五木寛之のレビュー一覧

  • 孤独のすすめ 人生後半の生き方

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    五木寛之著「孤独のすすめ」
    個人としての生き方を示したようなタイトルに対し内容はとても大きなこれからの日本のためにと言うものでした。
    その核となる考え方は高齢者にターゲットを当てた、しかも高齢者主導の社会の構築。
    今の日本が抱える不安、問題に対し目を背け心配することをやめる「心配停止」状態の社会ではならない。
    高齢化、少子化にきっちりと目を向け、むしろそれを逆手に取った発想で逆境を乗り切れ、と。

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    2017年08月15日
  • 養生のヒント

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    生まれてこのかた検査も病院通いもしたことがない著者は、自分の五感で身体を感じ、養生し、まさに自己責任で生きている。

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    2017年07月01日
  • 青春の門 第六部 再起篇 【五木寛之ノベリスク】

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    ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発!

    御年84歳の五木寛之が年明けから23年ぶりに週刊現代で「青春の門」の連載を再開した。第九部からということだが、私はどこまで読んだか全く記憶がないので、適当なところから読み始めてみた。30分もあれば100ページ以上読み進めてしまうこの軽さが懐かしい。
    (B)

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    2017年04月23日
  • 金沢あかり坂

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    古都=金沢の不思議な魅力が、そこに暮らす人たちの人間模様によって表現されている。地に足を着けて生きる者。外の世界に憧れて逃げ出すもの。変革を求めて新しい風を持ち込むもの。そうしたすべての者たちを、金沢という街は常に暖かく包み込んでくれる。そんな全体像がこの作品から見えてくる。

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    2017年04月16日
  • 下山の思想

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    ここに書かれてあることに対しての賛否はともかく、今の自分のモードがまさに山の頂上から麓への着地という感じだったので、ドンピシャ。

    最近、確信があるんだ。

    これからは勝ち組の時代ではない。
    共生の時代が始まる。

    そこにどう臨むべきか。

    この本に答えはない。ただ賢者からの警鐘がある。

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    2017年03月15日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    終わりに鴨川で弥七?が言い放った「こんな世間を変える為に僧になったんちゃうか」みたいな台詞がこれからをワクワクさせる。

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    2017年03月13日
  • 親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    怒濤の展開の下巻。凝縮されすぎていて感想を書くのが難しいくらいおもしろい。当時の宗教観や死生観は、心の支えでありながら、自らを律する鎖でもあったのだろうと思う。現代人には少し欠けてる部分なのかも。
    めちゃくちゃするやつももそれなりに出てくるのだが、皆真っ直ぐなので嫌いになれない。

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    2016年12月05日
  • 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    どこまでが実話?すべてが物語?よくわからないが、引き込む力はすごいと思う。これから、どうやって浄土真宗が興ってゆくのか先が気になるが、単なる青年僧の成長物語として読んでも面白い。

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    2016年12月01日
  • 養生の実技 ――つよいカラダでなく

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    ネタバレ

     五木寛之氏(1932年生まれ)の「養生の実技」(2004.12)を読みました。治療より養生、もっともですね(^-^)内容は、すっと納得できるものと、えっ?と疑問に思うことと半々ぐらいでしょうか・・・w。「父の享年より長く生きたい」、その気持ちはよくわかります!
     五木寛之 著「養生の実技」(2004.12)、再読です。「話題の健康法には常に正反対の意見があり、自分の身体からの声をよく聞き、自らの養生スタイルを持つ」、著者のこの考え方に同感です。体によいこと、健康によいことは、「適度の運動をし、多くの食品をよく噛んで食べ、楽しく過ごして、ぐっすり眠る」といった万人に共通なことと個別なことがある

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    2019年02月27日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    ネタバレ

    親鸞の最晩年。親鸞を取り巻く人々が主役でもある。
    親鸞を中心に据えているものの、いろいろな怪しい人物も現れるエンターテイメント作品である。

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    2016年07月18日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    仏教(浄土真宗)の信者でもある五木寛之さんのエッセイ。押し付けがましいところが一切なく、肩の力が抜けていて自然体で読み易い。
    『見テ 知リソ 知リテ ナ見ソ』柳宗悦(心偈より)…見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい→予備知識や固定観念が邪魔になる事がある。直感を信じよ。
    『人生に希望はあるか、という問題ですが、ぼくはやっぱりないと思います。』
    『人間の一生というものが死へむかって進んでゆく旅行である』等々。
    2巻目以降も出ているみたいなので機会があれば読んでみたい。

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    2016年06月12日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    60越えて京に戻って来たところからスタート、かなり伝奇的になってきて面白くなって来た。実は親鸞=イーサン・ハントでもよかったんでは、と思うが親鸞=チャールズ・エグゼビアな感じです。親鸞自身は親鸞なままなんですが、回りが普通の人でなさすぎるのでミラクルな事に(あははは)。ものすごくおもろいです。

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    2016年06月03日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    越後でのゆるめの生活、施療院をはじめるが為政者の交代とともに親鸞は脇へ、さらに鉄杖の自殺、法然の訃報。関東からの勧誘をうけて移動。関東での生活の終盤は恵信の帰越後、そして浄寛の死。京に戻る決意をするところまで。
    激動篇と名がついているものの、あまり激動ではないように感じる。布教的な活動はほとんど描かれず、親鸞の内面と政治的な動きや敵味方分かれてのスパイというかニンジャ合戦的なアクションが面白い。とはいえ、楽しく物語りを追うだけでそれなりに親鸞の考えが的確に理解できるしくみになっている。理解する、というのと信心するというのは全くの別モンだということも実感できるのが面白い。そんなんでええんか?親鸞

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    2016年06月03日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    覚蓮坊と竜夫人の闘い
    一般世間の人を代表する長男夫婦と親鸞の心理的距離関係
    親子の絆と念仏に対する正しい姿勢の中で苦悩する親鸞
    入寂前に、他力を実感し、他力本願を自分自身の中で完成させる。
    陰謀とアクション、親子の葛藤、親鸞と若き日の親鸞と関わりのあった人々、そして他力本願、複雑に絡み合い、最後には穏やかになる。

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    2016年05月29日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    他力本願とは何か?
    非常に分かりづらく、法然、親鸞が生きていた当時から、誤解・曲解があり、京を中心とした西日本では布教が制限され、やむを得ず北関東を中心に東日本で布教活動をしていたことが描かれる。
    特に「他力」についての、理解は難しく、悪行をなしても念仏すれば浄土にいけると理解されたりするが、作者は親鸞と唯円との会話で「他力本願とは何か?」「他力の本質」を表わそうとしている。

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    2016年05月29日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    越後に到着してから雨乞法要が終了するまで。越後出身の恵信尼が親鸞の唯一の妻女という設定。外道院や長治、鉄杖など魅力的な登場人物が出てくるがかなり駆け足気味で激動というよりも激流、あれよあれよというまに流されてしまっていて、親鸞なにやっとんねん、と突っ込みたくなる。地方に根付いた原始信仰の中に新しい宗教がはいっていく難しさを感じさせてくれてとても興味深い。

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    2016年05月29日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(上) 【五木寛之ノベリスク】

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    親鸞のことを快く思わない者がいて、そこからの嫌がらせを受けるっていう、この物語に通底する流れは相変わらず。でも本巻は、身内の揉め事とかも絡ませてきたり、親子の葛藤が描かれたりもして、ちょっとバラエティ豊かな感じ。次でいよいよ完結だけど、どんな高みにたどり着くのか、結論が楽しみです。

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    2016年05月28日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    割と普通とは反対の考え方をしていて面白かった。
    明るく明るくと、プラスに考え過ぎず的なのも、なんだか良かった。
    明るくないとさも悪いみたいな、ネガティブは悪いこと?みたいな意見は「確かに。そういう世の中になってきているのが、問題かもな」と思わなかった考えが生まれたりした。最後の12章が良かった。

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    2016年05月19日
  • 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    ちょっと中だるみ感あり。もちろん親鸞その人がぶれまくっていてもいけない訳で、その信念の部分が動かせない以上、突拍子もない展開は望むべきでないのは分かる。ただ、降りかかる災難とか、それに対しての行動変容とか、結構なパターン化に陥っている気が… あと細かい部分だと、各章の結びで、ほとんど同じ文章でくくられているところ、複数箇所ありません?なんか気になっちゃいました。

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    2016年05月13日
  • 新老人の思想

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    世代間ではなく、老人世代同士で負担を分かち合うとの提言が新鮮で覚悟を感じる。言葉の端々にユーモアがあり、楽しく読める。

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    2016年05月10日