五木寛之のレビュー一覧

  • 親鸞(しんらん) 完結篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    3部作全部読んだ上での感想。
    もともと自分の家が浄土真宗というのは父から聞いていたが、詳しいことは調べず、日本史の授業で親鸞について学んだのみ。
    本屋で見かけた時に強烈に印象に残ったため1部から3部まで一気読み。単純な面白さでいうと1部>2部>3部という感じ。
    1部では親鸞がどのようにして念仏と出会うか、なぜそれを選んだのか、が心情も交えて細かに書かれるため読んでいてグッとくるシーンもある。もはや醍醐味が全て1部に詰まっていると言っても良いのではないか。
    2部から3部にかけては話をまとめていくのだが、時折キャラクターとの兼ね合いや事件で盛り上がったり盛り下がったり。
    最期は親鸞の心情の描写も減

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    2022年03月14日
  • 捨てない生きかた(マガジンハウス新書)

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    ネタバレ

     断捨離もいいけれども,それでホントにあなたの生活は充実したものになるの? という「捨てる」ことに疑問を投げかける本が出た! 著者は五木寛之氏,買わなければなるまい。しかも,この新書はマガジンハウスというところが出版した初めての新書らしい。
     五木さんは,決して「捨てるな」と言っているわけではなく。そのゴミのようなものさえも,あなたに何かを語っているのではないかと言っているのだ。
     あとがきに「もし,この瞬間に,身のまわりにあるモノをすべて捨てて,スッキリした空間に身をおいたとします。はたして,幸福でしょうか。」(本書p.194)と呼びかけている。さて,あなたはなんと答えるのか。
     本当に大切

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    2022年02月15日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    筑豊の飯塚市に3年間住んでました。青春の門の筑豊ね、と言われてました。何となく青春の門は知ってましたが改めて小説を読みました。
    いい小説でした。

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    2021年11月23日
  • 親鸞(しんらん) 完結篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

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    最後の部分は、幸いにも京都・御影堂にて拝読できました。人間親鸞、南無阿弥陀仏。素晴らしい著作でした。

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    2021年11月02日
  • かもめのジョナサン【完成版】

    購入済み

    生の追求

    ただ生きること。天敵から身を守り、食事を得て、子を育てること。これらは尊く、ないがしろにできるものではないと思う。しかし、それらと同等の強い想いを別に持つことができたなら、人生に強靱さが加わる。

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    2021年10月27日
  • 青春の門 第九部 漂流篇 【五木寛之ノベリスク】

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    感想ではないのですが、末國善己氏の解説の最後「青春の門は現在、連載中の『新 青春の門 第十部 疾走編』で完結する。」って!
    いつ連載が始まったのかな?やっぱり週間現代なのかな?
    どなたか教えて下さい

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    2021年09月21日
  • 新・幸福論―青い鳥の去ったあと―それでも私たちは、幸せを探している。

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    「青い鳥」の去ったあとを生きなければならない。
    格差と、ふとしたときに感じる喜び。命を食べること。
    盲目であることが幸福なら、私は盲目ではありたくない。

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    2021年09月21日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    ひとつのことを極めることで得られる解脱、悟りようなものはあると思う(少なくともあってほしい)。五木寛之氏は「ゾーン」と書いているが、そういう一時的な感覚ではなく、人生観を変えるような何かである。それは、生死を扱うような武術・武道の類のみならず、茶道や華道などにもみられるし、禅的にいえば仕事家事全般、なんでもそうだろう(要は、取り組み方)。

    ジョナサンにとっては「飛ぶ」ということが、それだった。作者のリチャード・バック氏が戦闘機や曲芸飛行のパイロットであったこと、シルバ・マインド・コントロールの経験者であることを考えると、本人の体験をもとに記したものであることは想像に難くない。

    悟りを得た人

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    2021年09月18日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    五木寛之
    青年は荒野をめざすが無い?

    青春の門、30数年前に初版本で読みました。
    伊吹信介の勝手極まる行動が思いでがあります。

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    2021年08月27日
  • 自分という奇蹟

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    自分にはどうにもならない事がある。
    自分を認めて、受け入れよう
    そう書いてあった。
    著者が言うように、語るように書いてあるこの本は
    読みやすく、ながらで読める
    自然体で無理をせず、ありのままを受け入れることも大切。
    笑うことも泣くことも出来るのが人間でそれによって心の変化もあるとあった。
    押し付けがましくない内容に、心地よく読むことができた。

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    2021年08月26日
  • 人間の関係

    購入済み

    読みやすく心が軽くなる

    五木さんの、本はサラサラっと心に流れ込み、なぜか心が軽くなる。少し何かヒントはないものかと、息詰まった時に読みたくなります。また、何となく暇潰しに読むにも重たくなく読みやすい御茶漬けのような本です。

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    2021年07月10日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    10代前半の頃に読み、非常に感銘を受けた本。
    人生で一番つまらない時期を過ごした今、完全版を買って読み返してみた。
    感想が思い浮かびすぎて、上手く言葉に出せない
    つまらない言葉になるけど、自分の人生を振り返るきっかけになった。

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    2021年06月27日
  • 退屈のすすめ

    購入済み

    タイトルに惹かれて

    退屈のすすめ?とふっと手に取りたくなる。退屈の中に仕事から解放される様々な遊び方があるんだと興味がわきました。特にわたしも靴にとても愛着があるので、靴磨きに力をいれたいなぁと思いたち、プロに二足もメンテナンスを頼むきっかけになりました。小さな事から楽しみを見つけ趣味となるんだと学べる1冊です。

    #タメになる #癒やされる #ほのぼの

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    2021年05月29日
  • 雨の日には車をみがいて

    購入済み

    何度読んでも

    三十年ぐらい前に、友人にもらって良かったので、また他の友人に薦めてあげた本。懐かしくて電子書籍で買いました。五木ひろゆきさんの本の表現は、とても心に染みて美しい情景と心の描写が素晴らしいので、何度読んでも良いです。若い頃には知らなかった事が今読むとすぐに分かる物があって自分も成長したんだなぁと感じました。

    #深い #切ない #笑える

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    2021年05月28日
  • 生き抜くヒント(新潮新書)

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    ネタバレ

    内容もさることながら、表現が豊かな点で、学ぶところがたくさんありました。
    同じことを描写するにも、気持ちのこもった情景が表されているので、見習いたいと思いました。

    内容については、健康を大きな関心事としていながらも、「人はい稀ながらにして病人」だと思っていらっしゃるという、その考え方がユニークでした。

    趣味は「養生」だそうです。確かに。生きながら、日々、身体のメンテナンスをしているわけですよね。

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    2021年05月19日
  • 養生のヒント

    ネタバレ 購入済み

    心穏やかになれる

    50歳になった私が、ふっと心が軽くなり、老いが当然で楽しい事であるという心境にさせてもらえた。何度も繰り返し読み返したくなるエッセイでした。

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    2021年05月01日
  • 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】

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    筑豊の炭鉱のイメージはもうどこにもないですね。北九州のイメージは、田川といっしょに、ヤマのひと言。あらっぽいまちでした。

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    2021年05月01日
  • 心が挫けそうになった日に(新潮文庫)

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    世界史も仏教も哲学も、盛り沢山だけど教科書には載っていないものが腑に落ちまくり。
    特に引揚者だからこその真実が随所にあり、一気に時代にひきこまれる。

    大戴礼記についての実父から教わった件は必読。

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    2021年03月14日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    小学生の時に読んで、サイケデリックを体験してから読み直したら感想が変わった。自分が日々考えている統合と分断についてや何かを探求していくうちに分かり合える仲間が減ってしまうことこと、一般性を失った人はどうなるのか、人生における他人の存在意義など、自分が普段考えていることに近いことに関するヒントをくれる本だった。

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    2021年01月08日
  • かもめのジョナサン【完成版】

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    宗教とはなんなのか?哲学とはなんなのか?
    考えるヒントを与えてくれる1冊。

    読み終わった後は自分の感覚を1番大事にしたい。
    感じたままが今の私なんだなと思えた。

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    2020年12月26日