五木寛之のレビュー一覧

  • 五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 雨の日には車をみがいて

    Posted by ブクログ

    本当にクルマを愛情こめてかいている作品です。タイトルだけでちょっとぐっときて買いました。作者の私小説風であるところも悪くない、と思います。女の人にはなかなか理解出来ない部分だと思いますが、男性は無生物に愛情を注ぎます。コンピュータやクルマ、時計、趣味のものもの。それは女の人が子供を創造出来る、男性には出来ないという事実から来るのではないかな、と思います。そんなことを考えながら読みました。クルマが好きなら必ず、男性心理をもう少し知りたい女性もぜひ、読んでください。

    0
    2009年10月04日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    人は自分自身のためではなく、誰かのために生きる。これからの人生で大切にしたい言葉に出会えて五木さんに感謝です。

    0
    2026年08月31日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    正しいからやるのではなく、興味があるからやる。自分もそう。好奇心の赴くままに。だから、興味は移ろうし、続くし、終えるし、新しく始まる。
     何の為に生きるのか、ではなく誰かの為に生きる。よい言葉だ。何の為とか、考えた事がない。ただ、私は、自分の為というのが入り、と家族、友人の為もかな。

    0
    2026年08月17日
  • 青春の門 第七部 挑戦篇 【五木寛之ノベリスク】

    Posted by ブクログ

    学生時代から働き始めた頃に掛けて、第6部の再起篇まで読んでたけど、その後の90年代に7部から8部が出てたことも知らなかった。少し前に2017年から9部が出てたと云うことを知って、ようやく7部から再開。いや、信介しゃん、懐かしいわ。まだ25か。佐藤浩市君も江藤潤さんもすっかりじじいになっちゃったよ。カオルさん再登場にびっくり。桃井かおりか松坂慶子か・・・

    0
    2026年08月14日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30年近く前の作品だけど今の現代社会にもいえることが多くて感心した。
    人はみな大河の一滴の説を読んで死が今は少し怖くなくなった。

    0
    2026年08月13日
  • 林住期

    Posted by ブクログ

    示唆に富む話しでした。
    五木寛之さんの本は初めてです。
    インドでは人生を4つに区切ります。50歳から75歳までを「林住期」と言います。
    作者はこの林住期こそが、実り多き年代で、大切に準備して、興味によって何事かをする時期と言います。
    印象的だったのは、私は、最後の作者の幼少期の朝鮮から帰ってくるところなどの実際の話でした。
    とてもこの林住期は難しいですが、自分のための時間を持って、歩んで行きたいと思います。

    0
    2026年08月09日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    大河の一滴 最終章
    の発売から、未読だったこの先の本を読んでみた。
    しきりに『酷いことをして生き延びてきた』と言う作者の人生は、戦後の高度成長期に生まれた私には想像もできない程の心の傷を負って、一生懸命生きてきたのだろう。発売から30年近く経って読んだわけだが、年を重ね、人生の後半だからこそ読もうと思い立ち、宗教、哲学的な文章も受け入れる準備ができたのかも知れない。

    0
    2026年07月16日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    大河の一滴最終章を出版されたあとに五木さんのインタビューを観て、手に取ってみた。初版出版が1998年。ちょうど自分が高校生の時だ。確かに当時は狂気じみていて。今のトランプやプーチンに引っ掻き回される国際情勢とはまた違う狂い方だった。

    当時、30年も失われると思わなかったし、日本のステータスがこんなに危うくなるとも思わなかった。でも、今、思えば、個人主義が少しずつ浸透し、自己責任論が行き渡り、社会が殺伐としようとするところだった。その時に、現代につながる問題を指摘しているのはさすがだなと思う。ほんとに自分の存在なんて大河の一滴だし、良いことも悪いことも含んで人生だから、細かなことに一喜一憂せず

    0
    2026年06月19日
  • 蒼ざめた馬を見よ

    Posted by ブクログ

    ずっと探していて、何度も買っては、さらに買いました「蒼ざめた馬を見よ」に、やっと、取り掛かることができた。
    直木賞を獲得した表題作と「天使の墓場」が代表するように、巨大体制に立ち向かう個の奮闘が描かれて、しかし実は体制側の手のひらの上で踊らされていた。時代が進んだ今なら、ちょっと陳腐なところもあったが、自分を昭和中期に立たせて読むと非常に面白い。
    ちなみに逢坂剛の「燃える地の果てに」は「天使の墓場」を参考にしていたような感じを覚えた。

    0
    2026年06月17日
  • 異端の人間学

    Posted by ブクログ

    先に対談第2弾「一寸先は闇」を読んで逆になってしまったが拝読。確り対談するのは初ということで二方とも少し遠慮しているような感じで探り探りの内容。現代日本人が全く知らないロシア像を各々の経験と知識で語り、そこから縦横無尽に話が飛ぶのも面白い。あとがきで五木氏が佐藤優像を「放埓の人」と評しているが正鵠を射ていると思う。まさに「放埓の博覧強記」と言える。五木氏の初期のロシア舞台の小説群をまた読みたくなった。

    0
    2026年06月06日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    最終章のタイトル
    今まで読んだ中でちょっと柔らかい印象だった
    著者が90歳を越えガンを患い
    でも静かな心で受け止める
    年齢がなせる技だろうか
    ここまで生きると身体と心に起こる
    変化があるのだろう

    確かに若い頃は苦しい事が多かった
    年齢を重ねると何だか気持ちが静かに
    なってきたようだ

    人は誰かのために生きる
    著者は亡くなった母のために
    私は誰のために生きようか
    考えなくては

    0
    2026年05月21日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    最近、なんとなく感じていたことが言語化されていて、今読むべくして読んだ本なのかも。
    「心を支えるのは体である」
    対話について 「自分の固定した考えが揺らぐ」ということが大事
    「人は誰かのために生きる」

    PageTurnersにゲストでお話されていた時に、周りの流れ(大河)が早いから自分のペースで流れているだけでも逆らっていることになる
    というような趣旨のコメントがあって、
    流れについていこうと必死になって息切れしているかもしれないとふと感じた。

    法然、今様の話がおもしろく、今も昔も変わらない と感じた。大人になって歴史をひも解くとおもしろい。

    0
    2026年05月06日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    終戦を満州で迎え棄民となり命懸けで日本へ辿り着いた93歳の著者が、生きること、老いていくことなど綴られた作品。高名であるのに偉ぶらない著者の一言一言が染み入る。著者をはじめ満州に取り残された市民は筆舌に尽くし難い体験を余儀なくさせられた。後世に伝えましょうと企画しても言葉が出てこないほどであり、私たちはその様子からも学ばないといけない。

    0
    2026年05月06日
  • 一寸先は闇

    Posted by ブクログ

    鳥の目、虫の目、魚の目と言われる。
    佐藤優さんが鳥の目を、五木寛之さんが虫の目で、現代を微分するのではなく、切り取るのでもなく流れとして魚の目で見せてくれる。

    0
    2026年05月05日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    押し付けがましくもなく、かと言って、それっぽいべき論だけでもなく、実体験も織り交ぜながらだから、なるほどこう言う考え方ねと受け取る受け取らないは別として嫌味に読める。
    コロナ禍でまた売れた理由も納得。

    0
    2026年05月03日
  • 百寺巡礼 第三巻 京都1

    Posted by ブクログ

    改めて知る、様々なお寺の物語、京都暮らし(二度目)で通った龍谷大学で出会った親鸞の苦難の物語りを背景に語る、西本願寺への解説には、様々な思いが込められているようです。二年で日本全国に散在する百のお寺を回りつつ、並行して数多くの著作(仕事)を続けた、著者(当時、既に高齢者となっていた)の頑張りに☆四つです

    0
    2026年04月29日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    なかなか、渋めな乙な一冊でした。
    作者の仏教や世界の物事、歴史観、、、大人すぎるいやダンディーでカッコよすぎる。
    大人の教養として、ただしき大人として大事なことが書いてあります。

    喜怒哀楽の喜楽も大事どけど哀についての力説は、染み入るものがありました。

    0
    2026年04月08日
  • 大河の一滴

    Posted by ブクログ

    購入した時(令和2年)にサクッと読んだと記憶しているが、まったく刺さらずにそのまま積読で寝かしていました。続編が出たという事で改めて読むと、グッとくる内容でした。長らく寝かしていた間に、私がいろいろな経験をして、漸くこの作品を理解出来るようになった事を実感しました!感謝です

    0
    2026年04月02日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    とても沁みました。肩肘の力が抜け切った氏のスタンスにとても寄り添われた感じがしました。自分にもいつ、なが起きるかなんで分からない時代であり年代であることを踏まえて日々ゆったり生きていきたいと考えた64歳のジイでした。

    0
    2026年04月02日
  • 大河の一滴 最終章

    Posted by ブクログ

    大学受験に失敗して、色々自分の人生に悩み、考えていた18歳くらいの時に何度も読んだ本。懐かしい感じの表紙と最終章という見出しを見て、懐かしくなって購入しました。やはり五木さんの読みやすくてわかりやすく、仏教の話などが節々に出てきて一気に読めました。
    五木さんももう90代とのことですが、まだ五木さんの新刊を読めて嬉しく思いました。私も歳を重ねて、考え方は大きく変わってはいないけれど自分も病気をしたり若い頃より自分や親の死が近くなっているわけで、自分が死に面したときのヒントというか考え方の参考に大いになりました。

    0
    2026年03月17日