【感想・ネタバレ】背進の思想(新潮新書)のレビュー

あらすじ

ただひたむきに前を向いて「前進」するだけが、生きることではない。いつの時代も、人は何万年もの記憶の集積の上に今を生き、自分もまた忘れがたい過去の集積体なのだ。雑事に追われる日々の中に、無意識の声、遠い過去からの足音が聞こえてくる。変わり続ける世相の中にも、予測しえない未来がふと浮かぶ。ときに反時代的であっても、後ろを向きながら前へ進む――混迷と不安の時代を生き抜く「背進」の思想。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

36のテーマ、ひとつのテーマ約5ページ前後。今の時代にどう適応していくのか?前に進む事だけでは無い、反時代的に生きる事も必要とのこと。「確かに」と思える事多々あり。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

喫緊の著なのかな。
コロナ禍を経験しているから。
五木寛之氏も90歳ということらしい。
もう大御所も大御所なのだろう。
こんなエッセイ(失礼)で晩年の小遣いが稼げればもうけものだな。

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 五木寛之さん、作家、作詞家、エッセイスト、宗教家、養生家、ダンディ・・・。私にとっては養生に関する先生ですw。「背進の思想」、2022.2発行。間もなく90を迎える著者の思いがエッセイに綴られています。①捨てるべきものはモノではなく、さまざまな事に執着する自分の雑念である。②講演、対話、著述の日々。講演での心がけ3つ。自分はこう思う(エライ人の名前を出さない)、数字をあげて話をしない、黒板や映像を使わない。③国民すべてがマスク。戦後70有余年、これほどの一体感を覚えた時代はなかったのでは。
 五木寛之さん、遠くをよく見ていると、ある朝、突然に、老眼鏡なしで新聞が読めたそうです。良かったですね。私は、昨日からどうやら飛蚊症のようです。慣れるしかないのかなと思っていますが~~~。五木寛之「背信の思想」、2022.2発行。混迷と不安の時代、後ろを向きながら前へ進む。

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2022年05月17日

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