五木寛之のレビュー一覧

  • 大河の一滴

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    五木先生らしい平易で明瞭な文章による、生きることや言葉についての随筆集。題名にもなっている冒頭部分の「大河の一滴」に関する章に最も心打たれた。自分は全編通じて興味深く読めたが、何かストーリーがあるようなの本ではないので、エッセイや評論を読むのが苦手な人はしんどいかもしれない。

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    2024年01月25日
  • 新・地図のない旅Ⅲ

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    ずいぶん久しぶりに五木さんの本を読んだ。
    印象に残った言葉として
    思い出とは、決して後ろ向きの感傷だけではない。
    思い出もまた力なのではあるまいか。
    まさに私もそう思います。

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    2024年01月18日
  • 新・地図のない旅Ⅲ

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    高名な方だけに、私達が体験出来ない事を経験されておられる。自分の日常とあまりに異なる故、その折の心の動きを、追体験出来、面白い。本の妙味!

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    2024年01月11日
  • 人生のレシピ 人生百年時代の歩き方

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     70歳から百歳までの30年は、羅針盤のない航海に出ようとしているようなもの。月や火星に行ったりするより、もっと大きな問題に直面と言っていい。一方で、今日まで生きてきた。(その生命の営み)それだけで偉業と言っていい。五木寛之「人生百年時代の歩き方」、2022.11発行。①人生50年を2回エンジョイする(2回目は養生を真剣に)②70代こそ大人の黄金期、新しいことに挑戦する適期 ③80代は過去を振り返り、思い出を語る。回想で、豊かな時間を。④一人でいても、自分の心、自分の体、二人の同伴者がいる。 

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    2023年12月16日
  • シン・養生論

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    老後が長くなり、自分の心身の健康が頼りとなる。世間のいろいろな説に振り回されるよりも、自分の体感を信じるという著者。私も自分を信じて長生きしたい。長い老後をどのように心地良く生きていくか、今から考えたいと思った。

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    2023年11月20日
  • 雨の日には車をみがいて

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    父親から受け継いで、私が車が好きになった根底かも。
    五木寛之の車の表現は当時小学生だった私に大人の世界を覗いてる感じがすごく大人びて見えた。
    四季・奈津子にも出てくるSAABの表現は今でも大好きな描き方。

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    2023年11月19日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    開始: 2023/11/9
    終了:2023/11/10

    感想
    光り輝くカモメ。その姿を追って輝きを失うカモメ。大衆は愚かなのか。聖人は生まれつき成人なのか。宗教に救いはないのか。残響は消えない。

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    2023年11月10日
  • 異端の人間学

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    佐藤優と五木寛之の対談本。
    五木寛之さんがロシアに詳しいということはよく知らなかった。ロシア通として有名な佐藤さんが、五木さんの知識や経験に一目置いている感じがして、共に分かり合える部分と、二人それぞれの経験から見たロシアが紹介されていて、薄い本の割に内容が濃い印象だった。 ウクライナ戦争のロシアを見ていると、昔と変わらず一国で完結の考え方があり、周辺で何が起きようが他国に非難されようがお構いなし、唯我独尊の国という感じがする。だからこそロシアに嵌る人もいるのだろう。

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    2023年10月19日
  • シン・養生論

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     まず己の体質を知ること、そして持続することが大事。ちゃんと「噛む」、ちゃんと「飲む」(飲み込む)、ちゃんと「出す」、三大アクション。舌を動かすことを意識化する。嚥下を意識化する。五木寛之さんの養生は、次の2つ。自分がいいと実感すること、しないこと。しないことはやらない。その健康法は気持ちがいいか、悪いか。悪い健康法はしない。「シン・養生論」、2023.3発行。歩くのは、10本の足指をフルに使って歩く。目は瞼をパチパチ開閉、耳は耳たぶを摩擦、指で耳穴に栓をして素早く抜く。見る、聴く、触るの3つが大事。

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    2023年10月16日
  • 歎異抄手帳

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    五木寛之の訳はとても分かりやすかった。でも僕は根本の「南無阿弥陀仏」とさえ唱えればそれは阿弥陀が言わせてるのだからそれだけでいい(解釈間違ってる?)と言うのが、肌感覚で全然分からない。

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    2023年09月28日
  • 大河の一滴

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    1.著者;五木氏は小説家・随筆家。少年時代は、父親から古典の素読や詩吟を教えられました。小説を読む事を禁じられたので、坪田譲治や江戸川乱歩を隠れて愛読。中学以降は、ドフトエフスキー・ゴーリキー等を読み漁る。「さらばモスクワ愚連隊」で作家デビュー。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、「青春の門」で吉川英治文学賞など、多数受賞。「大河の一滴」他、仏教に関する著作も多い。
    2.本書;五木氏が1999年に書いたエッセイ。構成は5章建て47項目。第一章;人はみな大河の一滴(なぜかふと心が萎える日に他) 第二章;滄浪の水が濁る時(この世に真実はないのか他) 第三章;反常識のすすめ(他人とは違うただ一人の自己他)

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    2024年03月20日
  • 青春の門 第九部 漂流篇 【五木寛之ノベリスク】

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     8月9日の参戦、シベリア抑留、北方領土問題などでは反露感情を、一方トルストイ、ドストエフスキー、ロシア民謡などロシア文化には親近感を。五木寛之は愛憎が半ばする日本の対露感情を象徴する作家。「青春の門 第九部 漂流篇」、2021.9発行、630頁。本巻は1961年8月から1962年4月までの間のロシアの信介25歳~26歳と日本での織江の状況が交互に語られている。アムール、アニョータと馬で旅を続けた信介はイルクーツクで落馬、日本人医師宅で治療・リハビリとロシア語の勉強を。織江には伝説の高円寺竜三が面倒見を。

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    2023年09月05日
  • 青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】

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     五木寛之さんの大河小説「青春の門」。1970年代に書かれた一部から六部は、1950年代の若者を描き、1980年に刊行の六部から七部は13年後の1993年に刊行。「第七部 挑戦篇」、2011.3発行、688頁。時は1960年の終り、昭和35年の冬、織江を大きなプロダクションの所属にし、個人マネージャーを降りた25歳の伊吹信介は江差の地に。第七部は北海道の函館、江差を舞台に、日本とソ連との利権を巡る争いが展開。信介は数人とハバロフスクに向かうことに。

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    2023年09月04日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

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     昭和29年ごろは: アンパン10円、ラーメン35円、カレーライス100円、岩波文庫40円、新聞購読料330円、小学校教員の初任給7800円・・・。五木寛之「青春の門 第六部 再起篇」、1990.5発行、539頁。実業家林三郎の書生兼運転手として住み込み、娘のみどりには好かれて、何不自由のない生活2年半の信介。その境遇から一転して、歌手の織江のマネージャーに。織江も高見沢タエから中元寺はるかとして再出発。石井講師の死、カオルの行方不明、林みどりの信介へのラブコール、金朱烈の動向など重なりつつ「挑戦篇」へ。

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    2023年09月04日
  • 青春の門 第五部 望郷篇 【五木寛之ノベリスク】

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     織江は高見沢タエの芸名で歌手の道を。信介はアルバイト、読書、ボクシング、遊び、政治活動・・・。塙竜五郎重傷の新聞を読み、急遽福岡の飯塚に。故郷田川の空気も。竜五郎は没し、東京に。信介と織江は時々出会うが、川筋で育った男と女、すっきり伴侶にとはいかず、会ったり離れたり。信介は林三郎という実業家の車にはねられて入院という事故をきっかけに、林三郎宅に住み込みで仕事を助けるという新たな展開に。五木寛之「青春の門 第五部 望郷篇」、1990.2発行、583頁。

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    2023年09月03日
  • 青春の門 第三部 放浪篇 【五木寛之ノベリスク】

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     伊吹信介は大学を休み、劇団を目指す緒方たち10数人と北海道、函館に。アルバイトをしながら何とか演劇活動をしようとするが簡単ではない。サポートする人もいれば、邪魔をするやくざ達もいる。函館を後にし、札幌に。信介は「アンジェラ」で働いている綺麗になった織江と再会する。五木寛之「青春の門 第三部 放浪篇」、1990.1発行、479頁。

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    2023年09月01日
  • 大河の一滴

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    社会の閉塞感はきっとここに書かれていること。

    また読むかも。
    でも死んだじいちゃんの話聞いてるみたいで
    ちょっと悲しくなる。

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    2023年09月23日
  • 弱き者の生き方

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     考古学者の大塚初重さん、18歳、輸送船に魚雷が。ワイヤロープにつかまり上に上がるとき、脚にしがみついてくる2~3人を、両脚で、燃えてる舟底に蹴落とした。まさに、蜘蛛の糸の世界。五木寛之さん、12歳、ピョンヤンで終戦。ロシア兵が病気で寝ている母を軍靴で踏みつけ、布団ごと庭に放り投げた。ガンジス川で、ピョンヤンで死んだ亡き母の髪を灰にし、川に流した。このお二人の対談集です。「弱き者の生き方」、2007.6発行。人間は皆弱き者で、それぞれの人の道を懸命に生きていくのある。

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    2023年08月15日
  • うらやましいボケかた(新潮新書)

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     豊昇龍、優勝と大関昇進、おめでとう!「君が代」の前に「モンゴル国歌」を演奏して欲しかった!国技だから君が代はわかる。でも、外国の力士を認め、その力士達が頑張り優勝したのだから、優勝力士の国歌を演奏しその栄誉を称えるべき!相撲協会に猛省を促します! 昨年卒寿を迎えた五木寛之さん「うらやましいボケかた」、2023.3発行。医療の専門家は「できるだけ歩け」と言う。その一方で「無理をしてはいけない」とも言う。氾濫情報の中で数千万人は立ちすくんでいる。こども家庭庁もいいが、ひざ・こし庁でも新設したらどうかw 数千万票が政府与党の支持に回ることはまちがいない。

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    2023年07月24日
  • シン・養生論

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     平易で良い。長生きするための実践を紹介してくれる。確かにそれほど健康に生まれていない人でもこんな生き方をすれば長生きできる。

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    2023年07月22日