【感想・ネタバレ】養生のヒントのレビュー

あらすじ

養生は人生の“質”を決める――。健康を失えば、一挙に下流へ転落しかねない。そんな超高齢大国日本で生き抜くための心と体を整える珠玉のエッセイ!

【目次】
第一章 生
生きることはストレスである
「ため息」も感情の一種 ほか

第二章 養生
吸うことより吐くことが大事
呼吸で末端を生き生きとさせる ほか

第三章 病
がん問題はボーダーレス
医学界の言葉遣いに抱く違和感 ほか

第四章 老
老化を素直に受け入れる
寿命にも“程”がある ほか

第五章 死
寝る前と起きる前に死を考える
がんは「死ぬまでの用意ができる病気」ととらえる ほか

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心穏やかになれる

50歳になった私が、ふっと心が軽くなり、老いが当然で楽しい事であるという心境にさせてもらえた。何度も繰り返し読み返したくなるエッセイでした。

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

五木寛之 著「養生のヒント」、2015.3発行。五木寛之さんの「生・養生・病・老・死」に関する本音が語られていて面白かったです。①「治療」というのは火事になってから消火器を買いに走るようなもの。その前に「養生」がある。②毎年「養生のテーマ」を決めている。ここ数年は「歩行」や「自立」。「嚥下(えんげ)」や「咀嚼(そしゃく)」の年も。③老後の趣味としての養生。

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2019年04月19日

Posted by ブクログ

生まれてこのかた検査も病院通いもしたことがない著者は、自分の五感で身体を感じ、養生し、まさに自己責任で生きている。

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2017年07月01日

Posted by ブクログ

前半の「生」「養生」「病」あたりまではまあそうかなといった具合だが、後半の「老」や「死」の章になって俄然含蓄と説得力を持ってくる。
著者自身が実践し又思考している生の実践を、淡々とではあるが、研究した仏教等にも絡めながら、独自の死生観を披露している。

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2015年05月27日

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