五木寛之のレビュー一覧
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ネタバレ五木寛之さん、カツカレーがお好きとのこと、「ゆるやかな生き方」、2014.7発行のエッセイです。印象に強く残ったことをいくつか: ①人生で最も重要なことは、毎日を気持ちよく生きること。その土台は、そこそこに快適な体調を維持すること ②お年寄りは幼児ではなく人生の功労者、「さあ、おメメをふきましょうね」、そんな言葉遣いをするべきではない。また、高齢者を一律に扱ってはいけない ③食べ物は口から、呼吸は鼻から ④ブータンの人たちは生きものに優しい。この世の生きものは皆、自分の親戚。
五木寛之「ゆるやかな生き方」、2014.7発行。ゆるやかに生きる、健康と日常、気ままな旅 の3部構成。①人が転ぶの -
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ネタバレ多くの人には自分の容姿に対する何かしらのコンプレックスがあるはずだ。本書はその極端な例を題材にしたもの。
ヒロインは、化け物並みに醜い容姿から世界中の誰もが認める美しい姿に整形した。
それで幸せになれたのか?
これに関してはそれほど深掘りしていないが、彼女は常に「容姿が他人に与える影響」を観察している。つまり、化け物の視点を忘れていない。それは周りの人間の本質を知る手段の一つになると思う。
「差別とは何か」「容姿によって差別される理由」を深く考えさせられ共感できた。
ただし、最後に知り合いが生きていたことと、彼が目の前で自殺したことは意味が分からない。 -
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ネタバレ前半は越後編。
京の都から、恵信の故郷であり、且つ、叔父の統括する越後に流人として送られた親鸞。物語は新潟の浜での外道院との遭遇から始まる。ここから外道院と親鸞との不思議な親交が始まる。親鸞を警戒し、味方にならぬのなら除こうとする外道院、外道院から河川の権利を収奪せんとする役人側という展開。色々な権謀術数の中、不思議なことが多々起こり、物語は進む。その中で徐々に念仏者を増やしていく。その途中から流人としての罪を許される。
後半は関東編。
一方で鴨の河原で親しくした河原房浄寛改め香原崎浄寛に招かれ関東へ赴く。関東でも領主の政治的計らいから、布教に勤め、その輪を拡大していく。その間にも自己の存在や