはいえ、一日中好きなことをしているわけにはいかないし、嫌でも生きるため

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    2025年02月06日
  • こころは今日も旅をする

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    五木寛之が91歳なのか
    この中で漢字が読めない現代の若者
    親鸞の作品の本棚を通り過ぎるカップル これなんと読むのかしら?に
    男性がウーン おやトリか何か?
    以来必ずふりがなを付けるとのこと
    時代だな本当に漢字が読めない人は
    いるし 多い

    五木ひろしの名前の由来が
    この人からきているのには驚いた
    銀座のママで作家の山口洋子の名前が
    出て来た時は懐かしささえ覚えた
    彼のような戦争体験はないけど
    同じ時代を生きて来たんだ と
    感じた
    老人も荒野を目指すか

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    2025年02月01日
  • こころの散歩(新潮文庫)

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    昔に五木さんが体験したことや私が知らない当時の文化人のエピソードなど新鮮な話が多かった。

    戦後の大変な時代のエピソードは逞しくもあり、勇気づけられる想いがした。

    五木さんは大学生時代はアルバイトに明け暮れており、授業料が払えず大学に休学を申し込むが、その場合未納の授業料を全額払うように言われた。だが、それは無理だと伝えると中退とはならず結局抹籍扱いとなった。中退は一つの公的な資格らしい。著名人の学歴詐称が時々問題になることがあるが、その裏には事情がある場合もあるのかなと思った。
    後年、作家として活躍するようになってから大学総長にお会いして未納の授業料を払って中退扱いにしてもらったエピソード

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    2025年01月31日
  • 人生のレシピ 異国文化の楽しみ方・味わい方

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    短時間で読めて旅行に行ったような楽しみがあった。ポルトガルのファドを現地で聞いたが、今一度聴きたくなった。

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    2024年12月28日
  • 自分という奇蹟

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    1深く悲しむ―いのちの、真の活性化にむけて
    2自分という奇蹟―何がいのちを支えているのか
    3風土と人間、そして歌―時代を生き抜くちから
    4免疫のおしえ―何がいのちを決定するのか
    5「悲しみ上手」の復権―「心の内戦」をこえて
    6“慈”の力“悲”の力―痛みを共有すること
    7布施と慈悲―人にやさしくあるために
    「泣く」のは日本の文化―生きるエネルギーの源とは
    9喜びの底にある哀愁―「明るさ」を知り、「暗さ」を知ること
    10「生きている」ことの価値―生命の実感を取り戻すこと
    11「泣く」ことの浄化作用より深い喜びを知るために
    12感情表現の効用―豊かな「喜怒哀楽」に生きる
    13「罪」の文化「恥」の文化

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    2024年12月28日
  • こころは今日も旅をする

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    「親鸞」が面白かったので、作者に興味をもち読んでみる。
    さらーっと読めるエッセイ的な本。

    御年90才を超える五木寛之さんですがユーモアがあって柔軟な発想はさすがです。

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    2024年11月19日
  • 孤独のすすめ 人生後半の生き方

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    年をとってからの人間不信と自己嫌悪は回想することで癒やされると筆者は言う。年をとると明るい未来を見ることがなくなるので過去を振り返り回想するのがいいということ。お年寄りと話しているとやはり今まで生きてきた思い出を振り返ることが多い。それは悪いことではないのだなと思った。私も人生の下山を始めたけれど、嫌老されないように自分の考えや行為を見つめ、自分の思い込みになっていないか、気づきを忘れず暮らしていけたらと思う。

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    2024年10月23日
  • 異端の人間学

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    ウクライナ侵攻によりロシアの存在感が高まる中、ロシアという国、ロシア人のものの考え方を知ることが大切である。

    前書きには、「人間とは何かというテーマに対して、ロシアを切り口にして人間について語り合った。人間力をつけるための究極の実用書として活用してほしい。」とある。

    テレビ映画「捕虜大隊・シュトラフバット」では、捕虜大隊は、下がったら撃ち殺される。諜報部隊のスメルシュは、狼藉を働いた囚人兵を打ち殺し、恐怖である。

    ウクライナのクライは、辺境という意味。ロシアとウクライナでは、捉え方が違う。ウクライナ西部のガリツィア地方は、第二次世界大戦中はドイツについた。ロシアとは相入れない地域。ソ連時

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    2024年09月21日
  • 孤独のすすめ 人生後半の生き方

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    昔の定義では”初老”に差し掛かったもんで読みました。
    無理をせず、分をわきまえて、熟する ということかな

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    2024年08月03日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    平安から鎌倉に変わる動乱期に、日野忠範として生を受ける。

    御白河上皇の助けもあり、叡山に入山し、範宴として修行を積む。

    そんな中、法然に出会う。叡山の修行は研究に似ていると思った。

    黒面法師になぜ狙われるのか不明。ようやく山を降りる決意をする。

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    2024年07月30日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

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    林氏の運転手を2年してようやく安定すると思いきや織江のマネージャーになり、歌手業の手伝いをすることに。

    まだまだ信介のフラフラした旅は続く。

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    2024年07月30日
  • 青春の門 第四部 堕落篇 【五木寛之ノベリスク】

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    舞台は札幌から東京へ。

    平凡な学生生活に物足りなさを感じていた信介は学生運動に出会い、のめり込んでいく。

    結局学生運動もやめて、緒方という友を無くし、自暴自棄になっていたところで新宿のヤクザに絡まれ、仕事をすることに、自暴自棄になった信介はどうなるのか?

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    2024年07月30日