【感想・ネタバレ】五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 白夜物語 五木寛之北欧小説集のレビュー

あらすじ

ムンクの版画「叫び」におののくノルウェーの娘ジュリー(「夏の怖れ」)。体内から湧く激しい「衝動」の正体にとまどい、旅先のオスロで自死するオリエ(「ヴァイキングの祭り」)。明けるとも暮れるともつかない妖しい薄明が、街と森と湖をつつむ北欧の夜。その白夜の中に展げられる愛と孤独と憂愁のドラマ。「霧のカレリア」「白夜のオルフェ」を含む4編を収録。北欧を舞台に青春の彷徨を描いた香り高い五木文学の傑作集。

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Posted by ブクログ

第3回。

えみりさんへ
とても面白く読みました。ありがとう!
昼の長い夏と、夜が終わらない冬。光と闇の世界への経過を、青春時代の心の移り変わりと重ねて描く手法が、じつにみごと。
個人的には「霧のカレリア」が気に入っています。(加藤)

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2010年06月21日

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