五木寛之のレビュー一覧

  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    童話「青い鳥」兄妹が部屋に戻ったら青い鳥がいた。原作ではでその後すぐに鳥は逃げてしまうらしい。そして今の日本が、青い鳥が去った後の状態だという。それでも皆幸せを探している。

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    2012年05月14日
  • 養生の実技 ――つよいカラダでなく

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    ネタバレ

    ある日、お風呂につかって、身体、頭を泡立ててゴシゴシ洗っている人達を見てた時に、以前本で読んだ無農薬りんごの木村秋則さんの顔がでてきました。お風呂あがって洗面台の前では、育毛剤をバシャバシャ頭にふりかけ、パンパンとマッサージしてる人が多いことに気づきます。(特に髪が薄い方は特に)
    はて??と思い、何の知らせかな??と考えていたら、無農薬・自然農法で立派にりんごを育てることができることを証明した木村さん。ふっと石鹸やシャンプー、育毛剤等が農薬・科学肥料みたく思えて、洗うことに疑問をもち、ネットで検索をかけたところ→タモリの体をあらわない入浴法→五木さんがでてきました。この方、髪をほとんど洗わない

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    2013年08月15日
  • 弱き者の生き方

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    経験者の言葉ほど重いものはない。
    私はどこの地に立っても、足元の土を感じながら、あの頃何があったのか、どれだけの人が命を落としたか、どんなに無念だったか、考えずにいられない。
    その命と犠牲の柱の上に私たちは生きてるわけでしょ。
    ならば、やっぱり今の時代をガンガン切り開いてアドレナリン出しながら生きていこうと思うんだよね。

    P5 絶望におちるのではなく、希望にすがるのでもなく、微笑みながら夜をいく人、というのが私の感じたことだった。

    P39 東京大空襲:日本人の、敵を恨むという感情をわりあい早く消し去る国民性というものは古代からあるんでしょうか。

    P57 極寒のシベリアで夜中、虱が隣で寝て

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    2012年02月26日
  • 朱鷺の墓 上

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    今まで読んだ中で最高傑作!大好きな一冊です。

    戦争や差別にも負けず、ひたすらイワーノフを愛しぬいた染乃。
    愛する人とただ静かに生きたいという信念を持ち、どんな厳しい環境にも負けない染乃に心を打たれました。

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    2012年02月15日
  • 人間の覚悟

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    五木寛之・著。
    初版・2008年11月、191ページ。

    重い。暗い。深い。
    五木寛之氏の本は初めてで、この人の考え方に触れたのは初めてだったので、少々びっくりした。
    少なくとも、30代前半の自分としては、現段階では、その深い意味での理解ができないと思った。

    ただ、氏が、自身の原体験として、戦後のエグい体験があるからこそ、「覚悟」「あきらめる」ということに対して、かなりの説得力がある。
    武士道の精神や、日本的な思想・宗教観などとも近く、かなり納得し、実生活においても、氏の考え方を取り入れて行動していける部分はあるが、
    ただ、個人的には、氏の考え方は否定的に過ぎると思うので、自分なりにポジティ

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    2012年01月24日
  • 五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて

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    『大河の一滴』も良かったけどこっちもユーモアとペーソス満載で素晴らしいエッセイだなぁ・・・。カフェーや場末の飲み屋でロシア文学やシャンソンについて激論していた筆者の大学生時代、ただただ羨ましい。文学部の鑑やね。

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    2011年12月10日
  • 五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて

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    ネタバレ

    ある時代を反映したような文章。
    耳障りのよい言葉に、浸かっていく人たちもいた。

    風に吹かれて、風に吹かれるままに生きていくのもいいかもしれない。

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    2011年12月04日
  • いまを生きるちから

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    近年、流行っている(?)ポジティブシンキング一番という考え方に、疑問を呈しているようにも読める。

    悲しむことや泣くこと(マイナスの感情)は悪なのか。

    私も、ポジティブシンキングがもてはやされる風潮に少し疑問を感じていた。

    著者は、中庸が大切だと説く。
    マイナスの感情を知っているからプラスが分かる。

    我が意を得たりだと思った。

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    2011年11月06日
  • 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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    なんだか落ち着く、そんな本だった。

    迷った時、変に焦っている時、周りを見ている余裕がない時なんかに、また読みたいと思う。

    ありがちな自己啓発本よりも、自然に内省を促してくれる本。

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    2011年04月28日
  • 他力

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    仏教の世界では、人間は生まれてきた時から“四百四病”をその身に秘めているそうです。

    天然痘を発見したパスツール以来の西洋医学とは真逆。

    そこには“闘病”という発想は無く、“病と共に生きていく”という肯定のこころがあります。

    仏教ではこのことを“同治”というそうです。

    ボクは仏教のこともブッダのこともあまりよくわかりません。

    でもこの本を読んでいると、「仏教って、いまの時代に必要なんじゃないかな・・・?」と大いに考えさせられます。

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    2011年04月27日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    青春群像劇の最たる小説。主人公がかっこ良すぎるのが(生い立ちや親の人物像も含めて)いかにも小説という体だが。

    日常、よく「時代が違う」などという言葉を耳にするが、そうでもないんじゃない?青春ってもっと普遍的なんじゃないか?

    尤も、青春が普遍的っていうのも変なのだけど。

    男子も女子もティーンエイジャーは特に一読すべし。

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    2011年04月05日
  • 百寺巡礼 第一巻 奈良

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    お寺に参る前に読むと行きたくなり、参った後に読めばまた行きたくなる、という本です。おかげでお寺巡りが趣味になりそうです。

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    2010年12月23日
  • 百寺巡礼 第三巻 京都1

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    金閣寺、銀閣寺に始まり、清水寺に至るまでさながら修学旅行のような豪華ラインナップです。

    しかし、そうした派手さとは裏腹に、五木氏の仏教に対する宗派を越えた洞察の鋭さには敬服します。

    ちょうど銀閣寺の章を読んでいるときに、NHKで銀閣寺の創建当初の姿に迫る非常に興味深い番組が放送されていました。何でも、白壁に明礬を塗りこめた、きらきら輝く白亜の建物だったとか。
    こうした知見を踏まえると、また新しい角度から銀閣寺、足利義政を理解することが出来るのではないかと思います。ぜひ、五木氏の意見も聞いてみたいです。

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    2010年10月17日
  • 五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて

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    五木寛之が、異次元の時間と空間へのた旅を続ける青春の軌跡とある
    戦中派にも戦後派にも楽しめる、懐かしい話のいっぱいに詰まった小説である。

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    2010年03月22日
  • 百寺巡礼 第十巻 四国・九州

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    善通寺に着くと

    まず、有岡古墳群の中の大墓山古墳を訪れている。

    善通寺駅から車で5分位走ると

    突然右手に出現する大墓山古墳。

    この古墳の上にのぼると飯野山が見える。

    そして

    「さらに、その讃岐富士から視線を転じていくと

     森の向こうに五重塔がそびえているのが見えた。」とある。

    ここにある古墳群の多くは

    空海の家の墓であると考えられている。


    この大墓山古墳のすぐ南にも

    宮が尾古墳があった。

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    2009年10月16日
  • さらばモスクワ愚連隊

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    五木寛之は1965年、かねてから憧れの地であったソ連・北欧を旅します。そしてその地が舞台となったデビュー作「さらばモスクワ愚連隊」や「GIブルース」、「白いオルフェ」をはじめとした収録作品。

    主人公は、いずれも夢破れ一線を退いた、もしくはあまりにも早く何かを悟ってしまった男たちです。行間から音楽が聞こえてきそうな文章力がさすが!どの作品も結末の悲劇が物悲しいです。

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    2009年10月04日
  • 百寺巡礼 第十巻 四国・九州

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    百寺巡礼の旅も遂に最終巻で私の故郷の九州へ。
    どんなお寺を巡るのか楽しみにしていたのだけど、なるほどまだまだ知らない場所やお話は沢山あって、最初の巻にあった新鮮な感嘆は最後まで途切れることなく。
    お遍路さんを見ては、『人はなにもかも自力のままに行動するのではない』という、「縁」とか「他力」の不思議さ大切さに思い巡らせ、「隠れ念仏」の口伝には人吉の地に埋まっている多くの人々が紡いだ歴史の痛みが知れる。
    そしてこれまでに何度も出てくた神仏習合に対しても、『巨木や巨石や山や海などに対する畏怖と尊敬の念のなかから自然に育まれてきた』日本人の神の意識と中国大陸や朝鮮半島から伝来した仏教の自然な融和につい

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    2011年07月18日
  • 青年は荒野をめざす

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    ジャズミュージシャンを目指す20歳のジュン。
    行きつけのBarで「お前さんには何か欠けているものがある」
    「音がキレイすぎて、こっちに共鳴させるものがないわ。鑑賞用演奏なのよ」
    と言われ自分はもっと苦労しなければならないとソ連へ旅立つ。

    旅はソ連からヨーロッパへ続くが、その先々でハプニングや強烈な人々との出会いに遭遇することになる。
    自分は、ジュンがそれらの出会いを通じ一歩一歩成長していく姿にとても励まされた。
    自分もジュンの様にチャレンジ精神を持って、生きていきたいと強く思った作品。
    名言が沢山ちりばめられていて大学生活の中で出会った本で一番心に残っている本です。
    人生のバイブルにします・

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    2009年10月04日
  • 林住期

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    50歳からが、本来の自己を生かす。自分を見つめる。心の中で求めていた生き方をする。他人や組織のためでなく、ただ自分のために残された時間と日々を過ごす。人生の黄金期

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    2011年05月28日
  • 人間の覚悟

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    生きることの大変さと儚さを胸に、この一日一日を生きていくしかない。そう覚悟しているのです。五木氏はこの本でこう締めくくっている。無条件にこの本は良かった。

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    2011年07月19日