五木寛之のレビュー一覧

  • 異端の人間学

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    先に対談第2弾「一寸先は闇」を読んで逆になってしまったが拝読。確り対談するのは初ということで二方とも少し遠慮しているような感じで探り探りの内容。現代日本人が全く知らないロシア像を各々の経験と知識で語り、そこから縦横無尽に話が飛ぶのも面白い。あとがきで五木氏が佐藤優像を「放埓の人」と評しているが正鵠を射ていると思う。まさに「放埓の博覧強記」と言える。五木氏の初期のロシア舞台の小説群をまた読みたくなった。

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    2026年06月06日
  • 大河の一滴 最終章

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    最終章のタイトル
    今まで読んだ中でちょっと柔らかい印象だった
    著者が90歳を越えガンを患い
    でも静かな心で受け止める
    年齢がなせる技だろうか
    ここまで生きると身体と心に起こる
    変化があるのだろう

    確かに若い頃は苦しい事が多かった
    年齢を重ねると何だか気持ちが静かに
    なってきたようだ

    人は誰かのために生きる
    著者は亡くなった母のために
    私は誰のために生きようか
    考えなくては

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    2026年05月21日
  • 大河の一滴 最終章

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    最近、なんとなく感じていたことが言語化されていて、今読むべくして読んだ本なのかも。
    「心を支えるのは体である」
    対話について 「自分の固定した考えが揺らぐ」ということが大事
    「人は誰かのために生きる」

    PageTurnersにゲストでお話されていた時に、周りの流れ(大河)が早いから自分のペースで流れているだけでも逆らっていることになる
    というような趣旨のコメントがあって、
    流れについていこうと必死になって息切れしているかもしれないとふと感じた。

    法然、今様の話がおもしろく、今も昔も変わらない と感じた。大人になって歴史をひも解くとおもしろい。

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    2026年05月06日
  • 大河の一滴 最終章

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    終戦を満州で迎え棄民となり命懸けで日本へ辿り着いた93歳の著者が、生きること、老いていくことなど綴られた作品。高名であるのに偉ぶらない著者の一言一言が染み入る。著者をはじめ満州に取り残された市民は筆舌に尽くし難い体験を余儀なくさせられた。後世に伝えましょうと企画しても言葉が出てこないほどであり、私たちはその様子からも学ばないといけない。

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    2026年05月06日
  • 一寸先は闇

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    鳥の目、虫の目、魚の目と言われる。
    佐藤優さんが鳥の目を、五木寛之さんが虫の目で、現代を微分するのではなく、切り取るのでもなく流れとして魚の目で見せてくれる。

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    2026年05月05日
  • 大河の一滴

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    押し付けがましくもなく、かと言って、それっぽいべき論だけでもなく、実体験も織り交ぜながらだから、なるほどこう言う考え方ねと受け取る受け取らないは別として嫌味に読める。
    コロナ禍でまた売れた理由も納得。

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    2026年05月03日
  • 百寺巡礼 第三巻 京都1

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    改めて知る、様々なお寺の物語、京都暮らし(二度目)で通った龍谷大学で出会った親鸞の苦難の物語りを背景に語る、西本願寺への解説には、様々な思いが込められているようです。二年で日本全国に散在する百のお寺を回りつつ、並行して数多くの著作(仕事)を続けた、著者(当時、既に高齢者となっていた)の頑張りに☆四つです

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    2026年04月29日
  • 大河の一滴

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    なかなか、渋めな乙な一冊でした。
    作者の仏教や世界の物事、歴史観、、、大人すぎるいやダンディーでカッコよすぎる。
    大人の教養として、ただしき大人として大事なことが書いてあります。

    喜怒哀楽の喜楽も大事どけど哀についての力説は、染み入るものがありました。

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    2026年04月08日
  • 大河の一滴

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    購入した時(令和2年)にサクッと読んだと記憶しているが、まったく刺さらずにそのまま積読で寝かしていました。続編が出たという事で改めて読むと、グッとくる内容でした。長らく寝かしていた間に、私がいろいろな経験をして、漸くこの作品を理解出来るようになった事を実感しました!感謝です

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    2026年04月02日
  • 大河の一滴 最終章

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    とても沁みました。肩肘の力が抜け切った氏のスタンスにとても寄り添われた感じがしました。自分にもいつ、なが起きるかなんで分からない時代であり年代であることを踏まえて日々ゆったり生きていきたいと考えた64歳のジイでした。

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    2026年04月02日
  • 大河の一滴 最終章

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    大学受験に失敗して、色々自分の人生に悩み、考えていた18歳くらいの時に何度も読んだ本。懐かしい感じの表紙と最終章という見出しを見て、懐かしくなって購入しました。やはり五木さんの読みやすくてわかりやすく、仏教の話などが節々に出てきて一気に読めました。
    五木さんももう90代とのことですが、まだ五木さんの新刊を読めて嬉しく思いました。私も歳を重ねて、考え方は大きく変わってはいないけれど自分も病気をしたり若い頃より自分や親の死が近くなっているわけで、自分が死に面したときのヒントというか考え方の参考に大いになりました。

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    2026年03月17日
  • 大河の一滴

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    久々にすごく興味深い本に出会った。社会人になってから感じるモヤモヤした感情を言語化してくれた感じ。濁世を嘆くのではなく、濁った川なら足を洗えば良い。大河の一滴という考えも凄くしっくりきた。悩み事が小さく感じるしどうせ海に帰るんだからって良い諦めができる気がする。

    p162散々乾いた世の中や現状を多くの知識を持った上で分析して話てきたのに終わり方が意外とシンプルで良い「いろいろなものを受け入れて、たくさんのものを好きになったほうが人生、楽しいのではないか」難しく考えない。ここに書かれたのが全てよね

    顔施 にっこりと花のように笑うこと

    p245 君看よや双眼の色、語らざれば憂なきに似たり

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    2026年03月07日
  • 捨てない生きかた(マガジンハウス新書)

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    シンプルに暮らすのとモノにあふれて豊かに暮らすのと 歴史、建物なんかは文化だこら本来は維持させていくことに工数をかけていくのがいいんだよね。本当にそう思うわ。なんか軽いモノしか残らない寂しさがあるよね。歴史も、一般市民はこうだった、っていう苦しみや辛さが残されなくて、大きな出来事や偉い人の言葉しか残らないなんて、本当に味気ないし、今だからこそ本音、本当のことを伝えようよ、と思うわ。

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    2026年03月14日
  • 大河の一滴 最終章

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    病院に世話になることなく90まで生きてきて「中咽頭がんステージⅡ」を診断されて書かれた1冊。あとがきにあった「生者は死者のために1日でも長き生きる義務があると思う」が印象的だった。

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    2026年03月02日
  • 大河の一滴 最終章

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    著者ご自身も書いておられるが「人は誰かのために生きる」ということだなぁと思う
    以前読んだ柳美里さんの『JR上野駅公園口』で感じたことも同じだった、柳美里さんはクリスチャンだが、奇しくも浄土真宗の家系の主人公だったからか

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    2026年02月27日
  • 大河の一滴 最終章

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    昨年の夏にインド旅行に行った際にお供として持って行った「大河の一滴」。刺激的なインド旅行に花を添える一冊だった。

    発刊から約30年後のこのタイミングでまさか「最終章」が発売されるとは思ってもなく、書店で偶々見つけた時は思わず「マジか!」と声が漏れ出てしまいそのまま流れるようにセルフレジに向かい購入してしまった本書。

    これも偶々ではあるが、友人がインド旅行に10数年振りに行く数日前にこの本に出逢ってしまったのもなにかしらの「運」めいたものを感じる。

    「孤独」に対する筆者の考え方に恐ろしい程に共感を覚えた。道に迷うようなことがあれば、時折この本に立ち返りたいと思った。

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    2026年02月17日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    ネタバレ

    ずっと読んでみたかったが、なかなか手が出なかった。
    やはり大河ドラマの序章のような、これから大きな事が起こっていくであろう話。

    貧しい人たちの命は今よりもずっと粗末に扱われていた時代。

    面白かった。続きが楽しみ。

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    2026年02月10日
  • あきらめる力

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    新しい発想。あきらめるなの教育を受けてきたから、とても斬新。50歳をすぎたら、必須の考えなのかも、、

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    2025年12月14日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    五木寛之が親鸞を書き始めた頃、年取るとこんな世界(宗教)に行くのかと冷ややかだったけど、読み始めると流石、大菩薩峠みたいな面白いさ。

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    2025年09月28日
  • 百寺巡礼 第一巻 奈良

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    百寺の最初の十寺は、全て奈良の代表的な寺。
    予備知識なく行かれたと何処かに書いてたと思いますが、作者は元々の知識があるので視点が広く、その物語がとても興味深い。唐招提寺のところが好きです。実際に行ってみたくなるし、続編も読んでみたい。

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    2025年09月20日